TS-930S の修理 いつからやってるの、まだ終わってなかったの?
はいその通り。
毎週週末に、いろいろごそごそやっていたのですが、盛り上がると
BLOGの更新が止まるのです......
今やっている事は、パワーアンプユニットのドライブ段のトランジスタが
製造中止で、値段が馬鹿みたいに上がっているので、どうにか
安く出来ないかと言うのを検討しています。
安く入手したトランジスタでうまく行ったと思ったら、28MHz帯で周波数が高くなるほど
パワーが出なくなり、これじゃ使えないと作戦変更したのでした。
WEBを巡って見ると、代替トランジスタで細工をされているのが
見つかりますが、そのトランジスタも製造中止品で、これまた値上がりで
非常に高価。たとえ今入手出来たとしても5年後にはどうでしょうか?
CB全盛期の頃はこの手のトランジスタは沢山出回っていましたが、
今では在庫品が出回っているだけですので、そのうち入手出来なくなるのは
目に見えています。
そこで、現行品でどうにかならないかと。
トランジスタでは見つかりませんが、FETでは見つかりましたので
こいつでやって見ようと思った次第です。
さて、どうなる事か。
IC-721の10Wのユニットの残骸があったので、これを利用して実験開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/0e/e495be3f70f01bb9042baf3f5697cd67.jpg)
ヒートシンクは実験しまくり感タップリの物。
「パーン」と炸裂しないことを祈りながら、TS-930Sから信号をじわっと入れると
14MHzですんなり15W出てくれました。これならファイナルを押せる!
問題の28MHzは?
28.1MHzで10W
29.9MHzで8.5W
もう少し、どうにかならないか?
試行錯誤の末、29.9MHzで10W出るようになり、他のバンドもパワーが
上がったのですが、時々発振してしまう事があり、定数を最初との
間位に持ってきて、29.9MHzで9Wで妥協。
色々データ取りをしなければなりませんが、とりあえず爆発せず?
発振せず、パワーが出ると言う確認が出来たので、大きな前進だと思っています。
甘いか????
実際にMRF485と置き換えて、どうなるかですが、それは来週以降の
お楽しみ。
9月6日のBLOGのトランジスタよりは優秀のようで、発振させてしまったり
部品を間違えて付けて電源供給してしまったりしましたが、「タフ」です。
壊れませんでした!