JR4GPAの「つぶやき」

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TS-940S 修理 その3

2017-09-24 | Weblog
TS-940S 修理の続きです。

不具合箇所の修理が終わったのですが、修理中に
FANの音が大きいのに気づいていました。
それはすぐに終わる作業なので、後回しにしていたので
忘れる前に注油をしておきましょう。

電源部冷却用


ファイナル冷却用


最後に総合調整。
何台かやった事があるので、思い出しながらやって行きます。
昔メモしている 「将来の自分へのコメント」 が割と役に立ちます。
何年も前、いや何ヶ月、いやいや数日前の事でも思い出せない事が
あるので、メモは大切です。

PLLユニットとCARユニットの調整には、毎回泣かされております。
滅多に触る所ではないのでこうなったのでしょうね。
CARユニットは色々外して、フロントパネルを倒してからじゃないと
調整できません。

これでやっとTS-940Sの修理が終わりました。


WEBや雑誌で、最新機種と調整を何年もしていない古い機種を比較して
最近の機種の方が良く聞こえた、いや同じく位だったなんて
書かれていますが、同じ位だったらその古い機種をちゃんと調整したら
最新機種より良く聞こえるんじゃないか?と突っ込みを入れたくなります。
Sメーターを振らせる位の信号を比較するなら関係なさそうですが
ノイズすれすれの信号を比較するなら、これは大切なポイントだと思いますが....
「比較対象の古い無線機は、メーカーで再調整を3日前にして頂きました」
なんて注意書きを見た事が無いので、どうなんだろうという疑問でした.....


この休みは、3年以上前に購入した、フロントパネルのスイッチが全く利かない
手ごわい無線機と格闘しています。多分このICが壊れているんだろうなと
思っているのですが、どこに売っているんだろう。
昔は良く使ったICですが、そういえば最近聞かないなあ。





TS-940S 修理 その2

2017-09-17 | Weblog
TS-940S の修理です。

R-820の修理で盛り上がっていたら、修理を途中で止めていたのを
すっかり忘れていました。
そして、また間にTS-940Sの修理を挟むと、R-820の修理を
忘れるんだろうなあ....
まあ、自分のだから思い出した時にやれば良いか!


まずはチューナーの動きがおかしいので調べてみる事に。

チューニングを始めても、いつまで経っても終わらないバンドがあるかと
思えば、ちゃんと短時間で終わるバンドもあります。
チューニング動作的には間違った事をしている様子は無く
ちゃんと2つのモーターが回っています。
そうすると、バンドデータが行ってなくて、コイルのタップ位置を切り替える
リレーが動作していないのか?色々と考えますが、想像だけではなおりませんので
とりあえず基板を外してみて見よう。

チューナーユニットを外すと、こんなに大きな穴が。
今回も、部品取りをしている訳ではありません。
ちゃんと元に戻します、いや、元に戻るはずです!?





もう2枚基板がありますが、それもチェック。
眺めた限りは異常ありませんので、この基板の全てのリレーの接点を分解清掃です。
今までTS-940でこのリレーが原因でアンテナチューナーがおかしな動作をすると
言うのに出くわしたことがないのですが、良く接点の接触不良が
起こるリレーですので、やっておきましょう。



通電出来る所まで元に戻して、今度は動きを観察。
最近のチューナーはリレーを並べて、ガチャガチャガチャと豪快な音がして
短時間で終わりますが、TS-940は2つのモーターで、ジャーーーウイーーンと
SWR1.0を目指し、頑張っています。
じっくり観察すると、なるほど、こういう動作で制御しているんだと
言うのが見えてきました。
この動作からすると、ここでこう動かないといけないのだが。
ひらめきました!なーんだ、そう言う事か。
不具合箇所を修理して、基板の調整、そして注油をして
この部分の作業終了。

ちゃんと各バンド共に他のTS-940Sと同じくらいの時間で
チューニング動作が終わるようになりました。

大きな音がしていましたが、ギヤに注油をしてやると、かなり静かに
なりました。せっかく分解したのですから、注油はしておきたいですね。

これで終了と行きたいのですが、まだ気に入らない箇所がありますので
また後日。
ケースを元に戻すと、忘れて放置してしまうので、忘れないうちに
全ての作業を終わらせなくては。




R-820 修理 その2

2017-09-10 | Weblog
R-820 の修理の続きです。

VFOを下から上まで回しても、不安定な所はありませんでしたが
そのうち不具合が出るでしょうから、やっておきましょうか。

本体から外しました。


最近の無線機では、ロータリーエンコーダーだけですので、フロントパネルに
ちょこんとかわいらしく乗っていますが、R-820では外すと
こんなにすっぽりと穴が開きます。(アップにし過ぎて分かりにくいですが)


シールドケースを外して、整備開始。
バリコンのアースバーを外して、薬品で綺麗に汚れを落として接触不良を無くします。


キヤの部分も油切れでずいぶん重くなっていましたので
グリスを少量追加。

元に戻しても電気的に良くなったかどうかは分かりません。
そうです、元々不具合が出ていた訳ではありませんから。
VFOを回した感触は、随分と良くなりました。

が、しかしここで気づきました。
14.0000MHzなのに100KHz毎を示す表示がズレている!


また分解して、修正しました。


今度こそ良し!と思っていたら、電球が切れている事に気づきました。
またやってしまった。
この機種のVFOのダイヤルの照明の電球は、簡単には交換できない構造で
またまたVFOを本体から外さないといけません。
LED化しようかとも思いましたが、電球で広範囲に照らしていますので
同じように電球にする事にしました。しかし、12Vの電球に12V+αの電圧が
かかっていますので、少々電圧を落とす為に抵抗を挿入して電球に11Vが
かかるようにしました。これで電球の寿命が少々延びると思います。



良い感じになりました。


サービスマニュアルに従って調整を始めましたが、発振不安定な部分があるので
部品交換が必要です。
それを始めると、「夕飯が抜き」になりそうなので、今週の作業は
ここまでとしました。
頼まれ物だったら急ぎますが、自分のだから焦らずゆっくりと
仕上げて行きましょう。

この機種も2台ありますので、1台はいつもの私のHPで売りに
出さないといけないかなあと思いながらも、ここまで手を入れると
愛着が湧いてしまうので....
どうしようかなあ。



IC-741 修理

2017-09-03 | Weblog
IC-741 の修理です。

あれも、これもやるので、机の上は大パニック。
とりあえずR-820はいったん片付けて、今日はIC-741の修理です。

・1.6MHz以下が受信出来ない
・1.6MHz以上は受信出来るが、感度は不明 調整をして欲しい
・バックアップ電池の交換
・28MHzが50Wのままなので、100Wにして欲しい

と言うご要望。

まずは電源を外します。
電源はケース底面に取り付けられていて、そこから出ている電線は
本体のリアパネルの穴を通して外部に出ます。
底面のケースを外しても、電線で引っ張られてしまいますので
電線の長さ分しか移動出来ませんので、作業効率が非常に悪いのです。



ACコンセントのソケット部分のパネルを外して、電線保護のブッシュを外して
穴から電線をくぐらせてやっと外せるという仕組みです。

やっと外せました。


少しの作業なら、こんな事をせずに済むのですが、修理をして
さらに各部調整をしなければならないので、今回は電源を外しました。

1.6MHz以下が受信出来ないのはRFユニットの不具合。
これは写真を撮り忘れました....

この機種のバックアップ電池は、交換方法を誤るとデータが
消えてしまい、無線機がただの箱になりますので注意が必要です。
何度もやっていますが、毎回緊張します。
今回のバックアップ電池はボタン電池に比べて容量のかなり大きい
電池に交換しましたので、今一生懸命無線をやっている世代の
寿命以上だと思います....



1.6MHz以上の感度はそんなに悪くありませんが、
若干落ちていましたので、サービスマニュアルに従い、各部コイル、ボリュームを調整
しました。
PLL、BFOも年代なりにズレていましたので、調整しました。
その途中に、周波数がジャンプする現象が出ていましたので、
部品交換をして、再調整。


28MHzの100W化も終わり、ご依頼の内容はカバー出来ました。

連続通電試験で、もう不具合が無いか確認して、問題が無ければ
返却です。