赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

神沢利子さん句集『冬銀河』

2024-01-24 09:46:29 | その他

神沢利子さん展の続きです。「北と星といのちと」を見に行って、神沢利子さんの句集をかってきました。

この句集、なんと14歳からの句が載っています。よくとってあったなと感心。

物語とはまたちがった、素の神沢さんが感じられる素朴な句がならんでいます。

娘さんのあとがきが、すばらしい。

祈りにもにた句だと書いてありますが、そのとおりだなっと思いました。また、「この人の存在の奥深いところには言葉の泉があって、今でもこんこんとわきでているんだ」と書かれていて、すてきな人だったんだと改めて感じました。おかあさんを思う娘さんの気持ちが強く伝わってきました。

年ととってから母と娘は、近いだけにいい関係をたもっていくのは時にむずかしいのに、すてきなことです。

この句集は、展覧会の売店で売っています。

わたしも今、俳句のグループにふたつはいっています。かわせみ句会とるびいの会。

どちらも今はオンラインの東雲システムでやっています。

いつか、わたしも句集をつくりたいかも。神沢さんの句集をみて、そんなことを思いました。