赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

佐藤さとる先生

2014-12-16 09:48:42 | その他
日曜日の朝日新聞の書評に『オウリィと呼ばれたころ』佐藤さとる著が載っていました。途中まで鬼ヶ島通信に連載していたものです。書評も大変いいものでした。
朝日の書評はめったなことでは、児童文学の作家を取り上げてくれません。
佐藤さとる先生、86才というお年を考えると、脱帽です。



そして、今年は、ゴブリン書房から『机の上の仙人』もだされています。復刊でしょうか? そのあたりの経緯は把握していません。
この本がでた頃、わたしは仙人の話を書きたくて、佐藤先生、書いちゃった、これじゃわたしが書いてもダメだと勝ってにひがんで、なんとなく、読まないできてしまいました。でも、おもしろかったという評判はあちこちから聞いています。今年中に、読んでおきたい本です。



さて、この前、国分寺で小さな講演をした時、わたしがあげた多くの児童文学者の名前の中で、だれもが反応してうなずいたのが、佐藤さとる先生でした。聞いた人の年齢が高めだったというのもあるのでしょうが、終わった後も、「佐藤さとるさんって、どんな方?」「今はどうしてるの?」と聞かれました。

シャイでお祝い会などにがては人なんですよっというと、「作家らしいわねーー」と反応がかえってきました。そうなんです。ほんとうに、勉強家だったり博学だったり控えめで派手なことが嫌いだったりと、いろんな意味で『作家らしい作家』なのだと思います。
はっと気がつくと、そういう方が、なんだか少なくなって、タレントのような作家が増えてきているような気がします。

さて、佐藤さとる先生の本を読むこともそうですが、実は、今年中にしちゃいたいことが山積み。
なのに、この寒さのせいでしょうか・・・。ホットカーペットの上で動けないわたし。「ネコか!」と家族に笑われていますが、寒いのはにがてです。

絵本『ぼうけん どろだんご』 中国版

2014-12-15 08:49:30 | その他
鈴木出版の月刊絵本『ぼうけん どろだんご』の中国版が発売されています。昨日、その実物が送られてきました。


『ぼうけんどろだんご』は、どろだんこのまるちゃんが、自分をつくってくれた、みるくちゃんに会いたくて、ひとりでころがっていくストーリー。残念ながら単行本にはなっていないのですが、評判がよかった絵本です。

中国版ということで、どんな風に訳されているか楽しみでした。みたら、漢字ばかりって、不思議で、なんだかおもしろい!

 

ここの日本語は、
「だんご だんご だいじょうぶかい」
だんごむしくんが おしてくれたのです。
「たすかった。ありがとう」


 
ここの日本語は、
そこからは、でごぼこみち
ごろごろ ごっとん
ごろごろ ごっとん
「いたた、いたた。この みち、いやだな」


中国は、漢字しかないので、大人が読んであげるのでしょうか?
中国の子は、小さい頃からすぐに漢字から習うのですね。こんな複雑で画数が多い漢字、小さいころから覚えるって大変でしょうね。

なにかと政治的にもめる中国と日本ですが、どろだんごのまるちゃんは、それを ごろごろ ごっとん、ごろごろ ごっとん とのりこえて、ころがっていってほしいです。



クリスマスコンサート

2014-12-14 07:36:35 | その他
今日は選挙です。朝駆け足で投票にいったあと、東久留米まで吹奏楽のクリスマスコンサートにいきます。お世話になった福音館書店のMさんが演奏するので、これは聞かなければ! どんな演奏が飛び出すのか、楽しみ。会報部数人で行きます。

また、児文協機関誌部長のいずみたかひろさんから新刊が送られてきました。ご上梓おめでとうございます。

読んでいると三丁目の夕日の映画のような、なつかしくてあたたかい風景がひろがってきます。
蒸気機関車が走り、運河で船で住んでいる人がいてなどなど。男の子は暇さえあれば野球をやっていた時代でしょうか。

わたしはラストの子どもたちだけでサイクリングに行くシーンがとても好きだなって思いました。自分を囲む小さな街から自分の足でとびだしていく。それだけで小学生には大冒険です。魔物も妖怪もでてこないけれど、男の子の小さな勇気がぎゅっとつまった一冊です。

昨日まで母のところに泊まっていました。急に寒くなり母の体調も心配です。
不況の足跡がじわじわっと聞こえてきますが、途中のホテルで見たツリーはとてもはなやかで、道行く人の足をとめていました。もうすぐクリスマスです。


ほっとしましたーー☆

2014-12-11 19:55:09 | その他
今日は、国分寺光プラザで、青少年育成の委員さんの前でお話をしました。
光プラザは、鉄道研究所の前にあり、新幹線資料館があります。

講演会のテーブルの上には、かわいいマツボックリツリーが! すごくうれしかったです。


いろいろ発見もあった講演会でした。年上で経験豊かなお母さんたちの前で話すのは、とても緊張しました。

明日は、朝早くから、母のところに行きます。
12月、いつも以上に寒い冬になり、母のことも心配です。なにかと、忙しくて、バタバタしたせでしょうか。娘のラムネに、おかあさん、ひとり言が多いと指摘されました。
なんと、「銀行、振り込み、銀行、振り込み」といいながら、そうじしていたみたい。恥ずかしい(^_^;)
忘れないように、言い聞かせていたのですね。それでも、一日、一個ぐらいは、やらなきゃいけないことを忘れてしまいます。(>_<)
とくに次のお話のことを考えていると、忘れ物は多くなるみたい。もう、脳の回路を新しくしたい、今日、この頃です。

さて、もうひとつ、今日、ショックだったのは、毎年いっていた志の輔落語のチケット、今回は落選してしまったこと。
超、超、プラチナチケットになっているようです。残念……。

ホームセンターが閉店(>_<)

2014-12-09 08:22:09 | その他
拙著『犬をかうまえに』は、ぼくの家のちかくにホームセンターができた、というところから始まります。それは、本当に、うちのそばのイトーヨーカドーが閉店し、新しくドンキホーテホームセンターができたから、それをそのまま書きました。ペットショップや熱帯魚のコーナーが充実していて、おもしろいお店でした。それが、この12月で閉店。あとは、パチンコやになってしまうのです。周囲のおばさんたちは、そろってがっかり。不便になってしまいます。

その閉店セールにいってきました。皮肉にも、駐車場はいっぱい。混んでいました。
いろんなものがやすくなっていました。犬、猫コーナーは、もう閉じられていましたが、魚のコーナーは、まだまだ、売れ残っていました。
これは売れるのだろうかと心配なものも、いくつか。
たとえば、このアロアナ。
値段は、三万円。

それと、このめずらしいアフリカウシガエル。いくらだと思いますか? バーゲンで、9980円です。
この子たちの将来が心配です。

全部は買えませんが、捨てられたらかわいそうだと思い、金魚を買いました。和金と黒出目金。今、我が家の骨董品やで見つけた火鉢の中で、ゆうゆう泳いでいます。黒出目金は、黒ちゃんとあだなをついてかわいがっています。(写りが悪いですが)


ああ、でも、こんなに金魚やメダカだらけになってしまい、うちのリビングは、これからどうなるのでしょう。
我が家の今年のビックニュースのひとつは、メダカを飼ったこと。
山本悦子さんがおしえてくれたおかげです。

ホームセンターは、閉店まで、また、何回かかよってみるつもりです。また、なにか買ってしまったらどうしようと思いつつ、それもいいかなって楽しんでます。次はカメかな???