修理デスクの上で、長期場所をとっていた IC-750 にそろそろ
どいて頂かないと、次の無線機の分解が出来ない。
フロントパネルの内側にごみが入り、見栄えが悪いのでいつかは
やろうと思っていたのだが、不良箇所の捜査と比べて
面白くない作業なので、ついつい後回しになっていた。
が、しかし、それをやらないと片付かないので、一気に
やってしまおう。
まずは、フロントパネルを外し、清掃。
つまみを外し
泡で手垢を落とし
完成!
そんなに甘くなかった。最終チェックとばかりに、SGから信号を入れて見るも
感度激悪!
そう言えば、フロントパネルを外す前に電気を入れていなかった。
どうやらリアパネルを外さないと、測定出来ない基板が怪しい。
分解して行くと、ファンがに付着したほこりが気になり、先に
そこを掃除。ファンの細かいホコリの堆積をご覧ください。
分解ついでに、モーターに注油。
不具合個所も特定出来ました。感度十分、今度こそ修理完了と思ったら
重要な事を忘れていた。
そうだ、バッテリーがなくなると 「アホになる無線機」 なのでと
測定すると、2.7V しかない。危ない危ない。
バッテリーも交換しておきました。画像のスピーカーの上辺りの赤い電池。
これで、20年は大丈夫!?
IC-750,IC-750A,IC-271,IC-371,IC-1271 をお持ちで、購入して
一度も電池を交換していない方は、要注意です。
完成です!
これから実際にアンテナに繋いで受信して、もう悪い個所はないか確認します。
送信は変更申請しないといけないので、ダミーロードでテスト。
海外の包括免許がうらやましいですね。