
久し振りに最近のアーティストのCDを購入。
バニラムードの1stアルバム「バニラムード」です。
バニラムードといえば、NHKの「お昼ですよ!ふれあいホール」に出演し、ほぼ毎日生演奏を披露していた女性グループです。というか、ロックバンドです。
メンバーはピアノのケイコ、バイオリンのユイ、チェロのマリコ、フルートのワカの四人です。
初期メンバーはエミリー(宮本笑里)というバイオリニストがいたのですが、この頃はイギリスの美人弦楽カルテットの「bond」のパクリグループだと思ったが、エミリーの脱退、そしてワカの加入により、独自性が強くなり、ビジュアルも音のバリエーションもアップした。
なんとなく見ていた番組だったが、毎日楽しみになり、録画必死の番組となった。
家から近所の畑で農作業する時は、昼飯時に帰宅するのだが、速攻で飯をかき込み、オープニングテーマを聴くために番組に臨んでいたものだ。
番組の中間部では、クラシックやポップスなどの名曲をバニラアレンジしての生演奏。毎日違うので楽しみで仕方なかった。
肝心の番組内容は大抵つまらないのだが、バニムの四人が稀にアシスタント的なことをしたり、ゲストと同じイジラレかたをされるのも名物であった。
その後何故か「オルモット」という、ただの売れないバンドが出るようになり、バニムの出番は週2回となった。
「オープニングテーマでいつもより分厚い音が聞こえたときは男のグループが出るので、チャンネルを変える」と、あの木村祐一が言っていたが、その通り。オルモット出演時は、ゆっくり昼寝出来るのであった。
番組はその後、惜しまれつつも終了。彼女たちの姿をテレビで見ることは出来なくなった。
ライブもしているが、全然近くに来てくれないので、動く彼女たちを見ることもできないでいました。
というわけで、ディスクレビュー。
ふれあいパーク終了間際にも披露してくれた「アイノトリコ」と「珀」の2曲は最高です。
超実力派の四人の恐ろしいテクニック。アドレナリン全開のスピード感溢れるラテンナンバーのM1「アイノトリコ」。サビのケイコのボーカルは程度のいいポップさを加味。
M5「珀」はインストゥルメンタルの涙を誘うバラード。
美しい四人が奏でる美しいメロディ。真っ白なこころの旋律。悲愴なナンバー。
M2「春フルぷるん」とM6「naked love~亜麻色の髪の乙女~」はポップなナンバー。
演奏と歌のギャップは少し気になるけど、まあいいでしょう。
しかし、M3「SOLDIER[@]my soul」とM4「カルメン前奏曲」はハッキリいって最悪。ケイコのラップはクソ。
M4のカルメン前奏曲をサンプリングしたケイコのどうでもいい詩と歌。どうせならそのままインストでバニラアレンジでやればいいと思うのだが。
全6曲は少ないですが、DVD付です。
が、このDVDもまた中途半端。プロモは2曲のみ。
メイキングもあるが、短すぎ。プライベートとかほとんどなし。プロモがまた味気ない作り。淡々と演奏する四人をただ撮っているという感じの芸術性の低さ。どうせなら全6曲のプロモをつけろといいたい。
コアなファンには嬉しい映像だろうけど、個人的にはDVD要らないから値段を下げろといいたい。
全体的な感想ですが、ハッキリ言ってケイコのボーカルいりません。邪魔です。少し色付け程度なら問題ないけど、下手くそなボーカルよりキーボードに専念して欲しい。
あと打ち込みはやめるべき。素晴らしい演奏が台無しになる機械音はテンション下がります。
あと、オリジナルもいいけど、「ふれあいパーク」みたいに、名曲のカバーが半分あってもいいかなと思いました。
ちょっと満足とはいえない出来だけど、ファンには楽しめるはず。でもファン以外にはおすすめできません。
最近出した2ndアルバムに期待しつつ、余裕があったら買おうかなと思ったのでした。
オススメ度(ロック評価)・☆☆
バニラムードの1stアルバム「バニラムード」です。
バニラムードといえば、NHKの「お昼ですよ!ふれあいホール」に出演し、ほぼ毎日生演奏を披露していた女性グループです。というか、ロックバンドです。
メンバーはピアノのケイコ、バイオリンのユイ、チェロのマリコ、フルートのワカの四人です。
初期メンバーはエミリー(宮本笑里)というバイオリニストがいたのですが、この頃はイギリスの美人弦楽カルテットの「bond」のパクリグループだと思ったが、エミリーの脱退、そしてワカの加入により、独自性が強くなり、ビジュアルも音のバリエーションもアップした。
なんとなく見ていた番組だったが、毎日楽しみになり、録画必死の番組となった。
家から近所の畑で農作業する時は、昼飯時に帰宅するのだが、速攻で飯をかき込み、オープニングテーマを聴くために番組に臨んでいたものだ。
番組の中間部では、クラシックやポップスなどの名曲をバニラアレンジしての生演奏。毎日違うので楽しみで仕方なかった。
肝心の番組内容は大抵つまらないのだが、バニムの四人が稀にアシスタント的なことをしたり、ゲストと同じイジラレかたをされるのも名物であった。
その後何故か「オルモット」という、ただの売れないバンドが出るようになり、バニムの出番は週2回となった。
「オープニングテーマでいつもより分厚い音が聞こえたときは男のグループが出るので、チャンネルを変える」と、あの木村祐一が言っていたが、その通り。オルモット出演時は、ゆっくり昼寝出来るのであった。
番組はその後、惜しまれつつも終了。彼女たちの姿をテレビで見ることは出来なくなった。
ライブもしているが、全然近くに来てくれないので、動く彼女たちを見ることもできないでいました。
というわけで、ディスクレビュー。
ふれあいパーク終了間際にも披露してくれた「アイノトリコ」と「珀」の2曲は最高です。
超実力派の四人の恐ろしいテクニック。アドレナリン全開のスピード感溢れるラテンナンバーのM1「アイノトリコ」。サビのケイコのボーカルは程度のいいポップさを加味。
M5「珀」はインストゥルメンタルの涙を誘うバラード。
美しい四人が奏でる美しいメロディ。真っ白なこころの旋律。悲愴なナンバー。
M2「春フルぷるん」とM6「naked love~亜麻色の髪の乙女~」はポップなナンバー。
演奏と歌のギャップは少し気になるけど、まあいいでしょう。
しかし、M3「SOLDIER[@]my soul」とM4「カルメン前奏曲」はハッキリいって最悪。ケイコのラップはクソ。
M4のカルメン前奏曲をサンプリングしたケイコのどうでもいい詩と歌。どうせならそのままインストでバニラアレンジでやればいいと思うのだが。
全6曲は少ないですが、DVD付です。
が、このDVDもまた中途半端。プロモは2曲のみ。
メイキングもあるが、短すぎ。プライベートとかほとんどなし。プロモがまた味気ない作り。淡々と演奏する四人をただ撮っているという感じの芸術性の低さ。どうせなら全6曲のプロモをつけろといいたい。
コアなファンには嬉しい映像だろうけど、個人的にはDVD要らないから値段を下げろといいたい。
全体的な感想ですが、ハッキリ言ってケイコのボーカルいりません。邪魔です。少し色付け程度なら問題ないけど、下手くそなボーカルよりキーボードに専念して欲しい。
あと打ち込みはやめるべき。素晴らしい演奏が台無しになる機械音はテンション下がります。
あと、オリジナルもいいけど、「ふれあいパーク」みたいに、名曲のカバーが半分あってもいいかなと思いました。
ちょっと満足とはいえない出来だけど、ファンには楽しめるはず。でもファン以外にはおすすめできません。
最近出した2ndアルバムに期待しつつ、余裕があったら買おうかなと思ったのでした。
オススメ度(ロック評価)・☆☆