赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『菜の子ちゃんとキツネ力士』富安陽子

2018-05-17 10:39:15 | その他
暑いです。なんかぐったり。疲れがでてしまいました。紫陽花もそろそろ咲きそう。梅雨が間近ですね。

『菜の子ちゃんとキツネ力士』を読みました。YUJIさんの小回顧展で買ったものです。

これは日本全国ふしぎ案内ということで、各地の民話からヒントをえた菜の子ちゃんの物語り。全国をまわるというのだから、すごいし、量を考えると大変ですよね。日本全国って、47都道府県あるんですよ。取材して、それぞれを新しい物語り仕立てにするっていうから、富安さんだからこそ、ですよね。
今回は まけきらい稲荷というおもしろい名前の神社がでてきます。丹波の国、篠山だそうです。今の兵庫県ですよね。不思議の入り口はオオムラサキ。このファンタジーへの入り口の自然さ。やっぱりうまいです。うなります。

そして、この回から画家さんが変わりました。蒲原元さん。たくさんの生き生きした挿絵がはいっています。
YUJIさんの流れをついだ元さんの絵。この絵もみどころですよ。


元さんと富安さんにサインももらいました。
そのとき、富安さんと会話をしたことから発見が。
なんと富安さん、パソコンでなく、手書きなんですって!!! これはもう、びっくりです。手書きであの量・・・・。天才というしかないですよね。

でも、ショックをうけてばかりはいられません。
新刊の『落語ねこ』、ラフがきました。大島妙子さん、忙しい中、すてきな絵を描いてくれました。絵がみられると、がぜんうれしくて、ハッピーな気分になりますね。

さて、土曜日は国分寺2小に伺います。残念ながら雨の予報がでています。雨を吹き飛ばすつもりで行きますので、二小のみなさん、よろしくお願いします!

YUJIさんの回顧展

2018-05-13 07:19:32 | その他
11日、金曜日、YUJIさんの小回顧展があり、会報部の仲間でいってきました。表参道のOPAギャラリー。ボジョレーで集まっている人がたくさんきていました。

これだけ人が集まるって、YUJIさんのお人柄ですよね。なんか、子どものまま大人になったような、純粋な感じの人でしたから。また、そんなYUJIさんのまわりに集まってきた人も、どこかのんびりした、ほっとするような人が多いです。そんな中にいると、YUJIさんもまじっているような気までしてきます。

そして、富安陽子さんの姿も! わたしは、新刊を買ってサインをしてもらいました。いろんな人とあって、お話しをしました。
春は移動の季節。出版社でも、人が変わったりします。親切にしてくれた編集者さんが変わるのは、なにより淋しいです。

回顧展に行く前、原宿をぶらぶら。
レインボー綿あめを発見。900円とお高め

でも、作品のネタにもなるかと、みんなで食べてみることに。

インスタ映えを考えた店内。キラキラしていました。


老舗クレヨンハウスへ

絵本がたくさん。どれも読みたくなりました。二階のおもちゃのコーナーも楽しそう。
店先はお花がたくさん咲いていて、落合恵子さんがお水をあげるすがたも見れました。

帰りは、ラーメンやを見つけたかったけど、見つからず、イタリヤ風酒場でビールで乾杯。バーニャカウダなど、ぱりぱり食べました。



台湾ふらふら

2018-05-11 08:23:02 | その他
ゴールデンウィーク後半、台湾にいってきました。とーてもいいところでした。
小籠包もおいしくて、いっぱい食べました。その写真を、ほんのちょっと。


飛行機からの富士山


故宮博物館の翡翠のはくさい
写真OKになりました!


衛兵交代

人気スポット九份 映画「非常都市」の舞台で、宮崎駿監督が千と千尋でつかった町並みとされている。

すごい人出。


夕方、提灯がライトアップされると坂の上の古い茶屋がとてもきれい
海が見えます。

なんか、日本に失われたノスタルジーを感じました。


週末は母の日。わたしも母に会いにいきます。その前に今日はYUJIさんの回顧展です。





宮川健郎さん、講演会

2018-05-10 08:23:01 | その他
今週末、国分寺在住の評論家、宮川健郎さんが講演会をされます。子ども読書の日の講演会です。

ぜひ、いらしてください。

さて、ビブリオバトルの宣伝になりますが、5月7日月読売新聞夕刊の「読書をめぐる物語」というコーナーで、『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』を紹介してくれました。他に濱野京子さんの『ビブリオバトルへ、ようこそ!』や『レモンの図書室』なども紹介されてます。
新聞記事は、どうもアップはだめなようですが、風景として撮ってあるのはOKだそうです。
なので、こんな感じで・・・

うーん。読めないかな。

今年はお花が咲くのが早く、今、薔薇が最盛期。うちの庭も色づいています。



上野の森 イベント 報告

2018-05-08 09:23:52 | その他
ゴールデンウィークが終わりました。なんか、終わってみればあっという間。
とても有意義で楽しかったです。

まず、5月3日 上野の森 ビブリオバトルのイベントとサイン会。朝は雨がまた強くふっていました。イベントが始まる頃は曇り空。
来てくださった方、ほんとうにありがとうございました。


会場前の立て看板

スタッフがうつしてくれた、会場の様子。


あいさつしてくれた加藤純子さん。


トークのところ

結果発表のところ

写真としてはおとなしいのですが、スクリーンに画像をうつしだしたり、粕谷さんがとても工夫して盛り上げてくれ、「おもしろかった」
「はじめただけど、ビブリオバトルがわかった」「予想より、よかった」と感想をいただきました。

そして、チャンプ本は濱野さんがとりました! おめでとう!


どの本も紹介されると読んでみたくなります。わたしが紹介したのは、『オオカミを森へ』です。

おおぎやなぎさんは、『こんぴら狗』を発表するとき、こんぴら ふねふね と民謡を軽く唄ってくれました。また、濱野さんは、装丁のカバー下の絵がとてもきれいといいつつ、それは買われた方、見てください、とその場では見せないで、興味をひいてくれました。図書館では、透明パックをされてしまうので、カバーの下は見れませんよね。なるほどと思いました。

わたしには、ひとりの男の子が質問してくれました。「一番、よかったシーンは?」なんとまあ、的確な質問。
でも、その場でわたしは、しどろもどろ。「ネタバレになるので」などと、とっさに思いつかず、うまく答えられなくて残念でちょっぴり悔しい。ただ、こういうところが、ビブリオのバトルらしさでしょうね。一回かぎりの生ものです。なにが起こるか、わかりません。


そういえば、表紙を見せて、「この女の子は、赤いマントをきていますが、赤ずきんではありません。オオカミと仲よしです」と、とぼけたことをいって、会場をなごまそうと思いましたが、緊張でそんなこともできませんでした。

投票の時、お父さんと子どもが、どれにいれたと、こっそりささやきあっている様子が印象的でした。親子の話題のひとつとして、笑いあってもらえたらうれしいです。


サイン会もちょうどいい人数、きてくれました。サインしながら、おしゃべりするのは、作家冥利につきると思いました。
感謝、感謝です。

帰りはたくさんのテントの本をひやかして、楽しみました。なんと、『オオカミを森へ』の訳者、原田勝さんにも会うことができ、ビブリオバトルで紹介したと伝えることができました!! 原田さん、ステキな方ですよ。ほんとうに、文章にもインパクトがあり、すばらしい本なんです。ぜひ、読んでください。

たくさんのスタッフさんにもささえられてイベントができました! 写真も会報部のお手伝いの方(松原、せいの、山崎、白井)が手分けしてとってくれました。ほんと、お世話になりました。幸せな一日をありがとうという感じです。


イベントのもとになった、この本もよろしく!

わたしは、4日から6日まで、台湾旅行にも行きました。もう、へとへと。そのことは、また、のちほど。