JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

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IC-760 修理 4台目

2013-11-30 | Weblog
IC-760 1台,IC-760PRO 2台の修理実績があり、今回のIC-760PROは4台目の修理です。

感度が悪いと言う物。
受信してみると、30dBほど悪いようです。

先週はWW CWで2日間遊んだので、今週は運用ではなく修理に気合を入れてスタート。



右側のRFユニットが怪しいので、ここから調査。
不具合箇所を発見、早速処置をし感度バッチリ。

基準周波数を調整しようと、電源ユニットを移動させると、高安定度基準周波数発振ユニットが見えました。
お、お金持ち!かなりの金額だったと思います。
調整しようと思ったら、なんとバッチリドンピシャでした。すごい!


経年変化でズレている各部トリマ、コイルを調整し、修理完了。
HF機は1台しかお持ちで無いようですので、早目にお返しする事としましょう。
運用出来ないと辛いですからね。
楽しみにしていらっしゃると思いますので。






IC-821 説明書

2013-11-22 | Weblog
IC-821は10W機と思っていました。
取扱説明書の定格のページを見ていると20Wと書いてあるじゃないですか。
え?

そう言えば4アマのV、UHFでの出力が20Wに変更になったのを忘れていました。
その変更後に発売されたRIGのようですね。
と、すると430MHzで6Wしか出ていないのは重症ですね。

144MHzは壊れたモジュールの代わりにS-AV8をパーツケースから発掘したと喜んでいましたが
確か10W用のモジュール、20Wのモジュールなんて手に入らないでしょうね。
そうそう、棚の飾りにHL-726Dがあるので、IC-821を10W機にしてHL-726Dに入れて
50Wにすると言うのも手ですね。
もし6Wしか出ないのが、430MHzのモジュールの劣化だとすれば、HL-726Dの入力アッテネータの値を3dB減らして
IC-821をMAX 5Wにしてやるのもありだなあ。と、あれこれと考えて見る。
回路図を開いていないので、妄想の世界。
ここで回路図を見ると、着手したくなるので、来週末まで我慢、我慢。

明日は修理を止めて、WW CWに気合を入れて参加しようかと思っておりますが
SSNが200を越えていたのがグングン下がって、今は85のようです。
28MHzがドッカーンと開けて、沢山QSO出来るかと期待しているのですが
どうなる事か。途中棄権で無線機を修理していたりして.....

ヘッドホン 修理

2013-11-20 | Weblog
今朝 21MHz CWでCQを出すと、W1???からコールされた。
信号が非常に弱く、QSBもありスピーカーからではコールサインが確認できないので
ヘッドホンをしようと、両方に開くと 「バギッ」 えーーーー、
某国製の怪しいヘッドホンならそれで許せるけど、天下の Panasonic製 ですよ。
Panasonic製と言っても製造は海外でしょうが、Panasonic指導の下製作された物なので
こんな重要な部分が簡単に割れるとは思いませんでした。

スピーカーのコイルが切れて、音が出なくなったのなら、ゴミとして処分ですが
プラスチックが割れただけで捨てるのはちょっとなあ。
と、貧乏根性丸出しで、画像のように添え木ならぬ、添えアルミ板で補強して見ました。
格好悪くても人に見せる訳ではないので、実用になればOK。



実は、このヘッドホンはノイズキャンセラー機能が搭載されていて、ノイズキャンセラーなる物を一度も使った事が無かったので
外部の雑音を消してくれればと思い購入したのです。
いつもノイズキャンセラーはOFFで使っているので、ただのヘッドホンなのですが、両方からの挟み込む力が強くなく、
長時間の運用でも頭の側面が痛くならないので気に入っていたのです。
驚いた事に、まだこの機種は現行商品として販売されているようで、確か購入したのは3年以上前、
いや5年にはなるかと忘れるくらい前に購入した物です。
プラスチックだから5年も使えば良しですかね。でもまだ使いますよ!

この補修であと何年使えるか、長持ちしてもらいたい物です。

IC-821 修理

2013-11-17 | Weblog
ちょっと前に、動作がぐちゃぐちゃな IC-821 を購入。
修理デスク上に、某社の修理不能をつきつけられた中級機が乗っていたので
修理待ちでした。

荷物が到着して、開封もせず放置したままだったので、やっとご対面。
傷も無くかなり綺麗。

見た目は良くても、動作しなければどうにもなりません。
とりあえず通電してみました。
本当だ、動作がぐちゃぐちゃだ。

メイン側で433.10MHz FMを受信しながら隣でハンディー機のLOWで送信。
Sメーターは振れず、音も出ない。
USBに切り替えるとSメーターが振れ、音が出る。
FMに戻すと音が出てSメーターが振れる。
ここでパワーオフ、再度パワーオン。またメーターが振れず音が出ない。
メインとサブを入れ替えるとこれまた規則性の無い動作。
色々切り替えたり、パワーをオンオフしたりしましたが、動作したり
動作しなかったり、その条件に規則性が全くありません。

壊れた部品は勝手には直らないので、部品が壊れたならこんな動作はしないはず。
接触不良を疑い各ユニットの基板を摘出して、半田の怪しい部分を補修。
動作が安定しました。
この機械は非常にメンテナンス性が良く、すばらしい造りです。
修理されたことがある方なら、「そうそう」と言われると思います。

残念ながら、430MHzは6W程度、144MHzはパワー微弱。
144MHzはモジュールが壊れています。
モジュールを分解すると、初段の増幅部が死んでいます。
部品箱を探すと、S-AV8が出て来ましたが、ここで時間、夕食の時間です。
一杯飲むので、その後の修理は危険ですので、本日はココで終了。

交換は後日。
430MHzは調整して10W出るようになるか、モジュールの劣化かは
分かりませんがこれも後日調査。

とりあえず、ぐちゃぐちゃな動作が安定したので、あとは
時間をかければ直るでしょう、

次はFT-920の修理が待っています。

困った!

2013-11-03 | Weblog
預かった無線機は全て返却したので、購入した壊れた無線機を修理しています。
プログラムが関係する不具合なので、前に進めず困っています。

ある操作をしようとしても、フロントパネルのキーでは受け付けられないのですが
コンピューターからコマンドを送ってやるとその機能は動作します。

どうやら初期セット中にどこかの回路から返答が無いので、その機能の返事を
ずっと待っている感じです。コンピューターとの通信は割り込みが入って処理して、
その処理が終ると、また返事待ちに入ってしまうようです。
これはプログラムした人にしか分かりません.....

プログラムを書いた人なら、この処理が終って、次はここと分かるので
このキーを受け付けるがココを受け付けないのは、このICから返事が無いからだよ
って分かるのですが。
メーカーもさじを投げた一品と言う事で購入したのですが、本当にメーカーさんは調べたのでしょうかね。

同一機種の動作品を持っているので、その無線機の部品取りで保管するか
コンピューターコントロールと併用で使うしかありません。もう少し頑張ってみましょうか。