赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

ゴールデンウィーク! と『発見』

2022-05-02 09:07:51 | その他

なんだか、お正月あけからバタバタしている間に、ゴールデンウィークに突入した感じです。

雨が多いですね。わたしは前半はたまっている仕事をして、後半、明日から旅行!

なんと、広島に行って来ます。広島、小学生の頃、一度いって、そのあと、アンデルセンメルヘン大賞の授賞式に行って、と、あるのですが、しっかり原爆ドームとか見てません。今回はクルーズもするので楽しみです。

海、海、海が見れるよ。

さて、アンソロジーがおくられてきました。

今井典子さんから。創作教室のときの生徒さんです。わたしが創作教室の講師をしたのは、もう、10年も前になるみたい。

そのときから、書き続けてくれていて、うれしいですね。

いろんな人の短編が一冊になっている形のアンソロジー。発見というテーマです。

今井典子さんは、『ヘボ追い』という作品です。ヘボとは地ハチのことで、長野では、蜂の子といって地バチを食べます。高級食品です。

この作品では、始めて地バチの巣をとりに行く気持ちを書いています。

きっと、体験談なのでしょう。

昔の子どものなんと、たくましいこと。ハチをこわがらないんです。

おまけにカエルの皮をむいて、エサにするって、さらっと書いているし。

カエルって皮をむけるの? 

わたしは、先の児童文学学校の講義で「思い出はかくな」といいましたが、ここまで現在はあまりしない体験だと、これはこれでいいかもと思いました。

作品の挿絵の絵も、子どものたくましさがよく出ていると思いました。

 

かつては、本がよく売れて、各社、アンソロジーをだしていて、新人作家が活字になることも多かったのですが、この頃、少なくなりました。

なので、このものがたりの小径シリーズは貴重な場だと思いました。

本は銀の鈴社からでています。

 

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