卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

細野相沢 山の湯

2010-02-06 14:42:29 | 温泉(青森市)
朝青龍の引退は非常に残念である。
以前から思ってたが、「品格」を語る人間は少なくとも「品性」を持ち合わせていなければならない。
脚本と相撲を同じ土俵だと語る化粧ケバケバのオバケ三流脚本家や、芸能人の吸ったタバコの吸殻を勝手に盗んでコレクションしてるド変態四流漫画家にはその資格はありません!!ま、どうでもいい話。

大雪で大吹雪の中、何を血迷ったのか浪岡の「細野相沢山の湯」に行く事にした。

場所は浪岡の県道27号線を青森空港へ向かう途中に右手にサークルKが見えるので、その交差点を右折。そして500m進んだら左折。
ここからほぼ農道で、周りは畑か森林のものすごい寂しい道で、こんな山奥に果たして温泉があるのか非常に不安になるが、めげずに道なりに進む(ざっと8kmか)と、集落が見えてくるので、そこからもう少し進むと看板があるので、右折するとあります。

ちょうど温泉が出来た頃か、空港の有料道路を迂回しようとして、間違ってここらあたりを迷った事があり、こんなところにも温泉があるんだと思ったものです(迷いまくって本当に泣きそうになったんだけど・・・)
そんなわけでここらへんはなんとなく記憶があるのでなんなく辿り着けました。

敷地内は廃校になった校舎があった場所で、旧校舎は休憩場としても利用出来るそうです。
駐車場は校庭だったんでしょうね。

ここ細野と相沢地区はもともと木炭業を生業とした集落で、温泉を掘り当てたのは7年ほど前と新しい。
その頃から集落を挙げて「細野相沢冬物語」という冬祭りも行うようになったそうだ。

その「細野相沢冬物語」が行われるのは本日2月6日。
かまくらの灯籠や花火などで飲食しながら盛り上がる祭りだそうです。
ま、その前日に訪れたんですけどね。

温泉前の駐車場は祭りの広場になり、かまくらを重機で制作したり、地元の人たちが祭りの最終準備に予断がなさそうでした。

そんなわけで温泉へ。
浴場は内湯一つ。42度の5人サイズ。
カランは4ヵ所の小規模なもの。

お湯は極薄い黄緑色で、塩気。かなりの泡つきでヌルヌル感強し。

1時間ほどいましたが誰も入って来ず、ゆったりとお湯を堪能できました。
この泡つきはなかなかのものです。いいお湯でした。

温泉が出来てからは、この小さな集落も小さな賑わいを見せるようになったそうです。
温泉がなかったらこんな山奥(失礼)には来る事がなかっただろうし、温泉が出来たことによって、集落内外の人たちが心の癒しを得られるようになれたとしたらそれは素晴らしい事です。

厳冬期の訪れはかなりの覚悟がいるので、雪が無い時期に訪れるのがいいでしょう。
帰りも吹雪で大変だったわ・・・。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)
泉温・38.5度(加温あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・250円
備品・石鹸
施設・休憩場

住所・青森市浪岡大字細野字沢井54
電話・0172-62-0485
時間・8:00~20:00