28MHz

IC-760PROのケースを元に戻し、シャックに持ち込み連続通電がてら28MHzを聞いていたら
RAGコンテストのCQがたくさん聞こえる。
ヨーロッパがオープンしているではないか。これはQRVしなくては。

IC-760PROから同軸を外し、いつものRIGに戻しさっそくCQを。
パラパラ呼ばれる程度。G,EI,I,PA,DK,OH.EAなど十数局QSOして24MHにQSY。
続けて呼んでくれて1時間ほど遊べました。
24MHzではUR,ON,EI,F,OM,SM,DK,UA3,OK,F,9A,EU,OH,OZなどでした。
EIは同じ局が28MHzに続き24MHzでも呼んでくれました。

ハイバンドが静かになったので、IC-760PROをAMラジオに合わせ
通電試験を再開しました。

IC-760PROは2台あるので,1台はお嫁に出さなくては。
頑張って調整したので、オークションや無線機屋さんの中古よりは
良いと思いますが。自己満足！かな。

TS-690 2台目

1台目は自分のTS-690Sのメンテナンスでしたが、今回のは25WモデルのTS-690Dで、
AFの液漏れする電解コンデンサの交換です。

ご自分で交換されようと外されたのですが、パターンが剥げ、スルーホールも抜けて
しまったので対処して欲しいとの事で、お預かりましました。



半田面のランドもなくなっているので、どうしようかと悩みました。


電解コンデンサを寝かせて取り付け、かろうじて残っている部品面のランドと、インダクタの足に
リードを半田付けしました。それだけでは強度的に不安だったので、インダクタとフィルターに
お力を借りる事としました。耐震補強です！？


今までの経験から、怪しい部品をチェックしましたが、異常がなかったので一安心。
CARユニット調整


PLLユニット調整


パワー調整、感度調整、RITゼロ調整などなど各部調整をました。

最後にバックアップ電池の電圧チェックを。3.29Vありますので、まだまだ大丈夫。


終了です。

IC-723 修理

IC-723の要修理品を購入。

受信は良い様子だが、バンドによってパワーの出具合が違うと言うもの。

ICOMの修理受付終了機種リリストに載っている機種です。
修理しようとした痕跡が見られます、部品が中に2点ほど落ちていました。
そのまま電源を入れたら危ないところでした。

まず疑ったのがフィルターユニット、しかし残念なことにここは正常。

フィルターユニットをパスして、直接パワーアンプユニットの出力に
パワー計を繋いで見ると、すでにここでパワーが出にくいバンドがある。
14MHzで70W 21MHzで80W 28MHzで80w

5秒程度のCWでの連続キャリアで異臭がする。どこから臭って来るのか
探しては見るものの、犬じゃないので見つけられず．．．．
異臭させしなければ、50Wでおとなしく運用すれば良いのですが
異臭がするとなると、そういう訳には行きません。

あまり送信すると、煙が上がりそうなので、ちょいと送信して
電源を切ってパーツを手で当たり温度検査。
見つけた、ここだ。




何でそんな事になるか、回路図を眺めながら、この部品が壊れたらそうなるか、
いやならない、それではここはと一人作戦会議。
その仮定を元に、オシロスコープで確認しながら進めると、ついにたどり着きました。
不良だったトランジスタを交換して修理完了。

今週末は各部トリマ、コイルなどの調整をして蓋ができる予定。

IC-371D 返却

IC-371Dを返却する事となりました。

色々操作していて、最後に気になった部分
・Sメーター
・センターメーター
・RIT
の調整をして返却しました。1ヶ月程度お預かりしていました。

オーナーさんに動作確認をしていただき、合格！を頂きました。

修理デスクが空いたので、IC-760PROの連続通電試験をしながら
次の無線機 IC-723 の修理に取り掛かりました。
これは　「壊れています」　のあまーい言葉に釣られて購入した
自分の無線機ですので、あせる事無くゆっくり修理が出来ます。
何が原因か、突き止めるまでが楽しいひと時です。

週末なので、運用もしなくては！