TS-600 の修理の続きです。
まずはVFOのメンテナンスから。
外さないとメンテナンス出来ませんので、まずは本体から取り出します。
VFOが無くなると、本体内部はかなりさみしい状態に。
最近の無線機では、エンコーダーだけなので、外しても何か無くなった?程度ですが
昔の無線機のVFOの存在感は半端ではありません。
シールドケースを外してバリコンの接触不良を直します。
基板の部品も点検します。
VFOを元に戻し、マーカーをONにして信号を確認します。
VFOは良い感じに仕上がりました。
それでは、マーカーをOFFにして、送信はどうか調べようと思いましたが
マーカーをOFFにしたはずが、いつまでも ピーーーーーーー と聞こえています。
はあ????
回路図片手に信号を追いかけると、マーカーがOFFでも電圧がかかっています。
犯人はこれ
これで、送信の試験が出来る。
うん、いい感じにパワーは出ています。変調具合などは後回しにして
色々な機能を調べなければとメーター表示をセンターメーターに切り替えると
あれ?全然合ってないなあ。じゃあ調整するかとVRを確認すると
あるはずのVRが無い......
何やら改造されています。これだから中古はねえ。
また来週です。