開局当時欲しかった無線機の一つのTR-7500を入手。
当然完動品なんて事はありません。お約束の「故障品」。
中学生の1ヶ月の小遣いで買えるような金額!
こんな金額で当時買えたら、時間を持て余していたので
楽しく交信して遊べただろうに。
今回の故障部分は「スケルチが閉じない」。
通電してみると、スケルチを時計回りに一杯に回し切ると
どうにか雑音は無くなるが、それでも時々ザッ、ザッ.....
これじゃ使えないなあ。
回路図は付いて来なかったので、インターネットで検索。
しかし、同じ基板でもナンバーが違うので、何種類かのバージョンが
存在するらしいが、私のTR-7500に合致する物は見つからなかったので、
スケルチボリュームからの電線を頼りに回路を追いかける事に。
スケルチの制御をする部分を良く見ると、悪名高いトランジスタが
多数使用されているのでhfeを測定。データシートによると
35~200との事であるが、7とか15、16に低下している物が
あったので交換。その他の劣化部品も交換して無事修理完了。
スケルチは10時の位置から11時の位置で効き始め動作良好。
感度良し、パワーも10W以上出ており合格。
買って修理するのは良いのですが、実践投入するわけではないので、
棚の飾りになってしまい、次に電源を入れるとまた壊れていると言う
繰り返し。面倒を見る無線機が増える一方です......
一体何台あるのだろう、今度数えて見るつもり。