JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

郷土色を失った高校野球

2019-08-01 18:14:10 | 雑文
 今日から8月です。相変わらず暑い日が続いております。

 毎年炎天下で熱戦を見せてくれる甲子園の高校野球は夏の風物詩です。
 今年もおおかた代表校が出そろってきました。
 大分県代表は2年連続で藤蔭高校です。大分県の北西部、熱いところで有名な
日田市にあります。
 地元は大いに盛り上がっていることでしょう。
 
 しかし毎年のようにここのところ私立の高校が代表で出場するのですが、今回の
藤陰高校はその選手の出身地はほぼ福岡の子供たちです。
 もちろん大分県下の中学出身者もいるでしょうが、多くは福岡です。
 今回の県の大会を見ても私立の別府市の明豊、佐伯市の文理大付属などは
県外出身者が多く、いわゆる野球留学生の集まりです。過去に甲子園に出場した
私立高校をめざして集まるのも野球好きの中学生にとっては甲子園出場の早道なんで
しょう。

 佐伯市の文理大付属高校の選手は沖縄出身が多くいました。
 選手の名前が大分県では先ず目にしない苗字がずらりと並んでいました。
 聞くところによると監督が沖縄で甲子園出場を果たし、こちらの高校に来た
ので、その監督を慕って多くの選手が留学してきているらしい。

 当然県立高校のような主に市内の中学出身が集まった野球部とは差もでようと
いうものです。
 ずいぶんと変わったものです。大分県代表といっても、もう名前だけなんですね。
 昔のように本当に地元代表として熱をいれて応援とは行かない心境です。
 なんだか寂しい。

 もう大分県代表とかはなしに、単純に全国の高校の野球合戦ととらえて強そうな
、また弱そうな高校を応援し、各選手のプレーそのものを楽しみたいと思います。
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