赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『クララとお日さま』の読書会

2021-09-16 13:00:14 | その他

昨日は読書会でした。オンラインです。

課題図書は『クララとお日さま』

人気図書ですが、高いです。2800円だったかな?

わたしは買わないで図書館に予約したら、順番が回ってこなかったので、みんなの感想を聞いてました。

みんな、けっこう、語ってました。心に残った場面が多かったみたい。

キーワードは自己犠牲。AIなのにね。あとは、語らずに書く・・・とか。

それにしても、みんなよく本を読んでいます。この会に出ると、刺激をたくさんうけます。

 

今朝は気持ちが良い気温だったので、散歩にいきました。

イチョウにたくさん、銀杏がついていました。

もう、秋なのね。実感はないけど。

 


『かむしゃら落語』重版

2021-09-13 18:13:52 | その他

がむしゃら落語が重版になったと連絡がありました。

これ、2013年の作品。うわ、時間がたっても売ってもらえているって、すごくうれしい。

これも、福音館書店、また、クレヨンハウスが定期便にしたりして、売ってくださっているおかげです。

がむしゃら落語|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

この作品を書いた頃、落語熱にうかされていて、一ヶ月に一度くらい、落語を聞きにいっていました。

そのあとも、季節に一度くらいは、落語にいってたのですが、今はコロナでぜんぜん、いけていません。

でも、週末、落語のチケットをもっています。

今、行っていいものか、どうか、悩むところです。

わたしの好きな三遊亭兼好の高座なんだけどね。

 

先週は、押し花の会がありました。

とても楽しい会なのですが、今回の作品は、いまひとつ、うまくいきませんでした。

明るい作品にはなったけど、ただ、ひまわりが並んでいるだけで工夫がないと、こどもたちに、不評でした・・・

18このミニヒマワリ。この夏の成果です。

プランターに植えたミニヒマワリが次々咲いてくれたおかげで、押し花にできました。

今も↓咲き続けています。これもまた、すごい。

押すのがむずかしいヒマワリですが、次にすることがあると、もっとアートっぽい構図の額絵にしたいです。


『ながれぼしのランドセル』光丘真里 新刊

2021-09-11 09:40:46 | その他

光丘さんは、家が五分もはなれてないところにいて、同じ町内会というご近所作家同士。

今は、縁あって同じ体操教室にかよっています。そこがすごく、いい!

わたしは、自分の弱いところがわかってずいぶんと助かっています。肩甲骨が動かない、これが肩こりの原因

ま、そこはさておいて、その光丘さんが新刊をだしました。

わたしが大好きなコマツシンヤさんの絵です。

お話しもランドセルのデザインが同じなのをうまくつかってあって、きもちがいい。絵もとてもあっています。

光丘さんの新展開の気がしました。

光丘さんは同世代。古いとか、昭和とか、いわれちゃう世代だけど、根性もある、人間が好きな世代でもあるのかな。

光丘さんががんばっていると、わたしも!って前向きになれます。

 

 


俵万智展 #たったひとつの「いいね」

2021-09-10 08:41:49 | その他

緊急事態宣言が延長されました。まだまだ、旅行にはいけません。

でも、ワクチンは二回すんだので、近くで蜜ではないところには、行きたいと、俵万智展を見に行きました。娘のラムネが短歌をやっているので、行きたいというからです。

場所は、ど派手なKADOKAWA武蔵野ミュージーアム

この絵は、コロナ退散を願ってかかれたそうです。

今は、たくさんの人のいいねがほしい時代、でも、サラダ記念日の頃は、たったひとつのいいねがほしかった時代だそうです。

短歌は

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

ですよね。古い短歌人からは、あれは短歌じゃないとかいわれていました。でも、俵さんは、それからずっと、自分らしく第一線で活躍され、今年、「未来のサイズ」をだされ、多くの賞を獲得されました。

会場は、斬新でしたよ。いろんな形で短歌が読めるしかけ。

これが、俵万智の作風とよくあっていました。

恋いしている頃の短歌がやっぱりいいなー。最近は社会詠を多くだしています。

そして、俵万智さんの短歌を堪能して帰ってきたら、機関誌「日本児童文学」9-10月号が届いてました。

そこになんと、俵万智さんの歌がのってる! すごい!

本棚図書館も行って来ました。

娘は、本棚を見世物にしないでもいいのにって、いってました。

 

 

 


『みんなのためいき図鑑』村上しいこ

2021-09-06 11:41:50 | その他

おもしろい本を読みました。村上しいこさんの新作。

ためいきを図鑑にしちゃうって発想からして、すてきです。そして、とてもやさしい物語になっています。

絵の中田いくみさんは、最近はやっていますよね。

ためいき小僧もとてもかわいい。

児童書ははやりの絵の人にわっととびついて、その絵の人ばかりになるって傾向が少しありますよね。

一時は、スカイエマさんばかりとか。

今は、酒井以さんも、人気かな。

ま、絵もとってもいいのだけど、作品自体もおもしろいし、心に残りました。

 

さて、先週末は児童文学学校の最終提出作品の読みにあけくれました。

どの作品も、これを伝えたいって、ぴちぴちはねるような思いがつまっていました。

がんばって書き直した作品もあって、胸がうたれました。

普通、公募って提出したものを評価しますよね。

でも、児童文学学校は、講座で講評をうけ、書き直したものを、再度、提出できます。

審査する側は、書き直し前と、後を読めるわけです。そこがおもろいし、感動しちゃうところ。

胸がいっぱいになった作品もありました。

また、新しい作品にも実力者がいて・・・・。

書き慣れた人のよさ、荒削りだからこそでてきているよさ、そういうのを同じ土俵で審査するのはむずかしいです。

最優秀賞は、事業部員、全員で話しあってきめることになります。