さて、お盆やすみも、すぎました。時間はたっぷりあったので、YOU TUBEなども見ていました。
わたしが気に入ったのは、山田五郎のオトナの教養講座。美術史のおもしろい話が聞けます。知らなかったことがわかるって楽しい。
その中で、ルソーの回が気になりました。遠近法がまるでできないのに、メトロポリタン美術館に所蔵されるほどの絵を描いた人。それも貧乏の中、40才をすぎてからも画家をめざしたとか。ピカソが認めたその奇才ぶりと純粋さがすごい。
ルソーのことを知りたいなら、『楽園のカンヴァズ』を読むといいというので、読んでみました。これがサイコーにおもしろい。
大原美術館、いぜん、いったことなどおもいだしました。ミステリー仕立てで、画家の人柄や、アートに見せられた人の生き様など、さまざまな角度から読める、読み応えある作品です。映画化もされるとか。
もっともっと原田マハさんの作品を読みたくなりました。次は『リボルバー』にしようかな。
それにしても、こういう作品を読むと、美術館に行きたくなる。
でも、感染者が増えているので、行けません。神奈川文学館の佐藤さとる展も行けません。
あーあ。つまらない夏だな-。