JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

CDラジカセ CFD-S05 修理

2014-09-23 | Weblog
SONY製 CDラジカセ CFD-S05の音が片方しか出なくなったと同僚が。
購入が2011年10月末頃ですので、ちょっと壊れるのが早いような気がします。

お決まりの、壊れても良いなら見てみるけど....
片方でも聞けたら良いからと、断られるかと思いきや、食いついてしまいました。

「お願いします」

本体側に大きな基板、上部にはCDユニットとカセットユニットがあり、
これがリボンケーブルとコネクタ付きの電線で結ばれている。
どう頑張って見ても、通電状態でオシロスコープのプローブを当てられない。


仕方ないので、基板を摘出して、見たいポイントに電線を半田付けして信号を引っ張り出して
元に戻して動作状態にし測定。これを繰り返し、どこで信号が途切れているかを探します。

電解コンデンサの容量抜けがあり、2個を交換。
これで バッチリ! と思ったが、まだ音が出ない。

何?

あれこれ調べるも問題なし、もしかして
なんとスピーカー自体が壊れていました。 チャンチャン

最初に、アナログテスターでスピーカーの端子を触ってやると、両方とも
同じ位の大きさで、「ガザゴソ」 言っていたので、スピーカーは
生きているなと判断したのが大きな間違いでした。

まじめに測定しておけば、そんなに時間はかからなかったであろう
修理ですが、とんだ回り道をしてしまいました。

手持ちのスピーカーで修理を終え、音が悪いかな?と心配しましたが
元のスピーカーが、オーディオマニアをうならせるような音ではなかったので
交換後も左右同等の音で問題ありませんでした。

一丁上がり!

回路図が無いので大変でした。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« FT-900 14台目 | トップ | QSL発送 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事