昨夜は読書会でした。課題本は八束澄子さんの最新作です。『ぼくたちはまだ出逢っていない』
伝統工法 金継ぎに出逢って、自分の居場所を見つける、美雨と陸と樹の物語。
わたしは、読み応えがあり、おもしろかったです。
金継ぎとか漆などが、児童文学になるっていうのに、まず、おどろかされました。ムリがありそうな気がしましたが、八束さんはじょうずにさばいています。
主人公のふたりがどこで出逢うのかがポイントなのですが、それはなんと○○。
意外な場所でした。そういうところも、考えられているなっと思いました。
ただ、この読書会のメンバーは、なかなかの読み手ばかり。こういう読み方もあるのかと深い意見もでてきて、読書会としてはおもしろかったです。盛り上がりました。
次の課題本は最上一平さん。『あらわれしもの』
Kさんいわく、老人文学だとか。
次の読書会は三月。その頃はあたたかくなっているかな。