安定化電源 PS-430 メンテナンス

新品で購入して２５年以上経過した KENWOOD の安定化電源 PS-430 のファンが
キーンとすごい音をたてて回転するようになったので、注油だけするつもりが、
写真のような状態に。



これはまだ序の口でした。
ここまで分解したのだったら、ついでに電解コンデンサも交換しておこうと思ったのが地獄の始まり。
基板の部品を外すのに一苦労。殆ど分解バラバラにしないと、たどり着けません。
やらなきゃ良かった？と思いましたが、ここまでやったら最後までやらないと気がすまない。

どうにか部品交換完了。

軽量かつ大容量のスイッチング電源が安価な時代に、トランス式の電源をまだ使うか？と
言われそうですが、まだまだ現役で頑張ってもらいましょう。

桜

昼休憩に、近所の公園に桜を見に行って来ました。




外国から近くの会社に研修で来ているのか、外国語で話をしながら携帯電話で桜を撮って
いる人がいました。
車の中で昼寝をしている人もいましたが、木の下で酒を飲んでいるおじさんはいませんでした！





ミツバチが一生懸命仕事をしていましたので、その仕事の邪魔をしないように撮影しました。
邪魔すると刺されるからね。

なかなか良いポジションに留まってくれないので苦労しました....

あるメーカーのある無線機の修理

あるメーカーの430MHzの無線機が送受不能で修理に出したら
部品がないので、修理できないとの事で返送されたようです。

そのメーカーの診断は、ｘｘという部品が動作していないが
入手できないので修理できませんとの事。

本当か？さっそくその部品をはずして、単体で試験してみるとちゃんと動作していました。
では、どこが壊れているか？
追いかけて行くと、抵抗が１本不良と、電源回路の半導体が２本不良でした。

メーカーの診断ではＸＸと言う部品が不良であったはずが、全く違う部品が不良。
オーナーさんがかわいそうですね。これを報告すると、多分２度とこのメーカーの
無線機は買われない事でしょう....

綺麗に使われていて、ケース、フロントパネルに傷が見当たりません。
延命できましたので、引き続き大切に使われる事でしょう。

写真を載せたかったのですが、メーカーが画像から分かってしまいますので
今回は画像無し。

一仕事完了！