よみうり大手町ホールという新しい、きれいなホールで行われた、中学校決勝大会を見てきました。
これがすごくよかった。無料でほんとーに楽しめました。
バトラーたちは中学生。制服すがたがういういしい。
地方からきた人もいました。どの方もうまい。もう、勝ち負けじゃないよ。ほんと!
決勝の前にゲストのトークセッションがおこなわれたのですが、森絵都さんは、三年前、高校生大会で決勝戦に残った紹介本を全部、買ったとか。その気持ちわかる。生の声の一生懸命なプレゼン、心をうごかします。
また、もうひとりのゲスト、深水黎一郎さんのトークもとてもよかったです。『さいごのトリック』が高校生大会チャンプ本になり、作家冥利につきるといっていました。
また、第一回芸人ビブリオバトルでチャンプ本を獲得した 小野島徹さんは、ビブリオバトルを披露。『六枚のとんかつ』という本を、レビューにめちゃくちゃひどいことを書かれていたから読んだといって、独特の紹介を。芸人さんらしくて、おもしろくて、決勝前の場をなごましてくれました。
最後、グランドチャンプ本になったのは、横田育夢くんが発表した『昆虫はすごい』。
きめぜりふは「昆虫はきらいでも、昆虫の生態まではきらいにならないでください」というものでした。AKBかな? 聞いたことあるよね。
また、準チャンプ本は、佐藤桃花さんの発表した『神様の裏の顔』 芸人さんが書いたといいますが、一読目では最後がよくわからなかった。二度読んで、わかったと話されました。伏線、伏線、伏線、と伏線がはってあると、二度目に読むとわかるとか。
わたしが読みたくなった本は加納彩瑛さんの発表した『生きるぼくら』です。
帰り道、用事があって、さっさと帰ってきてしまいました。ゆっくり話たかったのだけど、あいさつもせず、失礼してしまった人も。ほんと、あわただしくてすみません。
でも、来年も都合がついたら、ぜひ、見に行こうと思いました。