赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

季節風出版祝賀会

2016-10-02 07:16:51 | その他
ちょうどよく気温がさがって過ごしやすい10月の始まり。
季節風の出版祝賀会に声をかけてもらったのでいってきました。
デビューされたのは、おふたり。

高田由紀子さんと千葉朋代さんです。
   

中野のすてきな一軒家レストランでやりました。
若い方々が実行委員だったようで、司会のおふたりは20代? 30代?でしょうか、高田さんと千葉さんの経歴から紹介してくださったのでよくわかりました。

高田さんは、ご実家のことをいかした作品。
工藤純子さんが、季節風の勉強会で作品を見つけ、出版社さんにつないだそうです。編集者さんは、とてもいい方ですが大変厳しいという(笑)笑顔のすてきな方で、四年の歳月をかけて、書き直しをされたそうです。

千葉さんのあいさつでは、「自分はのんびりやですが、毎日書け、消して一行しかのこらなくても、パソコンにむかえ、とアドバイスをくれる先輩、仲間がいて、ありがたい」と目をうるませていっていました。

また、千葉さんの作品の選考委員だった濱野京子さんは、「もらった児童文学者協会長編新人賞の名を高めるためにも、いい作品を書いていってほしい」と語っていました。

(わたしが聞き覚えている範囲のことで、少し違っていたらごめんなさい)

あたたかさの中にも、前向きに書いていこうとする意欲のある人たちが集まった会で、とても刺激を受けました。今日集っていた方々に比べると、もう、すべてがヨレヨレだけど、ヨレヨレなりにしぶとく、自分の世界をさがし、あたため、表現していきたいと思いました。

今週は、出版を祝う会に、続けて出たのですが、何度出てもいいものです。
ただ、この時の笑顔を持続するのは、なかなか大変。
ボツにも負けず、スランプにも負けず、丈夫なからだをたもち・・・、宮沢賢治の世界(?)
いえいえ、一番大切なのは、そういうのを楽しむ余裕かもしれません。

工藤純子さんが、「やっと赤羽さんに、見せれるものが書けました」と新刊をわたしてくれました。
前に、もっと工藤さんの個性があるものをとちらっと話したことを、心にとめてくれてたのでしょう。
ずっしり厚い本。デビュー11年目。
工藤さんがこの間、がんばられた努力と熱意と受け止めました。これから楽しみに読みます。

たくさんの人と出会った華やかな一週間が終わりました。
来週は会報の作業も始まりますが、心静かに原稿とも向かいたいです。

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