JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

某運送屋さんからのメール

2017-11-28 | Weblog
某運送屋さんからメールが。
クリスマスケーキは如何か?と言う内容。

え、荷物が多くて困っているから、値上げしてお客を減らすのでは
なかったかい?
それなのに、自らそんなクリスマスケーキなんて販売したら
それこそ年末で忙しい時に、自分の首を絞めるのではと
心配します.....

で、その運送屋さんの荷台を見ると、いつもぎっしりだった荷物が
値上げ後の最近では軽貨物でも十分だろうと言うくらいガラガラなのですが
車の台数を増やしたか、委託業者でも使っているんでしょうか?
あれだけの荷物だったら暇だろうなあと勝手に想像。

要らないお世話でした。

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TS-930S 修理 その3

2017-11-26 | Weblog
TS-930S の修理です。

先週のTS-930Sは1週間程通電チェックをして、問題が無かったので
梱包をして、発送準備完了。
嫁入り準備が整いました。かわいがってもらえる事でしょう。


本当は手元に残ったTS-930Sが嫁入りするはずでしたが、直前になって
不具合発生。発送前で良かった。
今週は、その手元に残ったTS-930Sの修理を。

世間では、CQ WW DX CW Contestで盛り上がっているようですが
2日もいすに座って運用するという根気が無いので、日曜日だけ
ちょいと参加する事にして、早速修理にとりかかります。

送信にすると、表示が点滅します。
モード切替をしても同じです。

考えたのは、送信時に電圧が加わる回路にショートしている部品があり
3端子レギュレータの過保護電流保護が働く、そうすると送信時に
加わる電圧がなくなるので受信に戻る、しかしPTTがONなので
また繰り返す。
と、言う筋書きです。

しかし、測定して行くと、PLLのUNLOCKが出ています。
しかし、受信時にはちゃんとLOCKしていて、SGからの信号もちゃんと
受信しています。送信にするとUNLOCKが出ます
送信でUNLOCKが出るので、強制的に受信に戻りPLLがLOCKします。
PTTが入ったままなので、また送信。すると再びUNLOCKで
受信に戻りと言う繰り返しが起こっています。

送信時だけUNLKOCKって何?
電圧が下がってVCOの電圧が変わってLOCKのかかる範囲を超えるのか?
出力レベルが低くてギリギリにセットされていて、送信時の電圧降下で
スレシュホールドラインを微妙に下回るのか?
あれこれ考えすぎてオーバーヒートです。

測定、調整などで10時間が経過した頃、
「ひらめきました!!!」



なんで基板をこんな大きな一枚にするかねぇ。
信号が切り離せないから、調べるのが大変なんですよね。
ネジの数も半端無く多いし。
修理屋泣かせだったんでしょうね。

で、不良部品を交換して直りました。
が、しかしあちこちコイルを触ってレベルを上げてみたり
部品のリードをカットして信号を切り離したりしたので
元に戻して再調整です。
分かって見れば なーんだ でしたが、10時間で写真がたった1枚と言う
盛り上がりで、とても疲れた一日でした。
いつも書いているように、盛り上がるほど写真を撮るのを忘れるので
枚数が少ないのです....




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TS-930S 調整

2017-11-19 | Weblog
先週決めた、
「2016年7月3日から12月23日のBLOGに書いた調整の終わったTS-930S」
を探し出して調整する事に。

箱に入れて保管していたのですが、専用の箱ではないので
どの箱に入れたか思い出せません。箱にマジックで型式くらい買いとかば良かった....
何個か開けたら出てきました。

約一年ぶりの通電ですので、まず28Vを切り離して電源投入。
問題ありません。28Vもテスターで確認。これも問題ありませんので接続。

1時間ほどSGからの信号を聞きながら、感度、周波数の
飛びが無いか確認。
問題なさそうなので、測定器、TS-930Sが温まって安定した所で
まずはPLLの調整。



調整後に保管していたので、確認程度でOKでした。

受信関係、送信関係もざっと確認。
サービスマニュアルに書かれている14MHzで110Wに調整すると、3.5MHzが
95W程度しか出ません。14MHzで120Wにすれば、100Wを超えますが、
TS-930Sが古いので、あまり無理をさせたくないので、ここは規定通りに
14MHzで110Wにしました。

バックアップ用の電池ケースが割れていたので、新品に交換。
右の電池ケースが元々付いていた物。左下の部分が完全に割れて脱落。



電源部のFANとパワーアンプ部のFANは前回清掃しているので綺麗です。





もう一週間、毎日通電試験をして、合格になれば発送準備にかかります。


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TS-930S 修理 その2

2017-11-12 | Weblog
TS-930S の修理の続きです。
続きと言っても、随分前の2017年6月25日にBLOGに書いたTS-930Sです。

TS-930Sは何台も修理したので、どれがどれか分からなくなりそうです。
6月25日に修理が終わって、FANの注油も済ませ、あとは調整だけだなと
そのまま放置していたのですが、TS-930Sが欲しいという方が
いらっしゃいますので、これを仕上げてお譲りすればと
思ったのですが、そう簡単に話は進みませんでした。

測定器をウォーミングアップして、そろそろ測定に入るかと思ったのですが
TS-930Sの持病が怖いので、電源基板を点検する事にしました。
と、書けば一行ですが、メンテナンスの事は考えられていないと思われる
電源基板を取り外すのは、大変な苦労が....
電線はパッツンパッツン、端子に電線を絡げて半田付けしてあるので、簡単には
外れません。そして結束されていないバラバラ、グチャグチャの電線の中に
埋もれている取り付けネジ。あーあ、もう。


額に汗しながら、取り外したのがこれ


部品交換をして、修理を始めると5分ほどして 
「パチン」
周波数表示が消えた!
あわてて電源OFF。

えーーーーっ、何、何。

あーあ、せっかく元に戻した電源基板をまた分解。
トランジスタにヒビが入っています。このトランジスタの取り付け位置が
またすごい所に。トランスが邪魔してドライバーが入りません。
さっきよりさらにすごい分解をしてトランジスタを取り外すと
オリジナルの物と違います。
それと半田が超いい加減。前ユーザーが自分で修理した感じ。
データシートを見ると、ここにはこの部品は使わないなあと言う物。
手持ちの部品で対応。
ここは一人で盛り上がりすぎて、写真を撮るのを忘れました。(いつもの事)

元に戻して、今度こそ調整と思ったら、今度は送信すると
周波数表示が微妙に点滅。えーーーーっ。
次から次へと不具合発生で、もうキリがありません。
送信にすると、安定した直流電圧が出ているはずの端子が
なぜか、パルスになっています。そりゃあ点滅するはずです。
送信信号-->どこかがショートで過電流-->保護回路作動-->
送信信号が切れる-->電源復活-->送信信号
のループに入っているようです。どこがショートか探さなければ。


これは納得の行く状態にして、お譲りするには大変日数が
掛かりそうなので、お譲り出来そうも無いとのメールを
お送りしたのですが、いや、待ちますとの返事。これは困った。

今回のTS-930Sをご希望の方は、ご自分で所有されていた
TS-930Sが調子が悪いと言う事で、修理依頼して頂いたのですが
残念ながら、届いて点検して見るとファイナルユニットのトランジスタが炸裂、
電源ユニットもそれにつられて故障。ファイナルユニットの部品が入手できないので
修理不能。
オークションで新たにTS-930Sを購入されたようですが、現状渡しと言う
言葉で、動作を期待されたようですが、残念ながら動作しないと
言う事で、当方にそれも修理依頼をされたのですが、こちらではオークション品の
修理は受けていないため、動作品を購入したいとの事で、今回の
TS-930Sの調整に入ったのでした。

なぜオークション品は修理依頼を断るのか。
それは、動作品で自然に故障した物は割りと簡単に修理できます。
それは、そこだけを追いかければ良いからです。しかしオークション品の中には
動作しないものを複数台購入して、動作する基板を組み合わせて
1台を組み立て自分用に。そして動作しないの基板を組み合わせてこれまた
1台組み立てて、「電気が入りました、詳しいことは分からないので現状渡しで」と
知っていても知らないふりをしてオークションに出したり、コア、トリマなど回せるものは
何でも回して見て、分からなくなったからと売りに出すものがあります。
そんなのに当たったら、何時間、いや何日あっても終わりが見えません。
ですから、オークション品は修理をお断りしております。

オークション品は、ちゃんとした動作するものに当たればお買い得ですが
外れればただのゴミの様な物が多くありますので、注意が必要です。


自分のBLOGを眺めていると、2016年7月3日から12月23日のBLOGに
書いた調整の終わったTS-930Sがあるのを発見。
どこかに仕舞ったはず。思い出せない、1年前かあ....
修理が終わると興味がなくなるので、箱に入れてどこかに放置。
どの箱だっけ?
今の終わりの見えないTS-930Sを追い掛け回すより、修理の終わって
調整の終わっているこのTS-930Sの方が早く仕上がりますので
路線を変更しましょう。しかし、1年放置していますので
ちゃんと仕上がるかどうかは分かりません。
その前に探し出さなくては....





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R-820 修理

2017-11-05 | Weblog
R-820 の修理です。

電源を入れてしばらくするとSメーターが振り切れるとの事。
しばらく電気を入れて待つ事にしようと電源をON。
いきなり振り切れます。それも勢い良く。
これはまずい....

AGC関係のトラブルかと思ったら、ちゃんと受信はしています。
オシロスコープで追いかけると、Sメーターの増幅回路が変な動作をしています。
ロジック回路のようにONかOFF。中間のアナログ的な増幅はしていません。
針が振れないか、振り切れるかしか無いと言う動作です。
初めて見ました、こんな壊れ方。

不良部品を交換して、再調整。
直りました。



いろいろな故障があるものですね。

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