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卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

柏木温泉

2008-04-13 22:49:09 | 温泉(平川市)
筋肉痛の為、温泉へ。
DVDレンタルと買い物の為、城東にいたので、近い平賀辺りを攻める。
もちろん平賀方面はただひたすら走れば温泉へ辿り付く為、目的地を決めずに走ったら、案の定、「柏木温泉」への看板があったので、それにつられて進む。場所は定かでなかったが、柏木農業高校の近くでしょう。

一応、旅館も兼ねた温泉施設。数年前にリニューアルしたとの事で、施設は新しい。
時間も22時までと遅くまで営業しているので便利。21時近かったが、10人前後の客がいて繁盛していた。

浴場は右手にカランが21コ。左手に浴槽二つ。奥にぬるま湯浴槽と、露天風呂あり。

メイン浴槽は二つ並んでおり、手前が43度くらい。隣が44度くらいで、ジャグジー付き。

お湯はやや黄緑がかった無味無臭のお湯。柔らかめのツルツルした肌触り。

露天は屋根がかかっており、少しだけ空が見える程度だが、温度は43度ほど。寝湯出来るスペースがあり、ダラダラ寝てた。
後で知ったが、露天のみ入浴剤を入れている。日替わりでいろいろ変えているとか。
ハッキリ言って入浴剤入りの浴槽なんか要らん!すぐやめろと言いたい。どうりで露天だけ人気がなかった筈である。

湯口近くには観音様みたいな石像があったがあれは一体何でしょうかね?
ほぼ源泉掛流しで、湯量もドバドバで気持ちよかったが、最近物凄い良い温泉ばかり行ってたからちょっと物足りなく感じてしまった。でもなかなかいい温泉でした。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・48.8度(加水あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛

料金・350円
備品・無料ロッカー、無料ドライヤーあり
施設・宿泊、食堂、大広間

住所・平川市柏木町柳田227-1
電話・0172-44-7600
時間・6:00~22:00

湯の沢温泉 なりや温泉 (廃業)

2008-04-11 18:29:20 | 温泉(平川市)
今日も農作業で体が汚れちまった。
気分的に遠出したかっので、津軽の温泉郷で行った事ない「湯の沢温泉郷」へ向かう。
途中めんどくさくなって大鰐あたりで済まそうと思ったけど頑張って目指す。

国道7号線をひたすら秋田方面へ。あいのり温泉の手前あたりで右折。
ここからは湯の沢温泉専用の道路。日陰に雪はあったが道路は整備もよくすいすい進めたが、なんせ山奥だから恐い。途中テンが道路をヒョコヒョコ歩いていた。そのぐらいの森林しかない山奥。

しかし3分位で明かりが見え、温泉旅館がある。
まず一番最初に「湯ノ沢山荘」、次に「なりや温泉」そして一番奥に「秋元温泉」があります。
どこもいい所でしょうが、とりあえず真ん中のなりや温泉に決める。

建物に入ってまずフロントのオバちゃんにお支払い。ここから右手、左手にそれぞれ浴場があり、選べる。とりあえず左手の第一浴場へ。

脱衣場で先に入ってたオッチャンと擦れ違い、浴場へ入るとひとりだけ。今日も貸切状態でリラックス。
カランは二つ。カランからも温泉の湯。

浴槽は6人ほどのサイズ。浴場は硫黄臭プンプン。
というかここらへん一帯に車で来た時からもう硫黄臭がすごかった。
そしてお湯は薄緑の白濁。味はややしょっぱい。

湯温は43度程で、じっくり浸かれるタイプ。かなりのいいお湯。
窓際に手製のうちわがあり「ガスが溜まっているので仰いで下さい。あなたのために!」と書かれていた。
自分のために軽く仰いでおいた。

大満足で出たのだが、まだ楽しみは残っている。面倒だけど着替えて、第二浴槽へ。
こちらは混浴になっている。先客がいたのでドキドキしながら入ったが、オッチャンだった。

こちらは楕円形の4人サイズ。
お湯は第一と色も同じく43度。こちらは張り紙によると、源泉そのままで熱いと書いてあったのだが、ぬるいくらい。
オッチャンも「いつもはもっと熱いのに」と言っていた。

ここからオッチャンのトークショウが始まった!
秋田の「玉川温泉」がガンを完治するという話を延々聞かされる。オッチャンも肺の病気だかガンだかで(手術後があったので手術したのであろうが治らず)、玉川に毎日仕事の後に2時間かけて通い、治したとの事。
普通に入浴したのではダメで、ちゃんとした正規の方法で入浴しないと治らないらしい。それを教えてくれる人もなかなかいないとか、そんな事を言っていた。多分このオッチャンは山形の人なんだろうが、20分くらいずっと話し掛けられ、その半分以上何言ってるのか全然分からなかった・・・。訛りがきつ過ぎてね。
さっさと帰ろうとしても話し掛けられるもんだからなかなか帰れず・・・。なんとか解放されたが、肝心のお湯はほとんど味わえなかった。ほとんど第一と同じだったと思う。

そんなわけでいろいろあったが、いいお湯でした。浴後はサッパリとしたものです。若干硫黄臭が残ります。
弘前から40分ほどなので、また時間を見つけて行きたいところです。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆

泉質・含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
泉温・51度
効能・慢性関節痛リウマチ、腰痛、糖尿病、神経痛、骨折など

料金・300円
備品・なし
施設・宿泊

住所・平川市碇ヶ関字西碇ヶ関山
電話・0172-45-2228
時間・8:00~21:00

嶽温泉 田沢旅館

2008-04-09 22:01:12 | 温泉(弘前市)
農作業で体が汚れまくったので、なんとなく嶽へ。30分も掛からないので意外と近い。
といっても7時近かったので、ほとんどの旅館は日帰り時間はもう終わっていた。だけどこちらの田沢旅館は、調べたところ、9時くらいまでは立ち寄り可能とのこと(多分もっと遅くまで入れそうな雰囲気もあった)。
玄関入り口には「気軽に入浴していって下さい」との張り紙があったので、気兼ねなく入る。

日中は食堂と土産屋を露店状態で営業している。嶽きみやラーメンも食べれるとの事。もちろん温泉も入れる。
旅館のオバちゃんに居間で料金を支払う。どうでもいいけど、サークルKの制服が乾かしてあったので、家族の誰かが働いているのであろう。

古びた旅館を階下に行くと、奥に男女別の脱衣場へ。上の方には蛇の絵があり、そこに神棚があった。なんの神様かわからないが、なぜ脱衣場にあるのだ!?不思議に感じながら浴場へ。

まず正方形の浴槽。カランが隅に一つのみ。桶が何個か浴槽に散らかっているが、なぜかイスはない。仕切りが途中で途切れており、奥には長方形の大きな浴槽。こちらは女湯と繋がっているので、実質混浴。ちょっとドキドキしたが、誰もいない。途中で先に入ってたオッサンが出たので、ずっと貸切状態でした。ラッキー。

肝心のお湯ですが、嶽といえば白濁湯だというイメージだが、ほぼ無色透明。ほんの少し濁ってたといえばそうかも。
湯面に白く濁ったものが浮かび上がっていて、垢と思って掬い出していたけど、実は湯華でした。浴槽内は湯華がとても多いです。やや硫黄臭あり。味はすっぱい!まるでレモンをお湯で溶かしたような味です。酸性そのもの。
飲もうと思えば飲める。飲用効果はよく分からないのでやめておいた。
そしてこのお湯は目に入ると痛い!かなり染みます。酸が強いからでしょうか?

浴槽は二つとも43度ほどで、男女別浴槽が二人サイズ。混浴槽が6人サイズです。湯口が目上にあり、打たせ湯も兼ねています。それにしてもかなりの量です。

正直、あんまり清潔感は感じられないです。壁もボロボロだし、汚れもヒドイところもありますが、お湯もいいし、独り占めだったので、トドしたり、結構楽しめました。

ここらへん一帯旅館やホテルが集中して割拠してますが、他のところと比べてみたい所。
嶽温泉のお湯は、源泉から一括管理されているので、どこの温泉も実質同じ筈なのですが、場所によって若干お湯の泉質が変わるようです。それもまた面白いところですね。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・酸性-カルシウム-塩化物泉
泉温・46.9度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛

料金・300円
施設・宿泊、食堂、売店

住所・弘前市常盤野字湯の沢10
電話・0172-83-2752
時間・6:00~21:00

大白温泉

2008-04-08 22:46:15 | 温泉(中津軽郡)
今日の私の動き。
仕事の面接(多分落ちたな・・・)→高橋中華そば(最初食べた時はビビッたけど、今じゃここより美味しい煮干系は結構ある。でもかなり混んでた)→裁判傍聴(久し振りの傍聴。過去に薬物使用と窃盗を繰り返しているクソヤローがまたもや窃盗。禁固刑確実。検事に逆ギレしてた・・・)→ビレッジバンガード(お香を買う)→マグネット(20日に行われる女だらけのアーティストイベントの前売り券購入)→大白温泉でした。

西目屋の「大秋」と「白沢」の中間部にあるから、両方から文字を取って「大白温泉」にしたらしい。
場所もわからなかったが、大秋目指して走る。
途中、峠を登らなきゃならんのが一苦労。走り屋も好きそうなコースだけど、ガードレールないから事故ったら死ぬけどね。
そして峠を過ぎると、看板があったので、それに従って行くと着きました。
こんな山奥の集落に結構新しい温泉施設があるとは驚き。数年前に改築した村営の共同施設だとか。
建物内もキレイです。村内の人と一般客は値段が違うみたいだ。

浴場もキレイだ。カランは10コ。
浴槽は8人ほどのサイズ。お湯は熱くて45度。湯口近くはかなり熱い。なので出来るだけ湯口から遠い所に入る。

色は極薄茶色。無味無臭ですが、ヌルヌル感強し。熱めのヌルヌルに恍惚。でも熱いからすぐ出る。

奥にサウナがあったので入ってみる。これがなかなか面白くて、ストーブみたいなものの上に、焼き石を置き、更にその上にクッキーの空き缶に水を張った手作りサウナです!
温度は90度あるが、全然熱くない。手作りの温かさは感じました。2人用の狭さ。

更に奥には露天風呂があったが、冬季期間はやってない。もう春なのにね・・・。残念。

浴後の保温も半端ない。久し振りにのぼせる。今も頭痛いし。
でもなかなかいいお湯でした。また来たいです。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・50.4度(加水あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・350円
備品・無料ロッカー

住所・西目屋村白沢字白沢口106
電話・0172-85-2919
時間・10:00~21:00

湯段温泉 ゆだんの宿

2008-04-07 23:56:27 | 温泉(弘前市)
岩木山中腹の温泉ってなかなか行く気が起きなかったんですけど(近くに何にもないので)今日行きました。

最初嶽方面に行ったんですが、時間が7時近かったので、大抵の旅館は時間外になってしまったので、湯段に変更。嶽も湯段もかなり近いので選べていいね。
湯段温泉郷の旅館が四つほどある所の一番手前にあるのが「ゆだんの宿」。
旅館ですが、入り口に、立ち寄りだけでも歓迎みたいな事書いてたので入る。でも時間も遅かったので心配。玄関に入っても誰もおらず、呼んでも誰も出てこないので、勝手に入る。宿の家族が寛いでいる所でお金を払って、やっと浴場へ。

電気は消えてたので自分で点ける。というわけで、貸切状態!わーいとはしゃぎながら一人で楽しむ。

浴場は二人サイズの浴槽と、カランが二つのみ。かなり狭いですが、一人なので逆に広い。

お湯は薄茶色。鉄臭さが特徴。やや塩気。
湯温は42度と低めです。なのでじっくり浸かれます。10分は余裕で入れる。湯治には最適の温度。

一人でじっくりと楽しむ。ちょっとお湯に飽きたので、トド湯もした。
床は強化プラスティックみたいなペコペコ板なので清潔。そう、全体的に清潔だと感じた。掃除が行き届いている印象が強い。それはとても良い事です。
浴槽は石材を使っていると思うが、温泉成分でツルツル状態になっていた。

途中、宿泊客らしきオッサンが入ってきたが、すぐ出たのでまた一人でじっくり浸かっていた。ぬるめのお湯もなかなか良いです。

知人から聞いたが、浴後の汗が半端じゃないと聞いてたが、個人的にはサッパリとした浴後だった。でも服着たらかなり暑くて、保温効果は高かった。ポカポカといった表現がピッタリでした。
後で調べたところ、ここは他の旅館と比べてお湯のインパクトが小さいらしい。他の所と比べてみたいですね。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉
泉温・47度
効能・神経痛、五十肩、運動麻痺など

料金・300円
備品・シャンプー、ボディーソープ完備
施設・宿泊

住所・弘前市常盤野字湯段8
電話・0172-83-2234
時間・8:00~20:00

さんない温泉

2008-04-06 01:47:48 | 温泉(青森市)
今日は青森に出掛ける事にしました。県立美術館の企画展「寺山修司劇場美術館」を観に行く為です。
美術館に着き、相変わらずどこだかわからない入り口へ行ったものの、受付がどこだかわからず、遠回りして受付発見。チケット売り場は地下にあるので、エレベーターに乗せられた瞬間、「閉館30分前ですけどよろしいですか?」と言われる。大いなる勘違い!閉館はてっきり6時だと思ってたのに、5時までだと。っていうか、もっと先に言ってくれ!もうエレベーターに乗ってしまったし!
仕方なく30分という短期間で急いで展示を観るしかない。
企画展は、マルチアーティスト寺山修司の短歌、詩などの展示や、関わりを持った人々の紹介、原作や監督した映画や舞台のポスターや衣装などを展示していた。
ハッキリ言って寺山修司をあんまり知らないものだから、なんだかわからず、しかし、ゆっくり観て廻れば、彼の稀有の才能の足跡が分かるようになっているんだろうけど、時間がないもんだから、パッと見て次、ってな感じで廻ってたら、あっという間に終了。時間配分間違えた!15分で企画展終了。もう一度最初から観たかったが、閉館時間が迫っていたので断念。
仕方なしにアレコを観る。やっぱりアレコはいいね。シャガールって何でこんなもん素晴らしいんだろう?って普通に疑問に思ってしまった。ついでに新設された奈良美智の八角堂をサラっとみる。6枚の沈水子供絵集。相変わらずのヨシトモの絵だけど、1枚だけかなりお気に入りの絵があった。そんなこんなで閉館して帰される。
その後、ドンキホーテに行ったり(カップラーメン大量購入)、アプレ103(大して良い所無し)とか寄って、ラーメン食って(特にオイシく無かったので紹介出来ません)、また三内に戻ってくる。

序説長くなってしまいましたが「さんない温泉」へやってきた。名前そのまま三内遺跡の近く。
バイパスからちょっと入るの難しい。

駐車場に着いたら、車内がかなり臭い事に気付く。何の匂いだと思ったら、温泉の匂いでした。駐車場からもう臭い!腐った卵のような匂いがプンプン。中へ。

番頭の若いお姉ちゃんに券を渡し、左側が大浴場。右側とかなんだろう?日帰り施設の筈だが、宿泊とか湯治もやってるんでしょうかね。

浴場に入ってビックリ!プールのような浴槽が右手にドーンとある。ほとんどプール。
そしてまたビックリ!トドがいっぱいいる!
トドとは床に寝て楽しむ浴方だが、6人はいた。こんなの見たことないわ。他の温泉でもたまにトドはいるが、ここは多過ぎ。代わる代わるトドる人々。
カランは12コなのだが、明らかに客が16人以上はいて、浴槽に入るでもなく、体洗うでもなく、ただトド状態の客が結構いた。(いつも参考資料にしてもらっている温泉HPで確認したところ、女湯もトドがたくさんいるそうです)。
ただ、明らかに邪魔になるであろうところでトドる奴が多くてマナーとしてどうかと思った。

ちなみに、水着着て入ってる奴がいると思ったら、全身彫り物の人でした。あわわ・・・。

肝心のお湯ですが、色は白濁黄緑。いや、ほぼ蛍光色というインパクト大。床がツルツルになるくらいの成分で、かなり強い塩っ気あり。もちろんかなりの硫黄臭。臭いです。

湯温は43.5度くらい。この横幅17mくらいはありそうな浴槽ですが、湯口は一つ。
明らかに以前稼動していたと思われるもう一つの湯口は使われてない。なので、掛け流しといっても、この広さの浴槽には一つで足りないと思った。
浴槽の床には成分の固形化した析出物らしいものが数多くあるのだが、これも掃除してないのか、更にゴミの塊のようなクズが壁にこびり付いて気持ち悪い!
お湯は最高なのに、衛生面が悪いです。ちょっと残念です。

浴場から出て脱衣場に行く途中、番頭してた若いお姉ちゃん(ちょっとカワイイ)に私の粗チンを見られちゃった。彼女は慣れたもので、素知らぬ顔で掃除に専念していた・・・。

家に帰っても、まだ体中硫黄臭いです。青森市郊外でこの泉質というのはここ以外なし。
いろんな意味で強烈な温泉でした。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆

泉質・含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
泉温・46度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・390円
備品・無料ロッカー、有料ドライヤーあり

住所・青森市三内字沢部306-1
電話・017-766-0185
時間・8:30~21:00

長寿温泉 松寿荘

2008-04-05 02:19:45 | 温泉(黒石市)
とりあえず黒石に行った。それからテキト-に温泉を探す。
まずは板留温泉へ行った。時間がもう7時過ぎなのか、どこも電気が消えていた。
というよりは、板留温泉はほとんど旅館か民宿で、数年前までは、共同浴場があったらしいが、取り壊されたので、板留には日帰り施設がない・・・。温泉ブックに唯一載ってた旅館に行ったが、日帰りは7時までだと。本には8時と書いてったのに!
落合は前行ったので、違う所を探す。
黒石の温泉地図に、温川温泉が記されていたので頑張って目指した。これが大失敗!102号線をひたすら走るも、なかなか着かないし、段々道路は悪くなる一方。対向車もほとんど無し。もう春だっていうのに、道脇には残雪が・・・。この途中に、ナントカ温泉という看板があったが、そこは廃墟群で、昔観光で失敗したであろう事が憶せられた。仕方なしに素通りし、更に進む。後には引けなくなってしまったので。こんな所で事故ったらどうしよと不安になっていたら、温川の集落に着いた。唯一かどうかは謎だか、温川山荘という所に着いたが、こちらは18時までみたい・・・。無駄足だった。
しかも大雨が降ってきて最悪の状況。ワイパーは一番強い状態でないと前も見れんかった。帰り道のその102号沿いを、温湯温泉郷を過ぎて暫くして左折すると、集落があり、そこにある温泉がこちらの「長寿温泉」。ここも迷って着いた。本当に疲れた。
余談だが、道中ずっと、銀杏BOYZ聴いてたが、こいつら意外といいね。結構好きかも。車の運転の疲れをほぐしに中へ。

ここは一応旅館みたいであるが、ほとんど近隣の日帰り客がメインの様である。

浴場は真ん中に円状の浴槽があって、周りにカランが16あります。カランからは温泉が出るが、シャワーは物凄い勝手が悪い。

浴槽は5人入れるくらいの小さいもの。中心部からはジャグジーのつもりか、泡がプクリと寂しく出ていた。

お湯は薄黄緑色。ほとんど無味無臭。質感は柔らかな肌触り。

湯口からは結構なお湯がドバドバと出ていた。お湯は新鮮な感じでした。最初44度くらいあったと思うが、後から人が結構来て入ったので、温度が下がったかなと思った。なのでじっくり浸かったが、後から効いてくるタイプのお湯で、浴後は汗が引かない保温効果があった。

近くに温湯や落合があるので、普通はそっちに行ってしまうが、値段も安いし、お湯も結構良かったので、ここら辺に来たら色々選べて楽しいでしょう。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・単純温泉
泉温・48度
効能・リウマチ性疾患、糖尿病、胃腸病、肝臓病など

料金・200円
備品・有料ロッカー、有料ドライヤーあり
施設・家族風呂、宿泊 

住所・黒石市山形字村下97-3
電話・0172-54-2228
営業時間・6:00~22:00
定休日・無し

弘前昇天教会

2008-04-04 01:38:28 | 観光地
弘前教会巡り第二回目。
「弘前昇天教会」という素敵な名前の教会。弘南鉄道中央弘前駅のすぐそばにある。

外観は赤茶色のレンガ造りの美しいもの。誰が見ても歴史と神秘さを感じられであろう。

最上部には、聖鐘があり、毎朝夕に鐘の音が響くというが、聴いた事無いわ。
建物内部に鐘を鳴らす綱がありますが勝手に鳴らしちゃいけません。

こちらの教会は、1921年に、アメリカの宣教師シャーリ・H・ニコル司祭の指導のもとに建築された。設計者はジェームズ・ガーディナー。建造は大工の林緑。

昇天教会は聖公会に属している。よくはわからないが、ローマカトリックの分派でありながら、プロテスタント寄りの姿勢も見せており、実際、カトリックとプロテスタントの架け橋的、中道主義の教会だと言う事です。
「昇天教会」が中道の聖公会で、「弘前教会」がプロテスタント、そして「カトリック教会」もあるので、弘前は各分派の教会があることになり、しかもそれぞれが歴史的価値のある建造物なのが素晴らしいですね。

いつもそうだけど、キリスト教徒でもない自分が、建築としての興味だけで中へお邪魔するのは畏れ多くて躊躇してしまうのだが、割り切って中へ。
まずドアを開けて玄関。更にドアを開けると、休憩室のような様な場所がある。教会の歴史やら、写真やら、教会内外の活動などが詳しくわかるような本やチラシなどがたくさんある。ここで仲良くお話とか出来そうな部屋である。こちらの部屋の襖を開けると、聖堂内部へ。

聖堂は神々しい雰囲気がすぐ様分かるほどの美しさ。青森産のヒバを使用した柱や梁、イスの茶色、そして壁のレンガの茶色と、壁や天井の白のツートンカラー。吊るし電球もキラキラでキレイ。
祭壇は神が降臨しそうな円筒状になっており、聖母子像の絵画も飾られていて、畏怖感をおぼえた。

この聖母子像のほかにも、たくさんの絵画がある。ウィリアム・ホーマン・ハント作の「世の光」なる聖画。
ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の「最期の審判」部分の絵画。
誰だかの多分「最期の晩餐」と思われる絵画。全部コピーだろうけど、いい絵なのでそれはそれで良い。

リードオルガンは120年前のもので、同一機種は日本にないという価値の高いもの。今直現役中です。

何に使われるのかは不明だけど、一畳の畳を四分の一ぐらいに切り取ったミニサイズの畳がたくさんあった。襖の使用もそうで、こちらも他の教会と同じで、和洋折衷が素敵。

昇天教会は外観、内観ともにかなりの様式美を誇っていて、惚れ惚れしてしまいます。こちらの教会もフラッと入れるので、異教徒でも気軽に寄ってもいいでしょう。

最後に。キリスト教は傍から見ると最高の芸術文化である。

住所・弘前市山道町7
電話・0172-34-6247
見学時間・9:00~16:00
休館日・日曜日、司祭不在時

羽州路の宿 あいのり

2008-04-03 00:44:38 | 温泉(平川市)
「あいのり温泉」に行った。
バブル時に建てられた温泉レジャー施設だった頃が懐かしいね。
貧乏だった我が家でも何回か遊びに行った記憶があります。
確か数年前くらい前まで、ウォータースライダーの残骸が放置されていたっけなぁ。秋田に行く途中に、国道7号を通るたびに悲愴感をおぼえたものでした。

あれからこちらのあいのり温泉も落ち着きを取り戻し、湯治、宿泊、老人保養施設、そして日帰りも出来る温泉施設へ生まれ変わりました。

建物は和風の平屋。入って右手には宴会場、左手には客室と、奥には大浴場があります。

脱衣場には温泉の効能など詳しく書いていて分かりやすい。
こちらは源泉が四つあって、1号泉がいわゆる赤湯。2・3・4号泉は混合泉として利用されているとのこと。

浴場は10人ほど入れるメイン浴槽のみ。カランは8ほど。

メイン浴槽は43度。無色透明無味無臭。ややスベスベ感あり。
そんなに特徴もないなと思ってたのだが、実は内湯より露天の方がメインのようである。

露天風呂は12・3人くらい入れそうなデカイ岩風呂。風呂の周りはよく手入れされた庭になっていて、建物の反対側は崖になっていて見た目もいい。風呂の真上に木々の枝が生い茂っていて、季節によって見晴らしも違う事であろう。
この露天風呂は源泉そのまま加水なしなのだが、広くて周りがまだ寒いため(気温は5度)、かなりのぬるめであった。41度くらいだったろう。
湯口の近くは熱いかもしれなかったが、オッサンに占拠されていたので、端でまったり寛いでいた。

そして赤湯にも入る。こちらの浴槽は頑張っても二人しか入れない狭さ。実質一人用である。
こちらは単純泉とは全く違い、鉄臭さと塩気と泥を溶かしたような濁りとかなりのスベスベ感。これはなかなかいい。でも湯量がちょっとしかないのでこの狭さなんでしょう。
こちらも41度ほどと思うが、湯治などにちょうどいいくらいのぬるさで、10分以上余裕で浸かれるのがいいでしょう。

ちなみに、建物の外に足湯があります。実質無料で浸かれます。

というわけで満足して帰りました。ほとんど県境なのでちょっと遠いけど、夜だったので交通量も少なく、意外と早く帰れました。碇ヶ関の温泉は良いところばっかりですね。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・単純温泉、ナトリウム-塩化物泉(赤湯)
泉温・52.4度(加水あり)、43.4度(赤湯)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・リンスインシャンプー・ボディソープ、有料ロッカー、無料ドライヤーあり
施設・宿泊

住所・平川市碇ヶ関西碇ヶ関山185
電話・0172-49-5005
時間・6:00~20:00

ほるもん屋

2008-04-02 23:08:44 | テイクアウト店
チャットモンチ-すごい二日間in日本武道館大成功を祝って、モツやりました。
メンバーは近所の三人。チャットモンチ-の名前すら定かでない友二人と、友人宅で。

いつもの如く、急遽モツやることになったので、以前買った「もつけ屋」さんにしようと思ったら定休日でした。そのためホルモン屋を探さなくてはならない羽目になった。
以前、友人から尾上に隠れたホルモン屋があるとの情報を聞いたので、そこらへんを探したが全く見つからず・・・。近くのローソンに恥ずかしながら「ここらへんにホルモン屋ないですか?」と訊くも、知らないとの事。せっかく尾上まで来たので、平賀のホルモン屋で買うことに決めた。

場所は県道13号線沿いのアップルランドの向かいのヤマザキデイリーストアの敷地内。

余談ですが、この13号線のジャスコが3月末で閉店する為、最後に酒を買いに行った。「かぼす酎」を20%引きで買えて得したが、このレジでの出来事。レジのオバサンが清算した後、「ありがとうございました。またご利用くださいませ。」と、いつものように言った一言だが、心の中で、「今日で閉店じゃん!」とツッコんだ。さりげない一言に悲愴を感じてしまったというどうでもいい話。

話はずれましたが、「ほるもん屋」さんです。プレハブの建物ですが、ゆったりとした感じのオッサンが営業中。閉店ギリギリに入った。
メニューは豊富でした。生タイプと冷凍タイプで、若干メニューは違います。

生タイプでは、基本の豚ホルモン、豚サガリ、鶏首、ギアラを購入。他にも牛ホルモンやカルビとかあったようだが、貧困層の自分には手が出ない値段だし、食べても味の良し悪しもわからないのでほとんど見ていない。
冷凍タイプも豊富で、テッポウと、豚バラ串、つくね串を購入。値段もリーズナブル。他にもセンマイ、子袋、ガツ、シマチョウなど、貴重部位もあった。

予定時間を30分ほど遅刻して友人宅へ。炭は起こっていて、友人達は腹を減らして腹立てていたが、早速焼いて食す。

わざわざ遠出した甲斐があったというもので、全体的においしかった!
基本のホルモンは柔らかでジューシーで、レバー嫌いの私にとって有り難くレバー無し。
サガリもギアラも美味い。脂身が多くて、まだまだ若い胃の自分にはビールが進んだ。
冷凍のテッポウも串モノもすぐ解凍して、冷凍のくせにうまかった。

大満足でしたが、肉はすぐ無くなり、酒ばっかり飲んだので、最悪の二日酔いを迎えた。今年度最悪の二日酔い。

また美味いホルモン店が見つかって嬉しい限り。ちょっと遠いけど、モツ好きには愛用されるべき店です。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆

住所・平川市本町平野
営業時間・9:00~19:00
定休日・水曜日