JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

FT-900 修理

2018-01-28 | Weblog
FT-900 の修理です。
先週の続きで、「その2だろ?」 いや、違うんです。
別のFT-900です。

2013年3月3日のBLOGの通り、ご依頼頂く方には
「こいつ盗み取る気では?」と思われるような厳しい条件でしか
お受けしておりませんので、年に数人からしかご依頼はありません。
これを本業にしている訳ではないの、そんなにたくさんは
お受け出来ないのでちょうど良いペースではあります。
そんな訳で、2週続けて自分の無線機が修理できないのは、久しぶりです....

運用中、FT-900の操作をしていたら突然表示部のバックライトが
薄くなってきて、電源が落ち、その後電源スイッチを押すと内部で
カシャンと音はするものの電源が入らないとの事。
メーカーに送ったら、修理部品がないとの理由で断られたそうです。

メールの一文だけでは、どのように壊れたかが分からないので
お送り頂く事にしました。

CPUが死んでいたら、代替部品でと言う訳には行かないのですが
それ以外の部品なら、今現在入手できる部品で対応できる場合が
あります。
修理不可なら、点検料は頂いておりませんので往復送料のみ
お支払いいただくという条件でお送り頂きました。


届いた荷物を開梱して、早速通電して見ると頂いていた情報通り
内部でリレーの音はするものの、電源は入りません。

早速分解。
この無線機は、上部と下部を真ん中から開くのですが、割れ目に
手を入れたら、手に黒い線が。
あーーーーー! やられた、奴が潜んでいる.....


製造した時期によって素材が違うようで、側面のゴム脚がどろどろに
解けてしまう物があるのですが、まさしくこれが大当たり!
オーナーさんが外部は除去されていますが、中に入り込んでいます。

仕方ないので、パワーアンプ部のシールド版も外して清掃




そして、そのとめネジの穴にも入り込んでいてネジも真っ黒


とりあえず、ご依頼いただいた部分を調査する前に、手が汚れるので
これだけは先にしておかなければ。

で、前置きがこんなに長くて、本題はどうなった?

フロントパネルを分解。半田不具合を修正。


直りました。


CPUが壊れていなくて良かった!



・半田修正
・コネクタ洗浄
・基準周波数調整
・2nd LO調整
・PLL ロックレンジ調整
・各バンド感度確認
・各バンドパワー確認
その他、いろいろ調整して、ただいま連続通電中です。

振動を与えたり、電源のON/OFFを繰り返したり、こんな事をやっていたら
電源が落ちたという情報を元に操作をしていますが、電源が突然落ちる事は
ありませんので、もう2,3日同じように試験を継続して、問題無ければ
返却します。







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FT-900 修理

2018-01-21 | Weblog
FT-900 の修理です。

IPOをOFFにすると感度が極端に下がるとの事。

届いてさっそく通電して確認、なるほど。
IPO ONでS9の信号をSGから入れてIPOをOFFにすると
Sメーターが振れません。
本来ならS9+10dB~9+20dBは振れるはずなのだが....


受信部初段のFETがショート状態で故障しており、電流が多く流れたため
IPO OFFの時に受信部初段の回路に電気を供給するための半導体も
壊れていたので交換。




IPO OFFで感度良好となりました。

SGの出力を一定にして、IPOの切り替え

IPO ON


IPO OFF



・基準周波数調整
・2nd LO調整
・PLL ロックレンジ調整
・Sメーターー振れ具合調整
・バックアップ電池電圧確認
などを行い、現在連続通電試験中です。

もうしばらく通電確認して、問題が無ければ返却の予定です。


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RC5A-2 電球

2018-01-14 | Weblog
長く使っているクリエート・デザイン社のローテーター RC5A-2 ですが、
コントローラー内部の電球が2個共切れて真っ暗。

暗闇で運用する訳ではないし、シャックから出る時は雷予防で
コンセントを抜くので、つけっぱなしの心配もありませんが
電球が点灯していれば、コンセントを抜くのをうっかり忘れていたら
真っ暗の中でコントローラーだけが光っているので うっかり を防止できます。

交換しようにも、このタイプの電球は手持ちがありません。
同じ電球を購入すれば良いのですが送料はかかるし、どうせまた何年かで
切れるでしょうから手持ち部品ですぐに出来るので、LEDにしてみました。
切れた電球を外してガラスを割り小細工をしました。




電子部品ですので、一生大丈夫とは言いませんが、電球に比べれば
桁違いに長持ちでしょう。
私の寿命を超えるものと思います.....





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IC-2300 修理

2018-01-07 | Weblog
IC-2300 の修理です。
中古で、動作しないに値するだけの金額で、部品取りの
つもりで購入した無線機です。

販売先のコメントによると、ボリューム2つが動作しないとの事。
送信は出来ていますが、受信音が出ませんので、狸ワッチにも
使えません。もはや無線機としての価値はありません。

AF VRとスケルチに使われているALPS製のボリュームに
問題のある機種です。
TR-751、TR-851にも同じような故障が多発しているようです。



VR本体を取り外して、分解すればなぜ壊れたかが
理解出来ると思います。
あの細いプラスチックの棒状の先を潰して、テンションオかかる金属部分を
長年保持するには無理があると思うのですが....

まあ、電化製品を30年も40年も使う事を想定して
設計なんてしていないでしょうね。
ALPSの最近の同様な製品が市場にありますので、ひとつ分解して
この部分が改良されているか見てみようと思います。

この2つのVRは専用基板に取り付けてあるので、本体を分解して
VR自体を修理する事に。
接着剤で接着しますが、テンションがかかっている部分ですので
いつまで保持できるか分かりませんが、LCDにも問題のある
機種でもあり、VRが直ったからその先いつまでも使える物でも
ありませんので、とりあえず動作すれば良いでしょう。

細かな作業で、分解した部品を紛失すると大変ですので
集中して作業をしたので、写真が1枚しかありません。


BLOGを始めてからは、あまり更新していませんが
こちらも
http://jr4gpa.web.fc2.com/
ボチボチやっています。
HPを書くよりもBLOGの方が手軽ですので、ついついBLOGに頼ってしまいますね。

今年も1週間分の出来事を日曜日を中心にBLOGに
そしてHPにも時々投稿してゆこうと思います。






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QSOパーティー

2018-01-02 | Weblog
あけましておめでとうございます。

今年もQSOパーティーに参加しました。
去年も書いたのですが、こちらから

HNY

を送っても、「無視」の方が29QSOのうち4名いました。

JARLの規約のページにも
 ・新年のごあいさつに、「QSO始め」に、ご参加ください。
 ・(2)交換する通報
  RST符号による相手局のシグナルレポート+オペレータの名前

としか書いていないので挨拶を交わす必要は無いのですが
コンテストじゃないんだから。
なんだかねえ....

で、目的のDXはと言うと
SFI=69
SSN=0
A=11
K=1
で、聞いてみても、ハイバンドはパッとせず。
21MHzは何も聞こえず
18MHzはまあギリギリ使える 何か出ていたりする
14MHzが唯一どうにか使える
冬ですから、ローバンドをやらないと遊べないようです。

PEDIが始まるとゾロゾロ出てきますが、普通のQSOはやらない方が
増えてきているような気がします。




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