JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

JARDのスプリアス保証の変更

2017-10-09 10:33:13 | 無線
 Hamlifeのよれば平成29年12月1日以降、自作機器や外国の製品について
スプリアスの保証をしないと伝えています。

 あと2年ちょっとで、外国の製品を使って局申請や変更ができないという
ことは、日本の市場から外国製品を締め出すのと同じことになるのでしょうか。

 今のまま日本のメーカーがアマチュア無線の機器を造り続けてくれればいい
のですが、先のことは分かりません。最近の日本の電子機器の製造会社の衰退を
考えると、はたいしていつまでI社、Y社、K社などがトランシーバーの製造を続け
てくれるのかわかりません。
 最近のように中華製をはじめ、QRPとは言いながら沢山のSDRトランシーバーが安く
市場に提供されており、たとえ10Wでもそのあとにイタリア製のリニアアンプをつければ
パワーの点では問題ありません。

 日本のアマチュア無線人口が毎月減少しているのを見ても国内市場は先細りが目
に見えております。
 今のところ海外でも日本のメーカーの製品は評判はいいようで、メーカーの輸出依存度
がどのくらいか分かりませんが、とんでもなく安い価格の中華製などの影響は将来的には
どうなんでしょう。

 JARDの今回の自作機器、外国製品しめだしは、余りにも近視眼的な変更に思えてなりま
せん。JARDがだめならTSSを通して申請すればいいのかもしれません。
 いつまでも今のまま日本のメーカーが元気で製造を続けるという前提での制度変更は
はたしてどうなんでしょう。
日本のメーカーが消えるなんて老人の杞憂であればいいのですが。


 
 
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