なんだか、お正月あけからバタバタしている間に、ゴールデンウィークに突入した感じです。
雨が多いですね。わたしは前半はたまっている仕事をして、後半、明日から旅行!
なんと、広島に行って来ます。広島、小学生の頃、一度いって、そのあと、アンデルセンメルヘン大賞の授賞式に行って、と、あるのですが、しっかり原爆ドームとか見てません。今回はクルーズもするので楽しみです。
海、海、海が見れるよ。
さて、アンソロジーがおくられてきました。
今井典子さんから。創作教室のときの生徒さんです。わたしが創作教室の講師をしたのは、もう、10年も前になるみたい。
そのときから、書き続けてくれていて、うれしいですね。
いろんな人の短編が一冊になっている形のアンソロジー。発見というテーマです。
今井典子さんは、『ヘボ追い』という作品です。ヘボとは地ハチのことで、長野では、蜂の子といって地バチを食べます。高級食品です。
この作品では、始めて地バチの巣をとりに行く気持ちを書いています。
きっと、体験談なのでしょう。
昔の子どものなんと、たくましいこと。ハチをこわがらないんです。
おまけにカエルの皮をむいて、エサにするって、さらっと書いているし。
カエルって皮をむけるの?
わたしは、先の児童文学学校の講義で「思い出はかくな」といいましたが、ここまで現在はあまりしない体験だと、これはこれでいいかもと思いました。
作品の挿絵の絵も、子どものたくましさがよく出ていると思いました。
かつては、本がよく売れて、各社、アンソロジーをだしていて、新人作家が活字になることも多かったのですが、この頃、少なくなりました。
なので、このものがたりの小径シリーズは貴重な場だと思いました。
本は銀の鈴社からでています。