昨日(30日)、久しぶりにクルマで15分ほどの公園にウォーキング目的で出かけたところ、沢山の桜が満開で実に美しかった。
そして、その満開の木の下でお父さんと小学生ぐらいの男の子2人が実に楽しそうにキャッチボールをしていた。
よく見ると、小学生のグラブが新品そのもの・・、ハハ~ン、WBCの日本優勝の影響で「野球がやりたい」と子供にせがまれてグラブを買ってあげた光景が目に浮かんでくるようで微笑ましかった。
さあ、今日からいよいよ「MLB」の開幕で、音楽&オーディオ、読書、そしてテレビ観戦と目が回るほど忙しくなる(笑)。
さて、先日の「日経新聞」を見ていたら次のような記事が載っていた。
ベートーヴェンの遺された髪の毛からゲノムを解読することにより死因を推測した記事・・。
晩年には「毎日、昼食時にワインを1リットル以上飲んでいた」との証言もあるそうで、そりゃあ「肝硬変」にもなるでしょうよ。
あの厳粛な「後期弦楽四重奏曲群」・・、あまりの完成度の高さに「手も足も出ない!」と後世の作曲家たちが嘆いたほどの傑作が盛大なアルコールの効用による賜物かもしれないとはちと面白いですね(笑)。
そもそも、音楽とアルコールの組み合わせはとても相性が良さそうに思える。
芸術の中で音楽のような「時間芸術」は創る側にも、そして鑑賞する側にも何がしかの「精神の高揚」を必要とするので一杯ひっかけて、ある程度「脳」を麻痺させてやるとすんなりとその世界に溶け込めるような気がする。
もう30年以上も前のこと、休日ともなると運動でひと汗流してから、夕食前のひと時をウィスキーをちびりちびりやりながらモーツァルトの「ピアノソナタ」(グールド)に聴き耽るのが「至福の時間」だった。
うまくいかない仕事のことや人間関係のわずらわしさなどがすべて吹き飛ぶ思いだった。
今となっては、モーツァルトのおかげで人生の荒波を乗り越えられたと断言できるし、もう感謝の一言に尽きるが、彼の「独り言」に付き合うには、アルコールが一番でしたねえ(笑)。
そのピアノソナタ群の中でも「ハ短調14番第2楽章(アンダンテ) K457」は白眉ともいうべきで、「ああ、いいなあ・・」と、もう感無量になって目頭が熱くなることしばしば~。
この曲を聴いてホロリとこない人はモーツァルトと一生縁が無い人といっていいかもしれない、とにかく一度でも「ユー・チューブ」でいいから聴いてみて~。
これほどの名曲ともなると演奏者は誰でもよろし、「音」だってどうでもよろし(笑)。
現役引退後は毎日のようにちびりちびりやりながら「ピアノソナタ」を聴けると楽しみにしていたが、毎日ともなると身体が持ちませぬ~。
「空きっ腹にウィスキー」が連日ともなると「胃」を痛めてしまってあえなく挫折(笑)。
実は「ブログ」だってアルコールが入ると「筆の運び」が快調になるのはわかっているのだが、早朝から飲むと「アル中」になりそうなので泣く泣く封じ込めている(笑)。
ちなみに「音楽とアルコール」でググってみると脳の中の報酬系が同じだという最新のネット記事もあるので、興味のある方はご覧になってみてください。
そして、読者の皆様、音楽とアルコールの「想い出」「連想」がありましたら是非おきかせくださいな~。
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