赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

おはなしエンジェル 募集開始

2012-07-20 09:37:26 | 日記
おはなしエンジェルこども創作コンクールの募集開始の時期になりました。



ことしは、オリンピックイヤー。
スポーツの作品なんておおくなるのではないかと、期待しています。
また、大津で悲しいいじめの事件がありました。
そんなことから、身近な友人関係を見つめ直す作品などもでてきてほしいです。
とにかく、書きたいことを 思う存分にかいてほしいと思ってます。

たくさんの元気で、大人を刺激してくれる作品をまっています。

また、このちらしを配布してくれる方、図書館に置いてと頼んでくれる方いらしたら、連絡ください。よりたくさんの方に知ってもらいたいです。

詳しい募集要項は、児文協または、事務局のくもん出版のホームページなどで。

写真の正体

2012-07-19 10:30:47 | 日記
毎日暑いですね。早くもひあがってしまいそうです。

一週間ほどまえ わたしがアップした写真、の正体がわかりました。

いろいろいってもらえました。最初の方は、ヤモリだといい、次の人はトカゲだといい、また、カナヘビの子どもじゃないかという意見まででてきました。どうやら、写真がぼけてたのがいけなかったようです。

で、自分で調べようと思ってたところ、ぴったりの絵本がみつかりました。


トカゲ、ヤモリ、カナヘビのちがいがよくわかるように説明されています。
それによると、うちにでてきたのは、カナヘビのようです。特徴は、ながいしっぽと、するどいつめがついている長い指です。娘がしっかり見て覚えていました。

外に追い出したカナヘビは、その後、うちのせまい庭をうろうろしているようです。
なんとなく愛着がでて、「カナエ」とあだなをつけて、「今日は見たよ」とか、家族で報告しあっています。

カナヘビといって、思いだすのは、花田鳩子さんがかいた、幼年童話「ふでばこのなかのきょうりゅう」学研。
これは、いい作品でした。でも、ふでばこにカナヘビがはいっていたら、やっぱり驚くっていうか、こわいです。

わたしも、いつか「カナエ」ちゃんが主人公の作品をかきたいな。どこか、だしてくれないかな。

というわけで、いろいろ情報をくれた皆さん方、ありがとうございました。
ちょっぴり知識が増えました。ヤモリには、会いたくないけれど。


お盆も終わり

2012-07-17 16:35:21 | 日記
父の新盆で実家にもどってました。

母は人が集まったので、元気そうにしていましたが、忘れっぽさはどんどん増していってます。
どこまでひとりで暮らせるのか……。
さまざまなことを考えながら、仏壇の父に手をあわせてきました。
急に暑くなって、扇風機をしまった場所を忘れた母をてつだったり、ごはんがくさりそうになったり。もう少し梅雨でいてくれてもいいのにと思いました。
体がついていきません。

また、その合間をぬって、板橋美術館にでやっているイタリアボローニヤ、国際絵本原画展をみてきました。毎年やってるせいか、交通の便がわるいのに、混雑していました。

ここに飾られているのは、芸術作品になるような原画が多かったです。
今は、絵本も 児童書と同じように多様化。自分がどこで勝負していくか、定めていかないと中途半端になってしまうのでしょうね。
この原画展に応募されている方は、それぞれ個性的で自分のワールドをもっているように思えました。

会場にはたくさんの絵本もおいてありました。そんな中、ボローニャー出身ではないのですが、気になる絵本を発見。
みやこしあきこさんのものです。鉛筆の白と黒の世界に、たまにはいる色が新鮮です。
とくに新作の『ピアノはっぴょうかい』は、わたしの大好きな世界でした。
これからも注目していきたいです。

ジェンナーーー奇跡を生きる少女

2012-07-13 08:51:57 | 日記
夢中になった本に出会いました。『ジェンナ』メアリ・E・ピアソン 三辺律子・訳

ミステリータッチのSFです。ジェンナは、事故のせいで記憶がありません。かつての自分がうつっているDVDの動画を見て、記憶をつくっていきます。両親の愛と期待をいっしんにうけて育ったジェンナがそこにいます。
でも、暮らしていくうちに、少しずつ違和感に気づいていきます。なぜ、祖母はわたしをさけるの? なぜ、普通の学校に行けないの? 頭の中でひびいている声の意味は何?

そのなぞにひきつけられ、一気に物語にひきこまれ、読んでしまいます。

わたしはどんな子なのでしょう? それは、記憶があっても立ち止って考えてしまうものです。かくゆうわたしだって、ブログを書くわたし、昔の友人と話すわたし、母と話すわたし、義母と話すわたし・・・・と、少しずつちがっています。同じわたしのはずなのに。

DVDにうつっていたのは、両親の期待にそわなきゃっと必死になっていたジェンナ。そのジェンナが、驚きの事実を知り、それを乗り越え、新しい自分をつくっていく前向きさがたのもしく、心に響きます。

SFの世界観も新しいです。もしかしたら、こういうことが事実おこっているのかもと思わせてくれます。

この本を知ったのは、読売新聞のひこ・田中さんの紹介からです。ひこ・田中さんの紹介文は、いつもその本をたくみに読みたくさせてくれます。沢木耕太郎さんの映画批評もそう。あまりに紹介文がうまくて、期待値があがりすぎちゃうことも、たまにありますが。

この本を読んで、ああ、翻訳はおもしろいなっとひさしぶりに感じました。日本の児童文学は、ライトノベルの影響が大きい中、器が小さくなってきてるのかもしれません。
とくに三辺律子さんの訳するものには、はずれが少ないようです。
この頃、本を読む速度は落ちてきてるのですが、今年は、翻訳本も注目して読んでみようと思いました。

ギャー!

2012-07-12 08:09:19 | 日記
我が家に珍入してきたものがありました。ヤモリでしょうか、イモリでしょうか、東京育ちのわたしには、わかりません。

よりによって、こういう時に主人は出張。ヤモリだったら、家を守ってくれるはずと、最初は、無視してしらんふりしていたのですが、あまりにも部屋の真ん中にどうどうといるので、これは、困ったということになりました。

それで、ランチョンマットの上にのせて外にでていってもらおうと、マットの上においこみました。見てください。このしっぽの長さ! 20センチはありそうです。


でも、ランチョンマットの上からなんんて、するりと逃げだし、なかなか外に出て行ってくれません。結局、むすめと協力してうまくほうきで外に出すことができました。
暑い外の地面で、きょとんとしていましたが、しばらくすると、しげみの中へ。

さーて、わたしが追い出したのは、ヤモリでしょうか、なんなのでしょうか?
知ってる方は、こそっと教えてください。

パンダのあかちゃん、亡くなったのですね。とても残念です。合掌