JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

21010年

2010-12-31 | Weblog
今年も残り少なくなりました。
本業優先で、時間が取れず、修理待ちの無線機がまだまだあります。
作りたい物もあって、構想と部品はそろっているのですが
これも手を付けられない状態。

今年は、数えるほどしかブログを書いていないので
来年こそは、今年よりも多く更新できるように努力したいと思います。

来年はどんな 恐ろしい 故障品を入手出来るのか
楽しみ半分、恐怖半分です。

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TS-940 調整

2010-12-30 | Weblog
元気になったTS-940Sではありますが、アンテナを
接続しない時の雑音が妙に小さい。
ご老体ですので、コイル、VRの最良点からズレているように
思えるので、サービスマニュアルを見ながら調整。
まずは電圧チェックから。え、そんな電圧出てないし、
調整ポイントのVRを左右に回しても変化なし.....
おっと危ない、サービスマニュアルのチェックポイントに
ミスがあるぞ。良くあるんですよね。サービスマニュアルを
信用して、派手にコイル・VRを回さず、少し回して変化が無かったら
回路図で確認しないと、元に戻すのが大変です。

本格的にサービスマニュアルに書かれている通りに調整すると
とんでもない時間を消費しますので、
・電圧調整
・キャリアポイント調整
。各部発振周波数の調整
・Sメーター調整
・IFのコイル調整
・パワー調整
・キャリア漏れ調整
あたりで止めておきました。IFのコイルは結構ズレているものがあり
調整前に比べて随分と良くなりました。

TS-940が我が家には4台となりました。そんなに940が好きかって?
いえ、そいれほどでも。
・1台目  新品で購入 TS-520を使っていたので、当時は驚きの性能でした
・2台目  TS-940SL と言う限定機 中古で故障品を安く買えたので
・3台目  今日のこいつです
・4台目  これまた故障品を購入。故障箇所発見で、現在部品入荷待ち。

そのうちお嫁に出さないと、無線機に埋もれてシャックに入れなくなるぞ!

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TS-940S 修理

2010-12-26 | Weblog
周波数表示が 「. . . . .」となるTS-940Sが到着。
これはこの機種で良くあるPLLのUNLOCKですね。
簡単、簡単と思いながらコイルを調整して見てもPLLはLOCKしません。
あらららら、違ったか。では何?調査すると、PLLのICの動作がおかしい。
ICの故障と判断。
どこかで売っていないか、インターネットで調査。しかし製造中止のようで、
どこにもありません。KENWOODのサービスに電話してみましたが
「あー、在庫無いですね。」って言われました。

そうなると、他の部分が壊れたTS-940を入手するしかないかなあと
半分諦めていましたが、ある所にはあるもので、GET!!
交換すると見事にPLLがLOCK。

と、するとこの部分が壊れたら、KENWOODに無線機を修理依頼しても
「部品なし 修理不能」って事ですね。
いや待てよ、販売出来る物は無いけど、修理用は確保されているって事も
考えられますよね。

いずれにしても、修理完了で にっこり です。

何台かこの機種を修理しましたが、コネクタのハウジングが無く、ピンを基板のコネクタに
直接挿して直接半田付けされているのを見ます。
KENWOODで修理の時にやったものか、個人がやったものかは
特定できませんが、そんなに接触不良になるコネクタなのでしょうか?
これと同じコネクタはIC-741でも採用されていましたが
私が修理した数台のIC-741でこんな細工がされているのを見たことがありません。
コネクタの型式をインターネットで検索してもヒットしませんので
もうすでに販売されていないコネクタと思います。
と、するとICOMにはコネクタの在庫があるので交換して修理対応しているが
KENWOODには在庫が無いので、仕方なくこんな処置をしているのか?
あくまでも推測です。ご存知の方、だれか教えて!
ピンを直接半田付されると、基板を外せなくなるんですよね。それじゃ、まるで
TS-520ですよーーーー!




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FT-8000 修理

2010-12-12 | Weblog
FT-8000の144MHz側がPLLのUNLOCKで
表示が点滅。PLLのトリマーを回してもLOCKがかからず。
追いかけて行くと、PLLユニットからは信号が出ているものの
その先で信号が消える。
本当に知りたい測定ポイントは2階建てになっている基板の
下の方の基板。修理の事は考えられていない設計で、上側の基板を
外すと、通電状態での測定はできない状態です。
仕方ないので取り外した上側の基板を電線で延長して、電気を入れられる
ようにして測定すると、PLL出力のバッファーのトランジスタがご臨終の
様子でしたので、交換して修理完了となりました。

最近の無線機は基板の両面にびっしり部品が並べられていますので、
回路図でここを測定すればと思っても、基板の裏側だと手も足も出ません。
メーカーさんは修理のための延長ケーブルとかをお持ちなので、
基板を立てらせて両面を測定出来るのでしょうが、1台しか
修理しない私のような者は、それだけの物を用意するわけにも行きませんので
片面にしか部品が乗っていない、昔ながらの大きな無線機を修理をして遊ぶのが、
最良のようですね。
これだから、シャックに近代的な無線機ではなく、骨董品級の無線機が増えるんですよね!

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