JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

TS-50D 修理

2016-10-30 | Weblog
TS-50D 100W改造 の修理です。

先週、TRIOの電源PS-5の修理を終えたので、いよいよ
TR-7200G2の修理と思い、蓋を開けてびっくり。
なんと基板の一部がありません。焦げた後も見えます。
どうやらAFアンプが焼損したようで、そのAFアンプの部品があった部分の基板を
へし折って空間を作り、自作AFアンプを入れてあります。
荒業だなあ!
それだけならまだ良かったのですが、出来た空間に無理やり押し込んだ基板の部品が
大きかったので、基板が押されて割れてしまっています。
修理を中止するのか、AFアンプを小型に作り直すのか、作業を中止して指示待ちです。

待っていても始まらないので、ちょっと前に購入したTS-50Dの修理です。
この機種で良くある電解コンデンサの液漏れが心配で、壊れている部分の修理は
後回しにして、液漏れしていないかどうかチェックしたら見事に液漏れが始まって
いましたので交換です。

PLLユニット


TX-RXユニット


LCD基板の液漏れする電解コンデンサは、前オーナーが交換されていましたが、
表面実装ではなくスルーホールタイプの大きな電解コンデンサを付けてあったので
これも交換。
半田があちこちに飛び散っていて、こんなので電気を入れてたの?と
背筋がぞっとするような半田付けだったんので、綺麗に
やり直しました。

やっと安心して電気を入れられるようになりましたが、今週は
ここで時間切れ。また来週です。
まだ確認していませんが、例のスポンジもネチャネチャなんでしょうね。
スイッチのボタンを無くさない内に交換しないといけませんね。
これも来週です。




PS-5 修理

2016-10-23 | Weblog
TRIO の電源 PS-5 の修理です。

時計が動作しないとの事。
AC100Vのモーターで機械的に動作する時計ですが、モーターの空回りする音は
するものの全く動作していません。
直せない場合は、モーターの音がするので止めて欲しいとの事ですので
配線を外しておきました。
100円ショップでデジタル時計を購入して埋め込むのも手でしょうけど
オリジナルにこだわるなら、動作しないままで電源と使えば良いと思います。


内部はシンプルです。


半固定抵抗、電解コンデンサ、容量の化けてしまった抵抗を交換して
作業終了。

平滑用コンデンサは手持ちが無いので、購入して交換しても良いのですが
測定してみると、容量抜けも無くまだ元気ですので、そのままと
しました。
オーナーさんがご要望されれば、交換しましょうか。

これがメインではなく、TR-7200が調子が悪いので
見て欲しいというご要望で、電源はついでにとの事でしたが
くたびれている電源に無線機を繋ぐのは怖いので、先に電源から
修理しました。

IC-275 修理 その2

2016-10-16 | Weblog
先週に続き、今週も IC-275 の修理です。

電球が切れている所があるので、LEDにして欲しいとのご要望です。
この機種は、バックライトにたどり着くには、シールドケースを外さないと
たどり着けません。そのシールドケースを外すのが結構大変で、もう少し
配線に余裕が簡単に外せるのですが......

電球からLEDにしても違和感はありません。


先週修理した、「電源を入れて、1時間から2時間すると送受信にプツプツと音が入る」と
言う現象が再発しないかどうか確認したいのですが、交信されている信号が
聞こえて来ません。
SGから信号を入れて、変調をかけて単調なピーーーーーーを聞いて試験をすれば良いのですが
ピーーを長時間聞くのは辛いですので。

開局当時はFMでは空きチャンネルが無い位聞こえていましたが、今では
どこでも使い放題状態で、スキャンしてひたすら待つしかありません。
しばらく待っていると、移動局が出て来ました。高い山に移動されているようで
次々に呼ばれていましたので、長時間動作確認が出来ました。
土曜日の通電時間8時間でも異常がありませんので直っていると思います。

もう1週間ほど通電試験して、問題が無ければ返却です。

IC-275 修理

2016-10-09 | Weblog
IC-275 の修理です。

・電源を入れて、1時間から2時間すると送受信にプツプツと音が入る
・アマチュアバンド以外の周波数も表示するが、受信できない
・バックライトの電球が切れているので、LEDにしたい
との事。

電源を入れて1時間と言う事は、温まると悪くなるのか。
これはかなり修理に時間がかかるなと、覚悟を決めて
修理を開始。

SGから信号を入れると、いきなり受信音がプツプツ言っています。
これは良かった。時々XXするとか、時間が経つとと言うのは
時間ばかりかかって、現象が出なかったら何からやれば良いのか
考えてしまいますが、常に現象が出てくれれば、これほどありがたい事は
ありません。

調べて見ると、どうやらPLLユニットが正常に動作していない様子。


半田不良がありましたので、怪しいポイントを多数再半田。
そしてTMPコネクタが割れていて、シールド線が接触不良を起こしていたので交換。
これで、プツプツが無くなり、綺麗な復調音になりました。


アマチュアバンド以外の周波数は、既に多くがデジタルに移行して
アナログで聞けるものが残っているのかと言う疑問が。

コイルを回されているようで、結構ずれていましたので再調整はしましたが
聞ける信号があまり無いのに、表示だけ楽しんでも仕方ないのでは?
ご相談の上、受信改造されている物を元に戻す事になりました。
2MHzの帯域内をエンドレスにぐるぐる回ってくれますので、
元に戻した方が使い勝手は良くなると思います。

IC-275はアマチュアバンドとそれ以外で受信部トップが
別の増幅回路になっていて、アマチュアバンド以外は広帯域に
しないといけないので、LPFの周波数をVCOからのアナログ信号で
バリキャップに加える電圧を変化させて、LPFの周波数を移動させるという
面白い回路になっています。

各部調整をしながら、プツプツ音が再発しないか監視しておりましたが
8時間程度では問題ありませんでした。

来週は電球をLEDにします。この機種はフロントパネルの
裏側にシールドケースが実装されているのですが、ご丁寧に
穴を沢山あけてあって、電線を貫通させてあるので、簡単に
外せません。文章にしてもピンと来ないでしょうが、ご存知の方は
「あれはねーーーーーーー」って仰る事でしょう。





TS-180S 修理 その2

2016-10-02 | Weblog
先週は、勘違いから随分遠回りしてしまいました。
今週はミスの無い様にしなくてはと、気合を入れ直して修理再開です。

あれから電源を入れて、時間のある時は動作試験をしていましたが
デジタル表示が消える事はありませんでした。

デジタル表示が消えると一言で言われると、考えられる消える状態が2点有ります。
・表示が全く何も出ず、送受信が出来る場合
・表示が「......」とドットが並んで、送受信が出来ない場合
 数字が出ていないので、消えていると表現されているのか?
このどちらかによって修理する箇所が違うのですが、その情報を得られないので
両方を考えないといけません。

いくら待っていても、前に進みませんので不具合が起きそうな部分の処置をしました。
・VFOユニットを分解して、バリコンのアースの接触不良対策
・デジタル表示ユニットの基板の半田修正







・デジタル表示ユニット内のトランジスタにhfeの低下しているものがあったので交換


・PLLユニット調整、出力レベル確認


これでしばらく通電して様子を見て現象が再現しなければ、返却して実際に運用しながら
確認をして頂きましょう。


常に不具合現象が出ている故障は修理しやすいのですが、時々おかしくなると
言うのは、こちらに届いて現象が出なければその情報を頼りに
考えられる処置をして様子を見るしか方法がありません。