あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

国策は胡散臭い

2008年08月13日 18時21分18秒 | Weblog
 今朝方、ワールドサテライトで、前日の金融商品の値動きとかを確認していたら、「ブーム直前商品情報」というのをやっていた。
 この番組、アメリカの経済動向の解説から入り、それを踏まえて日本の経済動向を解説するので、理に適ったなかなかいいニュース番組だと思っている。

 その、ブーム直前商品というものは何かと言うと、スーパーの商品を入れるカートの消毒装置である。
 スーパーの一角に、日本の洗車用ゲートみたいなのがあり、それにカートを潜らすと、カートが消毒される仕組みだ。

 なんでも、カートの、とくに持ち手の部分は大変汚く、いかに大量の病原菌が付着しているかを、アメリカの某大学の偉い先生がレポートしたのだそうだ。
 んで、近くアメリカでは、このカートの消毒に関する法律が制定されるとか。

 テレビの向こう側では、アホそうな日本人が「ええ~?(カートがそんなに汚い事を)知ってたら、その装置のあるスーパーに行ってたのに」とか言っていた。

 アホだ。(それともサクラだろうか。リスキーなサクラだな)

俺「なるほど。アメリカは国策として、スーパーのカート消毒機導入を考えてるんだな」
嫁「アホすぎる…。どうして食べる前に手を洗いましょうという方向に行かないんだろう…。」


 嫁の一言が、全てを語っている。

 世の中、全ての場所が汚いのだ。たしか、この間俺らSEの作業場ほど汚い部分はないとかいう報道があった。
 確かに、俺は、キーボードを洗った記憶なんてない。
 1ヶ月に1回ぐらい、キーのボタンを外して埃を落としている俺は、会社の中でも例外に部類されるほどにキーボードの汚れを取っている方だが、これは俺が体質的にフケ等が多くて、キーボードが汚れやすいからだ。
 そんな俺でも、キーボードを洗ったことがない。
 多分、相当汚いだろうと思う。
 なぜ、カートに限定するのだろうか。レジは洗ったことがあるか?奴らは素手で買い物客が買った商品を移し変えているが。エスカレーターとか、階段の手すりは?エレベータのボタンは?

 汚いのは事実なんだろうが、汚い場所は無数にある。
 要するに水際で防御すればいいのだ。帰ってきたら、うがい・手洗いをやり、食べる前には手を洗う。これでいいのだ。コストもかからない。

 もし、そんなもんを導入する店舗が日本に現れたのなら、俺はむしろ敬遠するだろう。
 カート洗浄器の内側に噴出される殺菌液の内容は企業秘密だと言うことだし、散布される毎に空気中を舞うだろう。
 高価な装置が導入されるし、そのランニングコストと共に、当然商品や人件費に転化される。人件費ダウンは店員のモラルにも影響するだろうし、商品も高くなる。いい事なんか何にもない。

 こーゆー国策が実行され、国民が文句を言わないなんて、民度低いなぁと思うのだが、まあ、日本も人の事は言えないわけで。石油高騰で誤魔化されてはいるものの、日用品のリサイクルなんて詭弁もいいところなのに、推奨され、多くの人がそれを信じている。

 エコバックなんて、商品の万引きに悪用されているのだ。
 商品をエコバックに入れられても、万引きか、そうでないかの判断ができないからだ。監視カメラに決定的瞬間が映ってても、それが決定的証拠にならない矛盾。
 環境政策がいかに胡散臭いか、はやく多くの人が認識するべきだと思う。

 そー言えば、タスポの特許関連には、日本人っぽくない漢字の名前が出てくるんだよなぁ。すべての煙草の自動販売機に導入確実だし、ウッハウッハだろうな。タスポカードは2千円札と、どーせ同じ道を辿るしかなかろうに。

P.S.
 タスポと言えば、申込書に添える個人を証明する書類が保険証でもOKで、しかも郵送での申し込みなので、顔写真を徳川家康とかにしている人がいるとか噂を聞いた。
 誰かやった人、いる?
 なんにせよ、どこの国も国策事業は胡散臭ぇよ。