「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

スピーカーの整理

2014年07月11日 | オーディオ談義

先日のこと、5年ほど愛用した自作のスピーカーボックスをアッサリ知人に進呈した。

「心機一転」のつもりだったが、手放した一番の理由は本命のスピーカーをうまく響かせるためにその周りをスッキリさせたかったからに尽きる。

どういう風に変わったのか、「百聞は一見に如かず」なので画像ご覧いただくと、

                   

見るからに音が良さそうだし、実際に試聴してみてもその効果は歴然としていた。

整理したスピーカーに内蔵していた「AXIOM80」(復刻版)は取り外してスペアとして保管することにしたが、少々惜しかったのはお気に入りのユニット(ウーファー用)だった「SLE-20W」(フォステクス)が使えなくなったこと。

エッジレス仕様の強力なアルニコマグネットによる駆動力は、切れが良く、弾むような低音となって随分楽しませてくれた。「AXIOM80」の低音域補強用として申し分なし。

当時、例によって「お気に入り機器の収集癖」によってスペアを含めて「5ペア=10本」を確保していたものの、もう使えなくなってしまった。しかし「二兎を追う者は一兎をも得ず」なので諦めるしかない。

これら10本はそのうちオーディオ仲間に依頼してオークションに出す予定だが、もし読者の方でご入用の方があれば格安でお譲りします。そういえば、片チャンネル4発を使用していた頃、このユニットを熟知している見知らぬ方から「4発ですか!実にうらやましい」というメールをいただいたことを思い出した。

            

オークションに掲載する文面はもう考えていて、次のとおり。

「口径20センチのアルニコマグネット・エッジレス・ウーファーです。ダブルウーファー片チャンネル2発、合計4発の使用をお勧めします。このウーファーはレスポンスがとても機敏ですべてのジャンルの再生が可能です。当時の販売価格は1本がおよそ18千円でした。

機械的サスペンション(エッジ)がなくなったので直線性が極めて優れており、エッジの異常振動によって起こった中域特性の谷や異常音がまったくありません。歪がなくてエッジレス仕様といえばあの英国の名器「AXIOM80」(グッドマン社)でも有名です。

仕様は次のとおりです。インピーダンス8Ω、周波数特性27~5000ヘルツ、許容入力100ワット、クロスオーバー3千ヘルツ以下、総重量3.8キロ、推薦エンクロージャーの内容積は45リットル。」

とまあ、以上のとおりだが、実を言うとこの「SLE-20W」が不要になったのにはもう一つ理由がある。

それには新たな秘密兵器「プリアンプC28」(マッキントッシュ)の存在がある。

        

このプリアンプの劇的に効くトーン・コントロール(低音域)によって、「AXIOM80」が見事に変身!


以下、続く。

 


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