JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

FT-767 2台目 修理

2014-02-22 | Weblog
FT-767GXX のHF帯の感度が悪いとの事で、お預かりしました。

SGから信号を入れて確認すると、本当だすごく感度が悪い。
60dB入れてもSメーターが振りません。

信号の流れから、まずこの基板。

片手で基板を支えながら、通電して測定器でチェック。
手が離れたら、パチンで他の回路も壊れて、何がなんだか分からなくなりますので、
慎重に、慎重に。

リレーの接点不良があったのですが、乗せ換え可能なリレーが無いので
分解して、接点のクリーニングと接点間隔の調整。
しかし感度は上がったものの、問題解決になるほど良くはなりませんでした。
さらに追いかけて行くと、何とプリント基板のパターンが剥離していて、さらに
切れていました。どうやら基板に衝撃を与えたようです。

部品衝撃が加わる --> 部品の足の長さに余裕があったので、基板の部品面から
半田面方向に部品が押される --> 基板のパターンの接着剤が力に負け剥がれる
ーー> もう剥がれる所が無いまで剥がれたがさらに力が加わっていたので切断される

と言う具合。

切断された部分を繋いでやると、感度良く受信するようになりました。



修理依頼の時には、HFの感度低下だけでしたが、さらに3点ほど気になる点があるとの
ご報告が。
VOXが動作しないとの事で、調査したらボリューム自体の不良でした。
しかし、フロントパネルに直付けのVRではなく、他のスイッチやボリュームと共に基板に実装後
フロントパネルに取り付けられた物で、代替案が浮かびません。
また、良い案が浮かんだとしても、作業が大変で作業工賃がとんでもない事になりそうなので
お断りしました。
VOXなら外付けでも実現できますし。
さらに、プロセッサーも効きません。これも同じタイプのボリュームです。
プロセッサーも外付け出来ますしね。

各部調整したい所ですが、RFユニット、IFユニット以外は、この無線機はちょっとねーーー!
修理した事ある方は、お分かりだろうと思います。



と言う事で、深入りせずご依頼の感度が悪い部分の退治とRFユニット、IFユニットを
少しだけ調整してお終いとします。

最後に、100Wのパワー計が勢い良く振り切れる位パワーが出ていました。
250Wのエレメントに交換して確認すればよかったのですが、おいおいこりゃヤバイよと
言う事で、オーナーさんに連絡。100Wに調整して良いとの事でしたので、施しておきました。

ALCを効かないようにして、出るだけ出している無線機を時々見かけますが、
電源部、フィルター部を100Wで設計してあるので、出るからと言って思いっきり出しても
良い事は何もありません。

一例は
LPFのコンデンサ破裂 --> 検出ユニットはパワーがあまり出ていなと判断 --> 押せ押せ
--> ファイナル破壊
ですね。

じゃあ、優しく使ったら一生壊れないか?そんな事はありませんが、乱暴にパワーを
上げるよりは長持ちするのではないですか?


---------------------------------
修理依頼は、昨年3月3日のBLOGの内容を良くお読みになり、メールにて
ご連絡ください。jarl.comあてのメールには、返信致しません。
2013年3月3日のBLOG
---------------------------------


TS-850 3台目 パワーアップ依頼

2014-02-17 | Weblog
自分のTS-850S LimitedとTS-850Vに続き、3台目にあたるTS-850は D(25W)モデル。

25Wを100Wに改造して欲しいと言う物。
先日のBLOGのIC-723はMタイプ(25Wモデル)と100Wモデルでは、ファイナルのトランジスタが
違っていましたので、IC-723MをIC-723にするにはパワーアンプユニットの乗せ替えしか方法が
ありませんが、このTS-850DはTS-850Sと同じトランジスタを使ってありますので
改造すれば100Wに出来ます。
と、書けば簡単そうですが、実際は数点の部品交換が必要で、ファイナルを飛ばす
可能性があるので、お断りしました。

しかし、「50Wまでならどうにかなりそうですが」と言うメールをお送りしたら、
それでも良いとの事でしたので、お送り頂きました。

届いてすぐ、気になるあの悪名高いDDSのICの型番チェックをすると
見事に、今日壊れるか、1年後に壊れるか、一生壊れないか分からない
YM6631が実装されているバージョンでした。
4個の内の1個は過去に交換された跡があり、交換品もYM6631でしたので、
かなり昔に故障し修理してもらった模様。

そのまま知らないふりして、50Wに改造して、はい出来ました!ってのも手でしょうが、
商売ではありませんので、そんな事は出来ません。
メールで問題のあるICが実装されたバージョンで、せっかく50Wにしても、いつまで使えるか
分かりませんが、それでも改造されますか?それとも、着手せず返送しましょうかと連絡した所、
そのまま返却を希望されましたので、返送する事となりました。


---------------------------------
修理依頼は、昨年3月3日のBLOGの内容を良くお読みになり、メールにて
ご連絡ください。jarl.comあてのメールには、返信致しません。
2013年3月3日のBLOG
---------------------------------


IC-760 4台目 再修理

2014-02-15 | Weblog
昨年12月に修理したIC-760PROですが、今度は受信感度が落ちて
Sメーターが振れないと言う故障で再び入院して来ました。

こちらに届いた時に現象が出ないと困るので、現象が出ている時に、調べて欲しい項目をメールして、
その返事を貰っていました。
RFユニットに間違いないと言う結論で、届いたらすぐに現象を確認して作業に入ろうと
しましたが、届いた時にはSGから信号を入れると、全く問題なく感度バッチリ&Sメーターの振れ良し!
トラックの振動で直ったか....

あれから2週間。毎日12時間ほど通電しておりましたが、全く現象が出ませんでした。
仕方ないので、アンテナ端子や受信用アンテナIN端子、受信用アンテナOUT端子などが実装されている基板を外し、全ポイント再半田。


さらに受信用アンテナIN端子、受信用アンテナOUT端子などのRCAコネクタ6個はクスミがかなり激しかったので、磨いてておきました。
画像は磨く前の状態です。

一番疑わしいRFユニットも面倒なシールド板まで外して全ポイント再半田。


多数使われているTMPコネクタのクリーニングや通電してSGから信号を入れて、コネクタ部分の接触を
ゆすって確認などを行いました。
しかし、現象が出ていないので、それが効いたかあるいは的外れの作業をしているかは
全く不明。

しばらく様子を見て、現象が出なかったら返却して実際に使ってみていただくしか手がありません。

最後に、前回送り返す前までは点灯していたSメーターの電球が、到着時に切れていたとの事で
今回はLED化しておきました。
LED1個で実験した所、中心部ばかり明るくて、端の部分が暗いのでLEDを2個使って
左右に向けて配置して暗い部分が出ないようにして見ました。


時々XXなるとか、現象が出ないのは修理が出来たのか、出来ていないのか分からないので
いつ返却するかが悩める所です。
時間ばかりかかって、達成感が無いので、
「なんだかなーーー」
って気分です。


---------------------------------
修理依頼は、昨年3月3日のBLOGの内容を良くお読みになり、メールにて
ご連絡ください。jarl.comあてのメールには、返信致しません。
2013年3月3日のBLOG
---------------------------------



IC-723 電球とLEDの比較

2014-02-02 | Weblog
写真では違いが分かりにくいばかりか、実際に見た目とは逆な感じに
映ってしまいました.....

下のIC-723が電球
上のIC-723MがLED



LEDはちょっと白っぽくて冷たい感じですが、それは並べて比較したからからの話。
どちらか片方だけ見ると、何も違和感はありません。

消費電流、発熱を考えるとLEDの方が良いでしょう、
しかし、切れていない電球を廃棄してまでLEDにすると言う気になるほど
何かが良いわけではありません。
IC-Δ100のように、とんでもなく熱くなる無線機では、LEDに替えると
発熱が少しでも抑えられるので、メリット大ですが。

メインで使っている無線機なら、電球が切れるほど通電しているでしょうが、
時々動作チェックをする程度の無線機は、電球でも切れるほどの長時間通電する事は
ないでしょう。



IC-723 修理 2台目

2014-02-01 | Weblog
今回の修理は25W機のIC-723M。

他の機種で50W機は修理した事がありますが、25W機と言うのは
初めてです。

電信級の電力が10Wまでから25Wまでになった時の機種らしいのですが、
25Wなんて時代があったかな?記憶にありません。

ファイナルがMRF477です。FT-900Sを修理した時にも見ました。


今回は、パワーが出ないと言う事で購入しました。
ちょっと体勢が悪いですが、こんな感じに分解して信号を追いかけています。
倒すと、 「パチン」 で終了ですので、緊張しながら作業しました。


不良部品を交換して、修理完了。
何と、ALCのVRを最大に回してあり、50W以上出ておりましたので、1.9MHzから28MHzまで25W~30Wに
なるように調整しました。
最初14MHzで25Wになるように調整したのですが、そうすると1.9MHzだけが20Wしか出ないので
14MHzで30Wにすると1.9MHzが25Wになりました。
パワー計のエレメントが 2MHz~ なので1.9MHzの測定値の誤差が大きいだけかも知れませんが....

最後に、バックライトの電球が切れていたので、実験がてらLEDに交換してみました。
電球の買い置きが多数あるので、いつも電球に交換するのですが、今回はどれ位
明るさ、色に違いが出るか見たかったので、LEDにして見ました。


これだけ見ると、LEDでも電球の時と同じように見えます。
後日、同じ機種で電球仕様とLED使用を並べて比較して見ましょうか。

今日も楽しく遊べました。

そう言えば、 FT5ZM で賑わっているようですが、修理を優先してしまいました。
DXerじゃないよなあ、修理屋だよな・・・・



検索ページから無線機の型式で検索して飛んで来て、コールサインを見て
jarl.com経由で問い合わせがちょくちょく来ます。返事するのが面倒なので
毎回BLOGの下に同じ文章を貼ろうかと思います。

---------------------------------
修理依頼は、昨年3月3日のBLOGの内容を良くお読みになり、メールにて
ご連絡ください。jarl.comあてのメールには、返信致しません。
---------------------------------