JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

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FT-920 修理 その2

2013-12-22 | Weblog
24MHzだけがなぜか80Wしか出ないのを調査開始。
PAユニット出力と、ANT A端子にパワー計をそれぞれ入れ測定すると、PAユニット出力では
100Wちょい出ている。
20Wが熱に。。。

LPFユニットかチューナーユニットをスルーさせるリレーの接点しか思い当たらないので
その辺から調査する事に。
しかし、LPFユニットはメイン基板の下。なんでこんなメンテナンスしにくい構造かと
ぼやいていても始まらないので摘出作業開始。
メイン基板をどけて、シールド板を外すとLPFユニットが見えてきます。



それで、どけたメイン基板は、フロントパネル側に宙吊り。


LPFにトラジェネから信号を入れて、スペアナで見ると良い感じの特性。

BR-510でインピーダンスを測定すると、24.9MHzで37オーム、29.0MHzで60オーム。
うーん、どうするか。
コンデンサを追加して、コイルを調整すると、24.9MHzで50オーム,
29.0MHzで55オーム 妥協するか。


元に戻して、確認すると24MHz,28MHz共に90W.
24MHzは80Wが90Wになったが、逆に28MHzは100Wが90Wに。

そう言えば、HFばかり気にしていましたが、FT-920って50MHzも出れたんだなあと
測定してみるとこれまた90W。

この休みはこの3バンドが100W出るように 「一人作戦会議」 をしましょうか。

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