JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

国内でF/Hの運用が可能なのか?

2019-08-09 18:42:25 | FT8
 今回JA5AEA堤OMが提唱されていた方法でFT8及びFT4で同時5波を送信できる変更届
を提出しておりましたが、無事に審査終了となりました。
 F/Hでの運用となるとF7D(FM多重データ通信)になると多くの方がSNS上で発言され
ています。

 堤OMの考え方はあらかじめ5波の主搬送波を用意しておいて、呼ばれたときその用意
した主搬送波の一つをF1Dで送信する。複数の局から呼ばれれば用意した5波のいくつか
を使いあくまでもF1Dで応答するというものです。

 考えてみますとWSJT-Xの変調方式はF1Dとして申請しております。同じWSJT-Xが
F/HのときにF7Dで送信するという考え方はおかしい。5波送信できますがすべてF1D
方式で変調されているから、受信側はWSJT-XでもJTDXでも復調できるのでしょう。
 もしF7Dで変調されておれば復調することはできないわけです。
 ここに目をつけられた堤OMの考え方はすばらしいと思います。

 早速FT4を届けるときについでにこの主搬送波を5波用意しておくという注意書きを
添えて届けを提出しておきました。
 すでに中国総通でもOKになった(7月25日付JH4ALYさんのコメント)とこのブログ
に書き込みもあっておりますので、何も問題はないのではと思います。

 しかしまずF/Hを運用することはないと思います。
 JAでJD1の免許を取得するときにもらっておくと、海外からのパイル対策に
役立つのではと考えます。
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