JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

TS-50V 修理

2016-01-31 | Weblog
TS-50V を購入。
完全動作品かって?いえいえ、故障品です...

フロントパネルのスイッチを押すと、8割方が違う機能が動作してしまい、
何を押せばバンド切替が出来るの?モード切替は?
ってなもんで、どうしようもありません。

フロントパネルのスイッチ群は、A/D変換してCPUで判断していますので
どこでズッコケているかを探します。


不具合箇所を電線でジャンパーして、一丁上がり!

と思った矢先、本体側の基板を見て目が点。
不具合発見。
どうやって対処するか、一人作戦会議中。

やってくれるよなー!
手に負えないから売ったか....

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IC-736 修理 2台目 その2

2016-01-17 | Weblog
先週はPLL UNITのシールド板を外していたので、元に戻し動作確認からスタート。
ポッカリと空いている元の場所にPLL UNITを戻します。



PLL UNITが収まり、触りまくったPLL UNITを調整。
問題ありません。ちゃんと動作しています。


次は、お決まりのPA UNITの液漏れする電解コンデンサの交換。


見た目では、液漏れはしていない模様。
外して確認しました。


液漏れはしていませんでした。
国内の有名メーカー製に交換。これでこの部分は安心。
メーカーも 「修理はお断り」 と言う位古いですから!



元の場所に。

各部調整も終り、「終了」と言いたかったのですが、スイッチののチャタリングが
多すぎて、「これではちょっとね~」と言う感じです。
交換しますか....


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IC-736 修理 2台目

2016-01-10 | Weblog
IC-736 の修理です。
送受不能の IC-736 を購入しました。

こう言う症状の無線機の購入は、直るか直らぬか、一か八かの大勝負です。

下記の場合は修理が出来なくても、どうにか使い道があります。

受信は出来るけど、送信が出来ない
 ・送信出来なければラジオに出来る

送信は出来るけど、受信は出来ない
 ・もう一台持っているIC-736のファイナルが飛んだ時の部品取り用に

しかし、送信も受信も出来ないとなると、
PLLのUNLOCKとか、基準周波数の水晶の発振停止とか
まあ、そこそこ簡単に直る場合と、落雷品とか何か部品が抜き取られている
場合などが考えられます。
当たればラッキー、外れればションボリです。

大勝負!で、買ってしまいました。

ここで目をつけたのが、表示部がポジタイプに交換されていると言う事でした。
この機種は、購入当初に実装されているネガタイプのLCDはかなりの確率で
ご臨終のようですので、最悪この部分の部品取りに使えると考えました。



届いた無線機を早速動作確認します。
受信は、SGから信号を入れてもホワイトノイズのみで信号は聞こえず。
送信は全くパワー出ず。モニターの無線機でも何も聞こえず。
ファイナルとか、ドライブが飛んでいるのだったら、モニターの無線機に
何か聞こえるのですが、それも無い事から、ファイナルユニットは
生きているのではと期待大です。

この機種はPLLがUNLOCKでも他社の無線機のように、モールスで教えてくれたり
表示部が点滅したりする事は無く、さらに受信音をミュートする機能も有りませんので
通常ユーザーがPLLのUNLOCKなのか、そうでないのかは判断できません。
PLLのLOCK/UNLOCK信号をオシロスコープで確認するとしっかりUNLOCKを出しておりましたので
追いかけるのは、まずこのPLLがどうしてUNLOCKなのかと言う事です。

この基板は大変で、チップ部品で実装されているし、部品は何か分からぬ
固定剤で固められています。幸いな事に、熱を加えると溶けるので、ドライヤーで
炙って柔らかくして除去しながらの測定です。
追いかける事5時間ついにシッポを捕まえました。


不良部品を交換すると、PLLのUNLOCK信号がLOCKに変わり、
送受信出来るようになりました。

来週はファイナルユニットの液漏れする電解コンデンサが交換されているか否かの確認と
各部調を行う予定です。

どうにか部品取りにならず、無線機として復活しそうです。








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TS-50S スポンジ交換

2016-01-03 | Weblog
あけましておめでとうございます。

本年も無線機修理のスタートです。
まずは、TS-50Sのスポンジ交換から。

TS-50Sのフロントパネルの裏側に、スポンジが入っています。
見た目は良さそうなのですが


ピンセットで摘むとバラバラになります。


それなら、触らなきゃ良いのでは?と、言われそうですが....
放置しておくと、フロントパネルのボタンが抜け落ちます。
早めにスポンジを交換しておいた方が良いと思います。

無線機を固定で使っていて、移動させる事がなければ
大丈夫ですが、フロントパネルが下に向くような格好で
移動させると、いつの間にかボタンが数個落下しています。

今年最初は、半田ごての要らない作業からでした。

この年代のKENWOODのRIGは、この方式を採用されている物が
他の機種にもありますので、ボタンの紛失に注意しましょう。







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