客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

新年おめでとうございます

2007-01-02 00:10:46 | 管理人より
《事務局長よりご挨拶》

新年明けましておめでとうございます。
いつも客乗連の活動を支えていただきありがとうございます。

 昨年10月から客乗連の事務局長を引き受けましたが、日々起こる事に
みんなで悩んだり、笑ったりしている間2007年になってしまいました。
個人的なことですが、年越しの瞬間はステイ先で寝てしまい気がついたら
朝でした。客室乗務員にはよくあるパターンで、たぶん私だけではないと
思うのですが…。

 今年も、一人でも多くの客室乗務員が健康で楽しく働き続けることが
できるようにみんなで頑張りましょう。
そして新米の事務局長もどうぞ宜しくお願いします。

               客室乗務員連絡会 事務局長 M.K 


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《編集委員一同よりご挨拶》

2007年がスタートしました。
皆さんはどちらで新年を迎えましたか?

 昨年はJAL岩本さんの裁判が勝利したことが
何より嬉しい出来事でしたネ!

裁判で、「客室乗務員の業務は、
  ・勤務の開始・終了時刻が一定していない、不規則な業務
   である。
  ・振動・騒音・タービュランスにさらされる。
  ・食事や休憩が満足に取れない。
  ・不審者への対応などの機内秩序維持に、常に気を配らなけ
   ればならない。
 など、身体的、精神的ストレスにさらされやすい業務環境にある。
 また、国際線は、時差、徹夜を伴い、心身に相当な負担がある」
 と認められました。

また、「岩本さんの場合、月間乗務時間75時間以上が6ヶ月連続
し、ニューヨーク線に3ヶ月連続で乗務するなど、非常に大きな負荷が
かかっていた。」と判決は指摘しました。

 第二、第三の岩本さんを出さないよう、会社はすぐに勤務の改善を
すべきなのに、何と!JALはこれまで月間乗務時間制限が85時間
だったのを90時間までに改悪しました。
 ANAでは月間乗務時間制限は100時間までに改悪され、職場は
疲弊しきっていると聞いています。

こんな勤務で、はたして健康は守れるのでしょうか・・・?
保安任務を第一とする職場がこんな状況でいいのでしょうか・・・?

 安全を担うのは職場の一人ひとりです。会社が「安全第一」という
なら、まずは職場のこうした労働条件を改善していかなくてはなら
ないのではないでしょうか・・・。

 また、同じ仕事をしているのに契約制と正社員という差別があること
も問題ですよね。小さな会社ではインターバル中にCAに機内清掃をさせ
、食事や休憩をほとんど取らせないというひどい実態もあります。

・・・と、問題は山済みですが、今年も客乗連は一歩一歩とりくんで行き
たいと思います。皆さんからのご意見お待ちしていますね・・。

長くなりましたが、今年も皆様にとってよい年となりますよう、心から
願っています。
                            編集委員一同