JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

TS-50S 4台目 修理 その2

2014-04-29 | Weblog
この機種は、各種設定のボタンがスポンジで挟み込んで保持されているので
スポンジが劣化すると、その保持力が無くなり、前側に傾けるとスルリと抜け落ちてきます。

今回購入したこの TS-50S もモード切替のボタンがありませんでした。
つまようじを突っ込んで、押せば切り替わりますが、それは面倒です。
メーカーに在庫があるかどうかは知りませんが、1つだけ取り寄せるのも
お金がかかりますので、ここは自作で。
そのうち、落雷品などの完全修理不能の物でもGETしたら、移植するとして
その間の 繋ぎ で。

なにか良い素材はないかと探したのですが、加工しやすいと言えば
「木」です。カッターナイフとヤスリで製作してみました。

右が本物、左が作ったもの。書かなくても分かるか....

いま、着色乾燥中。同じような色がなかったので、グレーにしました。
木目よりは良いかと妥協。

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TS-50S 4台目 修理

2014-04-27 | Weblog
殆どのスイッチが反応しないと言う TS-50S を入手。

フロント部を分解して、不良箇所を捜索。


不良箇所を特定出来、全てのスイッチが反応するようになりました。


次は受信と送信ですが、受信音が小さくスケルチの効き具合もおかしい。
パワーは各バンドCWで100W以上出ているようです。SSBは後ほど試験する事として、
必ずやらなければならない事を先に。
この機種、表面実装の電解コンデンサの液漏れがすごいので、全交換は必須。



全て交換しましたが、電解コンデンサのすぐ隣に部品があって、半田ごてを入れられない部分も多く、
邪魔な部品を外して、電解コンデンサを交換、外した部品を元に戻すと言う作業が必要です。
また、電解液で侵食されてパターンが剥がれ易くなっているので注意が必要です。
今回も2箇所パターンが剥がれ、処置が必要になりました。
結構骨が折れますが、これをしておかないと、将来すごい事になってしまいます....

ここで時間切れ、続きはまた後日。

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IC-750 5台目 部品取り? その3

2014-04-12 | Weblog
今週は、表示がなぜ出ないかを調査。

オシロスコープで調べると、表示データはICに行き、ディスプレー用に展開されている感じ。
じゃあ何?

色々調べていると、電源ラインがノイズっぽい。
怪しい部品を交換して、見事に復活。
接続されているケーブルが短いので、本体の上面の基板の上に紙を置いて
その上にディスプレーユニットをひっくり返して測定しました。
ちょっと間違えると、パチンで終了。慎重に作業を行いました。



ロントパネル側からは、こんな感じです。


これで、送受信、表示共に正常に戻りました。
後は、サービスマニュアルを見ながら各部調整です。



しかし

忘れていました。本体が ブサイク だった。
ラックに入れれば分かりませんが。
どうするかなあ....

 

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IC-750 5台目 部品取り? その2

2014-04-06 | Weblog
RAM BOARDのリーダー&ライターの復活から開始。
回路図と使い方を書いた紙は結局見つからず、現物から想像しながら
足りない部品を追加。
どうにか出来た感じ、動作するか??

早速、RAM BOARDを乗せて、読んで見ると中身は
000番地 6
001番地 6
002番地 6

と6ばかり。RAM BOARDのリーダー&ライターの復活失敗か?と思ったが
その先のアドレスに進むと6以外もあった。
試しに書き込んで見て、そのデータを読んで見るとちゃんと書けている。
これはいける!

動作品のIC-750のデータを読み込んで紙に書き、データの消えたRAM BOARDに
それと同じデータを書き込んで、さらにもう一度確読んで確認。
データ復活です!

早速、無線機にRAM BOARDを戻し、パワーON.
復活ーーーーー!
と、言うほど甘くありませんでした。

結局
・モードは表示されている
・周波数表示は出ない
・メモリーチャンネルは表示されている
・RTTYで送信すると50W位出ている
・PLLがロックしていない感じで、SGから信号を入れると針は振れるが復調出来ない
と言う不具合は解消せず。

RAMの内容が消えたのは、放電しきる寸前のバッテリーにテスターで測定したので
テスターの高インピーダンスでも放電してしまい、RAMの保持が出来なくなったようです。
さすが2.15Vしか無い電池じゃそうなるよなあ。測定中にテスターの表示が
2.15 2.14 2.13 2.12 とカウントダウンしていたから....
安いテスター使うからだろうって、いやFLUKEのお高いやつです。

まず、PLLがロックしないのを調査。
電源ラインを調べてみると、PLLユニットのみ13V,8V,5Vにかなりのノイズが乗っています。
何これ?これじゃ、正常動作できないはずだ。
こいつを退治してやると、PLLがロックするようになり、SGの信号を聞くと
ちゃんとピーと聞こえるようになりました。
さらに送信出力も100W出るようになりました。
実際にアンテナを繋いで聞いてみると、ちゃんと復調出来ていました。
しかし、どの周波数にいるか分からないので、表示部の復活をしなければ
使えませんね。

ここで今回も時間切れ。来週のお楽しみです。


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