「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

オーディオ愛好家のご来訪~2021・11・10~

2021年11月13日 | オーディオ談義

小型SP「PL100」に接する”きっかけ”を与えてくれた「YA」さん(豊後大野市)にはいつも感謝の念を抱いているが、そのYAさんから電話があった。

「10日の水曜日の午後にお伺いしていいでしょうか?全部で3名になりますが」「はい、いいですよ。どうぞ~」

さあ、とばかり火曜日から室内の整理整頓にかかった。今の散らかり様だとお客さんたちに不快な思いをさせるだろうし、少しでもスペースを開けた方がサウンドの響きも良くなるはず。

そこで、とりあえず不要なCDや機器類を一時的に「隣の応接間」に避難させることにした。

すると、我が家のお目付け役が舌鋒鋭くこうほざいた。

「どうせ要らないのならいっそのこと処分したらどう」「うん、まあそのうちにな・・・」と言葉を濁さざるを得なかった。オーディオのこととなるとどうしても立場が弱くなる(笑)。

当日は、寒気の襲来とともにどんよりとした「曇り空」だったが、雨が降らないだけ良かった。

YAさん、Kさんは前回もお見えになったが「O」さんは初めてで「こちらこそどうかよろしくお願いします」

YAさんはこの4か月ほどで3回目のご来訪となる。

ご自宅では下記の画像のとおり堂々とした本格的な「JBLの3ウェイシステム」を愛用されており音もすこぶるいいが、我が家の自己勝手流の変則的な鳴らし方にかなり興味がおありと見える。



今回聴いていただくのは「3系統のシステム」と決めていたので冒頭にその旨申し上げた。

トップバッターはグッドマンの「AXIOM80」(復刻版)、2番手が本命の「PL100」(モニターオーディオ)、最後が「リチャードアレン」。(あとになって気が付いたがすべて英国製のSPである)

基本的なスタイルはいずれもコイルやコンデンサーをいっさい使わずに「全帯域」を一つのスピーカーで鳴らし、それに低音域を補強するためにサブウーファー(コイル使用)を付け加えるというもの。

そして鳴らす順番だが、ずっと昔のブログに「順番への思惑」を投稿したことがあるが、要は「演目の中で2番目に本命をもってくる」というものでそれを忠実に踏襲した(笑)。



駆動するアンプは「WE300Bシングル」で、サブウーファーの「ウェストミンスター」には「EL34プッシュプル」アンプを充てた。

テストCDは持参された「アン・バートン」。



CDトランスポートは「CEC」のベルトドライブ方式で、DAコンバーターは「A-22」(GUSTARD)によるハイレゾ「176.4Khz」で受けた。

ちょっと話が逸れるが画像の「AXIOM80」については、このほどメル友の「I」さん(東海地方)から次のようなアドバイスがあったばかり。

「PL100の猛威、凄まじいですね。ウェストミンスターとの組み合わせは最高だと思います。値段を考えてもハイエンドに負けていません。

反面、AXIOM80が可哀そうな気がしてます。

”余計なお世話”ですが一言だけ。AXIOM80の箱について。

幅の狭い、比較的コンパクトな箱でフロントバッフルの角を丸くする、という形にするとPL100に対抗できるのではと思います。低域はもちろんウェストミンスターです。

ハイエンドSPの傾向として(ご存知だと思いますが)、フロントバッフルの面積が小、幅が狭い、角が丸い・・ヴィヴィッドオーディオのGIYAがそうですね…というものです。伊豆高原の「Myu」さんの和太鼓スピーカーもそうです。

そして、後ろ、左右の壁から離して設置すると・・・広大な音場、明確な定位が得られるようです」

以上のとおりだが、ご提言まことにありがとうございます。

低音域は「サブウーファー」に任せればいいので、箱の容積にお構いなしにフロントバッフルの面積を少なくするのは理に適った方法だと思います。

あとは「手間とヤル気」だけですが・・(笑)。

それはさておき、ご一同注目のもとにいよいよ「真剣勝負」に移った。

すると、実に意外な展開が待っていた。

以下、続く。


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