FT-891

FT-891
表示部の色、ボリューム類、スイッチ類の感じからFT-100を想像させます。
でも良く読むと、HF＆50MHzのようで、144MHz、430MHzは
搭載されていないようです。

FT-100と比較すると、LCD右横のスイッチ類が上部に行って、
メインダイヤルが大きくなったと言う印象。
中身はDSP搭載で進化しているでしょうから、あのスイッチの数で
豊富な機能を使いこなすのは大変でしょうね。
タッチパネルにすれば、その辺はある程度クリアー出来ると思いますが
小型化すると、男性の太い指で押すのは無理どろうなあ。
それにコストも上がるでしょうから。

と、画像を見て勝手にあれこれと想像。
どうせ壊れた無線機しか買わないだろう？って。
まあ、夢を見るのは自由ですから．．．．．．

YAESUさん、ICOMさん元気ですね。KENWOODさんTS-480の次を
期待していますよ！

IC-1271 修理

IC-1271の修理です。

電池交換をしたら、送受信出来なくなったと言う物。
周波数は変わるし、モードも変わる。PTT ONで送信状態にもなり
TXランプも点灯するが、電波は出ない。

どうやらデータが化けているみたい。
どうして化けるか？
それは、交換前の電池の電圧と、交換後の電池の電圧そして
交換方法を頭に入れて、RAMボードの回路図とRAMのデータシートを
見れば分かります。
ご自分で交換される場合は、お気をつけ下さい。

結果は、化けたデータを書き直して正常になりました。

が、しかし、出力は周波数により8W～12Wですが感度は極悪。
そんな話は聞いていませんが．．．．．
その感度だと、町内で10W出されても聞こえるか聞こえないか
位では？というひどさ。
増幅部が１段飛んでいるのかと思い、調べて行くと調整ズレ。
あちこちくるくる回して「わかんなくなっちゃった」
と言うのが正解？と思う位ズレていました。
過去の修理でここまで凄いのは３本の指に入ります。
調整して、送信は全体帯域10W出るように、受信は手持ちの
IC-1271と同等になりました。

さすがにPLLユニットは奥まった所にあるので触られていないようで、
経年変化でしょうと言うだけのズレでした。


表示周波数と送受信周波数がバッチリ合いました。
センターメーターもズレていたので合わせました。
頼まれてもいない事を勝手にあまりやるのもと思い、運用するのには
困らないと言う辺りでおしまいにしました。
やればキリがありませんので、こんな所で止めておきましょう。

FT-900S 修理

受信音が小さくて、感度も悪いと言う FT-900S が到着。
修理してもらえる所が無くて、困っていたとの事でした。
早くご相談いただければ．．．．．

本体は新品のように綺麗で、箱も同様。とても丁寧に
扱われていたようで、傷を入れないようにいつも以上に
気を使いました。


型式部分の画像です


早速通電。
SSB,CW,AMは、ボリュームを一杯上げても、内部雑音の「ザーーーー」が
聞こえて来ません。
FMではかろうじて。本当に蚊の泣くような「ザーーー」です。

SGから信号を入れてみるも、通常ならSメーターが振り切れるほどの
信号を入れてやっとS7,復調音もボリューム最大でかろうじてと言うレベル。

では、送信は？
受信出来ない物を、送信だけ出来たと喜んで見ても仕方が無いので後回しに。

あちこち測定する事30分。発見！！
不具合部品を交換して感度＆音量復活。


各部調整をしました。
パワーは全バンド9W程度でしたので、11W前後に調整。
10Wとか20Wが正確に測れるパワーメーターが無いので、自分の所有する
パワーメーターを信じて調整。


人気のコリンズフィルター仕様でした！


連続通電中。



何も無ければ、１週間ほどの連続通電試験後に返却です。

FT-900 修理

ゴールデンウイークに始めた無線機の整理ですが、売りに出す前に
もう一度点検＆調整を行っています。

FT-900が2台あるので、1台は売りに出そうと電気を入れて見ました。
最初は良かったのですが、点検中に24MHz、28MHzでPLLのUNLOCKが発生。

分解して不良部品を交換し、再調整をしました。

今の所良さそうですが、しばらく電気を入れて動作確認をします。


この休みに動作確認したり再調整して売りに出したた無線機、受信機は
FT-850 , IC-723 , NRD-515 , VR-150

点検中で、そのうち売りに出そうと思っているのは
今日修理した FT-900 と IC-721 、IC-736 、 IC-575
などです。
まだ探せば２台ある無線機があるはずだが。

と、こんな事をしているうちにゴールデンウイークが終ってしまいました。

IC-721 修理

IC-721を2台発掘。
2台も要らないだろうと、1台はお嫁に出す事に。
当分電気を入れていないので、各動作を入念にチェック。

そのままでも問題ないのですが、

「気に入らん」

あーあ、またこんな事に。


これだから、シャックが片付かない訳で。

でも、納得の一品に仕上がりました。

違う無線機の修理をしながら、この無線機でみなさんの交信を
聞きながら連続通電中。

また分解ばらばらになったりして．．．．．
いつになったら片付くんだろう。

強風なのでおとなしく無線機の調整

昨日、今日と強風注意報が出ています。
今も時々突風が。アンテナを上げられませんので
同じ機種が複数台ある無線機の整理をしております。

良くもまあこんなに壊れた無線機を買ったもんだと関心．．．．
ある無線機なんて、同じ物が６台ありました。
使いもしないのにって、家族には不評です。
包括免許にしてくれれば、日替わりで無線機の入れ替えをするんだが！

修理して保管しているのですが、通電していないので
何台かは不具合があるんだろうなあ、恐ろしや、恐ろしや！

テレビを見ながら無線機の動作確認、再調整を行っています。
整備の終った物からホームページの方に掲載して、嫁ぎ先を
探したいと思います。
ホームページは、コールサインで検索すると出てきます。

TS-950SD 修理

「送信が出来ない」　と言う TS-950SD を購入。
定価10万円台のトランシーバーなら、不動作品は割と安く買えますが
このクラスの昔の高級機は不動作品でも結構なお値段です。
でも、無理をして買ってしまうこの悪い癖．．．．．

送信が出来ないって事は、ファイナルが飛んでいる？
もしそうだったら、RCAでリアパネルに出ているドライブ出力を
増幅して、10W～100Wのリニアを作って遊ぶかなど色々考えておりました。
考えているだけでは、前に進まないので、早速作業開始。

通電して確認すると、TXランプが点灯せず、送信になっていない感じ。
もしかして、制御系がNGでファイナルは生きているかも。
期待大！


色々ゴソゴソやっていると、送信出来るようになりました。
あれ？

コネクタの接触不良のようです。
パワーコントロールを最小にしていたので、ジワっと上げてゆくと、
外付けのパワーメーターは110W程度を示しています。
ファイナルは生きている！

ふと、無線機のパワー表示を見ると180W位を示しています。
何、何？？？？

1.9MHzから28MHzまで各バンドでデータを取って見たのですが
どのバンドも無線機のメーターは盛大に大盤振る舞い．．．．
前オーナーがパワーを上げようと、VRを回したのか？
残念ながら回したボリュームは、パワー検出してメーターをどれ位振らせるかと
言うVRで、パワー調整は別のVRです。
実際のパワーと、無線機のパワー表示が合うように調整しました。

受信感度はSGから信号を入れて確認しましたが、どのバンドも
問題なし。
ダミー相手に、しばらく送信不良が出ないか監視しながら
次の無線機の修理です。

IC-780 、 TS-950SD と昔の高級機を修理しましたが
まだ他にも購入した修理待ちの重量物があります。
とにかく重い！
基板が裏面にあると、これをひっくり返すのかとため息が出ます。