あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

うそつきロシア

2008年08月15日 19時38分31秒 | 政治(国内・その他)
 さっきのエントリの補足。

 【朝鮮日報】西カムチャツカ油田開発、ロシアが契約解除通告
 http://www.chosunonline.com/article/20080814000004

 えっと。簡単に解説すると。
 西カムチャッカに油田があると判って、露韓で共同開発をしていたわけだ。
 んで、試掘してみて、実際に原油があるとわかった途端、露側で契約解除通告があったとの事。

 ふはははは。韓国が官民で投資してた総額260億円が水泡に帰したわけだ。おそ露西亜~。

 んで、この事態は13日なんだけど、今に至るまで、韓国側の石油会社7社が、泣けど叫べど音信不通と言う訳である。
 ちなみに、似たような話は、サハリン2で、こっちは日本企業がぶんどられた。
 でも、海底油田の高度な掘削技術は露にはないそうで。採算が取れると思っていたサハリン2は、日本企業の技術なしでは立ち行かない状態になっている(掘る費用がべらぼう)らしい。

 さらに、原油価格はどう考えてもこれから上がる要素がない。もっと言えばロシア株は中国株と同様に、バブル崩壊中ときた。

 ロシアや中国は、世間一般が思っている程に我が世の春ではないぞ。
 あまりバカな事を続ける国家は、このITの時代、どんどん信用をなくしていくだろう。

 正直者が最終的にはバカを見ない。いい時代になったものだな!

 まあ、今回の件については、韓国はお気の毒としか言いようがない。9月のデフォルト危機を考えると、相当なダメージだのぅ…。

敗戦の日に思ふ

2008年08月15日 18時53分51秒 | 政治(国内・その他)
 今日の産経新聞は、終戦記念日の話題がたくさんあった。

 少々、終戦記念日のうんちくを話すと、終戦記念日とは「戦争が終わった日」ではない。全日本人が戦争に負けた事を自覚した日である。

 所謂、玉音放送の日だ。「耐え難きを耐え…」という。別名「日本から玉音放送以外の音が消え去った日」

 実際、GHQが認定した終戦記念日は、敗戦書類に署名した9月2日なのだが、9月2日は、今日では何の感慨もない日になっている。
 日本の戦後教育とは、基本的に、アメリカ人にとっての「日本の無害化計画」なんだが、この辺りは、無害化されないように、日本人が相当抵抗した話が残っている。俺も、その手の事を扱った本の存在は知っているのだが、その辺りの本を読んだ事が、実はない。
 英語教育が身に付かないようになっているのもその名残だというし、9月2日が終戦記念日ではない辺りも、当時の日本の抵抗の名残なんではないかと、俺は思う。

 この8/15という「敗戦の日」を契機に、本格的に何か読んでみようかな。

 ちなみに、俺は「終戦記念日」という言葉に違和感を覚える。
 この終戦記念日以降に、日本に当時のソ連が北方領土を侵略し、抵抗する術をほとんど失った多くの日本人を大量に虐殺したからだ。
 戦争は、終わってなんかない。むしろ、「これから地獄の始まりだ」というこの日を、知ってて「記念日」と称する奴らの頭は、おかしいと思っているし、「終戦」と称するのにも、抵抗がある。

 俺は、2004年頃からMIXIの日記を書いている。
 しかし、8月15日に日記を書いているのは、2005年、小泉首相が靖国に参拝するかどうかで話題になったあの日だけだ。
 久しぶりに、2005年8月15日の日記を読んでみた。タイトルは、「敗戦の日」。

 うむ。俺はちゃんと、3年前から「終戦記念日」に違和感を持っていたんだなぁと、嬉しく思ったのであった。

P.S.
 こうして書いてみると、ロシアは今も昔も少しも変わらないと思った。
 現在、グルジアとロシアは停戦協定を結んでいるのだが、ロシア軍は撤退していないし、この件についての国際世論の抗議に聞く耳も持っていない。
 サハリン2に続き、西カムチャッカ油田も横取り(サハリン2は日本他、今回の西カムチャッカ油田は韓国から横取り)、油田開発成功なら横取り(理由なき契約解除)、失敗なら共同開発。
 国益にかかわる案件には血も涙もない即断即決が、プーチンの人気に繋がっているのだろうと思う。まさにおそ露西亜。

P.S.2
 小泉・安倍あたりは今日、参拝するらしい。まあ当然だな。
 福田は早々に「するわけないじゃん」発言。戦後63年目は、3の倍数だからアホになるんだな。なかなか時流を踏まえた男だネ。