JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

TR-7500 修理

2011-06-11 | Weblog
開局当時欲しかった無線機の一つのTR-7500を入手。
当然完動品なんて事はありません。お約束の「故障品」。
中学生の1ヶ月の小遣いで買えるような金額!
こんな金額で当時買えたら、時間を持て余していたので
楽しく交信して遊べただろうに。

今回の故障部分は「スケルチが閉じない」。
通電してみると、スケルチを時計回りに一杯に回し切ると
どうにか雑音は無くなるが、それでも時々ザッ、ザッ.....
これじゃ使えないなあ。

回路図は付いて来なかったので、インターネットで検索。
しかし、同じ基板でもナンバーが違うので、何種類かのバージョンが
存在するらしいが、私のTR-7500に合致する物は見つからなかったので、
スケルチボリュームからの電線を頼りに回路を追いかける事に。
スケルチの制御をする部分を良く見ると、悪名高いトランジスタが
多数使用されているのでhfeを測定。データシートによると
35~200との事であるが、7とか15、16に低下している物が
あったので交換。その他の劣化部品も交換して無事修理完了。
スケルチは10時の位置から11時の位置で効き始め動作良好。
感度良し、パワーも10W以上出ており合格。

買って修理するのは良いのですが、実践投入するわけではないので、
棚の飾りになってしまい、次に電源を入れるとまた壊れていると言う
繰り返し。面倒を見る無線機が増える一方です......
一体何台あるのだろう、今度数えて見るつもり。






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通勤ラジオ RF-HS1 修理

2011-06-07 | Weblog
友人のラジオを修理して、その小型なラジオの魅力に引かれて壊れたラジオをオークションでゲット。
通勤ラジオと呼ばれるだけあって ”小さい”。

友人の通勤ラジオは、スピーカーが内蔵されていたので部屋でも聞けるので良かったが
私の購入したのはイヤホンでしか聞けないタイプ。ラッキーな事に、FMがステレオで
聞けるだけではなく、今では珍しいAMもステレオで聴ける機種だった。

問題は壊れていて、周波数を変更出来ない事。
今の通勤ラジオでは沢山の都市での周波数がメモリーされているので、
周波数が動かせなくても、そのメモリーの中の他の都市で、当地と同じ周波数が1つでも
プリセットされていたらその周波数だけは聞けるのだが、この機種は8つの都市のプリセットのみ
なので、大都市に住んでいない私は、修理が不可能なら大都市に出張の時にしか使えない事になる。
これは痛い。

届いた商品の動作確認をすると、やはり周波数を動かす事が出来ない。
無線機ならインターネットで簡単に回路図が入手出来るが、ラジオは
そうも行かない。このブラックボックスをどうやって修理するか.....
どういこう言っても仕方ないので、早速分解。目視するも異常なし。
あー、やっぱり駄目か。が、しかし無線機修理で培った五感を活かしどうにか修理完了!

直ったのは良いが、取扱説明書は付属していなかったので、基本動作以外の操作方法が分からない。
パナソニックのHPで、沢山のラジオの取扱説明書が公開されていますので、探して見ましたが、
この機種のものは古過ぎて掲載されていませんでした。
9個のボタンしかありませんが、この謎を解くのが大変。どうにか時刻セット、周波数メモリーの方法が
分かったので一応便利に使えるようになりました。

壊れたラジオは、壊れた無線機の1/10以下の値段でで購入できますが、回路図が無いので、
ジャンクになる確率無線機の数倍です!!

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JST-135

2011-06-04 | Weblog
JST-135HPを入手。
限定版らしく、2段式のつまみのフロントパネル側が金色。
CQ誌で発売当初見た時は、なんじゃこりゃ! 欲しくないなあと
思いましたが、まさか我が家にやって来るとは思いもしませんでした。
殆どのオプションが最初から入っているので、後で探さなくて良いのが
利点ですね。入っていないのは、RS-232Cユニットとトーンスケルチユニット
そして高安定水晶ユニットですが、RS-232CはPCと繋がないので不要、
トーンスケルチユニットは29MHzでレピーターをアクセスしないので不要
高安定水晶も、そんなに安定しないといけない場面に出くわした事が無いので不要。

ちょいと中を覗いて見ようとしましたが、基板がプラグイン式で抜くのに一苦労。
そこで、抜き工具を製作してみました。
画像の物を2個製作しました。両端の穴に挿して同時に「エイヤッ」と引っ張ると抜けます。
アルミ板で製作したので貧弱ですが、そう度々抜き差しする物でもないので
良しとします。
JRCの無線機に手を出すと、お決まりのエックステンションボードですが、
コネクタが手に入らないので製作できないと愚痴っていたら、物持ちの良い友人に
融通してもらえました。ある所にはあるものです!

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見えるラジオ 修理

2011-06-01 | Weblog
そう言えば昔、「見えるラジオ」ってのがあったなあ。
まだ放送されているのか?とGOOGLEで調べてみると、止めてしまった放送局もあるが
やっている放送局もあるらしい。ラッキーな事に、私の住んでいるローカル局は
まだやっている様子。
で、そのラジオは何処にやったか...... 探す、探す、探す....  発掘!
SONYのSRF-DR2V 懐かしいなあ。

電池ケースのふたを外すと、なんと電池が入っている。ヤバッ。その不安は的中。
吹きまくりです。きれいに掃除をして、新しい電池を入れるも、電源が入る事は無くジャンク状態。あーーーー。
お決まりの、捨てる前にはまず分解。見えてきたのは、液に侵され溶けてなくなったパターン数本。
もしかしてジャンパーすれば直るかも。が、その基板を裏返して、ガーーーン。
パターンはCPUの下に入って何処に繋がっていたか分からない。回路図は無いし困った。
奥の手はCPUを摘出して、目視で追いかけるしかない。しかしこんなCPUを外したら
もう復活は望めない、が、しかしそれをやらないと二度と電源が入る事は無い。
ここから戦いが始まる........
1時間経過
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  ・
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2時間経過
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3時間経過
画像中央付近の正方形のICを一度外し、パターンを確認して再半田。白い線は
切れたパターンの補修。画像では2本ですが、基板の裏にはさらに数本。
スイッチON。入りました!良く直ったものだ。

見えます、見えます。この局のタイトルなんだっけなんて思わなくても、ちゃんと表示
してくれるんですよね。便利、便利。天気、ニュースも見れますし。
新品を購入しようと思っても、もうどのメーカーも作っていませんから、中古しか手に入りません。
そんな状態ですから、いつまで放送を継続してくれるかは分かりません。
文字放送がなくなっても、普通のラジオとしては使えるので、アナログテレビのような
運命ではありませんけどね。


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