赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

ポケネコにゃんころりん 10巻

2012-09-06 06:41:57 | 日記
山本悦子さんのポケネコにゃんころりん、10巻 さよならをするために 童心社が 発売されました。山本さんの思いがこもった最終巻で、実物大ほどの大きなポケネコがかわいらしいです。

この作品のいろんな主人公がそろいぶみで、この短さにぎゅっとストーリーを凝縮させてあり、ポケネコファンなら、胸がきゅんとしたでしょう。
わたしは、ポケネコの最初から最後までをとおして、一番好きなのは、「大好きだよ」と愛情を食べないと生きていけないという、ふしぎなペットの設定です。

山本さんも愛犬をとてもかわいがってるから、そういうところが自然にかけたのでしょう。でも、大好きだって、いざ 声にだすって案外むずかしい。でも、毎日言ってるこの子たちは、きっと、いろんな人に ありがとうとか、だいじょうぶとか、言える子に育っていくんじゃないかな。

大好きって言ってほしい人にも、大好きって言われたい人にも、どちらにもおすすめです。

今日は最後の猛暑日といわれています。
そんな日に、わたしはむかしの友だちたちと、ジブリ美術館に行き吉祥寺でランチをする集まりがあります。最初は10人くらいいた参加者が、だんだん減って、なんと4人に。
50代は、介護年齢、孫の世話年齢で、なかなか自分でスケジュールを管理できません。わたしもそうですが、今は、母も調子がいいので、行けそうです。
ジブリの世界に触れて、新しいお話の種でも、ひろってこれたらなって思っています。