JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

TS-930S 修理 その7

2014-11-24 | Weblog
TS-930Sのパワーアンプユニットのドライバー段のトランジスタをFETに置き換え、
24MHz、28MHzでパワーが出にくかったので、オリジナルのアンプではどのような動作を
しているのかを確認するために、整備して棚の飾りになっていた
もう一台のTS-930Sを引っ張り出して来て、パワーアンプユニットを拝借。

ギョギョ!目が点になりました。


画像を良くご覧ください。
2つあるMRF485の左側の方の左の足です。半田がありません!
良く見ると、足は一応接触しています。これで動作していたようです。

違う角度からもう一枚。


半田付けしてやり、データを取って見ると、やはりドライバー段では
24MHz,28MHzは他のバンドに比べてかなり一生懸命押していました。
オリジナルのトランジスタ以外で載せ換えるのだったら、24MHz、28MHzで
ガンガンパワーが出せるような石にしないと、私のように60Wしか出ないと
無駄な時間を費やす羽目になります。



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TS-930S 修理 その6

2014-11-23 | Weblog
TS-930Sにダミーロードを繋ぎ、28MHzの上限である29.7MHzで実験。
先週までの回路では、60Wしか出なかったので改造しました。
今度こそ....


緊張のキーダウン前


画像が逆さまなのは、調整ポイントのある基板が底面にある為、
RIGを上下逆さまにしているから。

では、緊張の一瞬 CWで実験開始。

 5

 4

 3

 2

 1

 0 キーダウン



成功!!

データ取りや耐久試験をしないといけませんが、とりあえず第一段階クリアー
と言った所でしょうか。

バンドにより違いますが、28MHz帯を除き、MRF422を十分押せているようで
150W以上出ています。28MHz帯の上限である29.7MHzで130Wと少な目ですが
下限の28MHzでは140W出ており、上限付近で運用する事がないのと
ALCで100Wにセットするので、リニア領域で使う事となり問題ないと思います。

TS-940Sも同じような構成ですので、今後はこの方法で行けるかなと
夢は膨らみますが、全ては耐久試験、データ取りが終ってから。

TS-930Sの修理は、まだまだ続きます。

早くTS-930Sを終らさないと、購入した故障した無線機が
列を成して待っています。
大げさな!!



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TS-930S 修理 その5

2014-11-16 | Weblog
今週も、「いつからやってるの?」と言うTS-930Sで遊んで
いや 「遊ばれて」 いました。

小汚い実験基板で、あれこれとデータを取ったので、いよいよ
TS-930SのPA部分にその回路を実装です。
壊れたMRF485と交換して、そのまま実装出来るのが理想ですが
そうは行きません。

まずはMRF485 2個を撤去
次にPA部の放熱板に電源のICを固定するためのタップ加工
そして、BIAS回路の変更
基板を放熱板から外して作業する必要がある時、電源回路が直接繋がっていたのでは
作業し辛いので、コネクタで外せるようにしておきました。


さらに、ドライバー段が発振して、コントロールが効かなくなってファイナルを道連れにバーーン
となっては困りますので気休めにヒューズを入れました。車用の小型のヤツです。


こんな感じに仕上がりました。

ドライバーのFETを一気に実装して、おっと違ったはイヤですので
何度も、何度もチェック、そして、理想の電圧がかかっているか
FET未実装のままテスターで確認します。

間違いなかったので、FETを実装してデータを取りました。
1.9MHz~21MHzは勢い良くパワーが出ますが、24MHzはギリギリ100W
28MHzは70W 29.9MHzでは60W。
宿題が出来てしまいました。

まだまだ続く、TS-930Sの修理....
今年中に終るのか!?


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FT4TA祭り

2014-11-04 | Weblog
近年運用がなかった様で、すごい人気ぶり。
土曜日に聞いて見ると、どこもすごいパイル。おまけにピックアップされるのはヨーロッパばかり。
さらに悪い事に、信号が弱くて水鉄砲では切り込める余地は無し。

土曜日は無線機の修理をしていたので、JAにオープンしていた時に
聞いていないから信号がこんなに弱いんだと思い、日曜日は強い信号が
聞ける物と信じ、朝から頑張って見ればどうになるかもと思ったのですが、甘い、甘い。
連休なので、JAにオープンしている時間にどこかの周波数のCWで1つ出来れば
上出来と思って、頑張って見ましたがさっぱり。
拾ってもらえる気がしません。スプリットの幅が半端じゃなく呼んでいる局数も半端じゃない。
昼前に21MHzCWにお出ましになり、JAを拾っていたので頑張って呼んで見る物の
見事に撃沈。さらにその後、24MHzSSBで聞こえていましたが、
信号が弱く、KW局がゾロゾロ出てきて呼んでいるので、とっとと諦めました。
その後、21MHzSSBでJA指定。これは強い、と思っていたらさっさとJA指定も解除で、
ヨーロッパのお祭り状態。
日曜日も交信出来ず。

祭日の月曜日。これが私のラストチャンス。日曜日に聞いた信号の感じから
出勤前の朝はチャンスが無く、夕方以降はヨーロッパ祭り、JAが遊んでもらえるのは
昼間の数十分。と、すると昼間は仕事をしているので、もう無理。
連合国チームが編成されて1ヶ月近くの長期間運用されるまで無理そうです。
10日程では、ヨーロッパがおなか一杯になる程度で、JAにはおこぼれは回って
来そうにありません。
色々なバンドで、JAでS3以上の時間が結構あるのですが、その時も
JA指定をしてくれないので、1時間聞いていてピックアップされるJAは
たったの2局でした。
それでも私のラストチャンスの月曜日だったので、頑張って見る事に。
昼過ぎに28MHzCWに出て来ました。クラスターでは28.024MHzですが、
ご本尊は聞こえません。JAにビームが向いていないのかと思いながら
前後をスイープしていると、CQ CQ FT4TA と28.026MHz。え、CQじゃないか。
信号は539、UP2KHzでコール開始、しかしピックアップされたのは、ヨーロッパの局。
返信が無いのか相手のコール+599を4度繰り返し、NILでまたCQ CQ。
今度はCQを出しながら、上方向に1KHzじわっと上がって行きました。
そこでまた違う局をピックアップ。しかし返事が無いので相手のコール+599を3度。
やはりNIL。またCQ CQ。もしかして、これってSPLITを押さずに、SPLITのつもりで運用している
と思って、ON FREQで呼ぶと、返事がありました。
ラッキー!!!
QSO出来たのですが、これって本物?
その後も延々と同じように上に下に動きながら運用していて、それに気づいたJAの局が
数局交信に成功していました。

そして夕方、14MHzのSSBにお出まし。またUP5-30KHzとかで、KW局が
ひしめき合っているのかと聞いて見ると、割と静か。え?
ご本尊はノイズがあり聞きにくいものの、RS42でコールバックは分かります。
よく聞くと、UP5-10KHzで拾っている。ここは数局呼んでいるUP5KHzはやめて、
UP10KHzで呼ぶとすぐに返って来ました。
地域的な物だと思いますが、広域にオープンしていなかったようなので
VK9DLXの最後の頃のような、パイルの小さい状態で出来ました。

後は合格発表ですが、月曜日の夜中にはまだLOGがアップされていませんでした。
どっちか1つは本物でありますように!
今朝見ると、LOGがアップされていて28MHzCWと14MHzSSBは両方共にOKでした。
出来る時にはこんな物です。
これで私のFT4TA祭りは終了です。


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