伊藤ファミリーBLOG

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【今日の聖句】 2016/11/23

2016-11-23 06:30:30 | 今日の聖句
歴代志上 29:13
「われわれの神よ、われわれは、いま、あなたに感謝し、あなたの光栄ある名をたたえます。」

感謝の応答を忘れてしまうと心が不健康になります。私たちを良きもので満たしてくださる神様に心から感謝し、あふれる讃美と精一杯の捧げものをもってその真心を表し、栄光に輝く主の御名をほめたたえる私たちでありますように。

http://bible.com/81/1ch.29.13.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2016/11/22

2016-11-22 08:05:14 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記上 30:1-5
「さてダビデとその従者たちが三日目にチクラグにきた時、アマレクびとはすでにネゲブとチクラグを襲っていた。彼らはチクラグを撃ち、火をはなってこれを焼き、 その中にいた女たちおよびすべての者を捕虜にし、小さい者をも大きい者をも、ひとりも殺さずに、引いて、その道に行った。 ダビデと従者たちはその町にきて、町が火で焼かれ、その妻とむすこ娘らは捕虜となったのを見た。 ダビデおよび彼と共にいた民は声をあげて泣き、ついに泣く力もなくなった。 ダビデのふたりの妻すなわちエズレルの女アヒノアムと、カルメルびとナバルの妻であったアビガイルも捕虜になった。」

イスラエルとの直接対決から逃れることのできたダビデたち一行が自分の領地に戻ってくると、狡猾で卑怯者のアマレク人がダビデ不在の町を襲い、妻子たちをすべて捕虜として逃げ去った後でした。ダビデと従者たちは泣く力もなくなるほどに嘆き悲しみました。

私たちの人生においても、このときのダビデたちのように、一難去ってまた一難の状況に追い込まれ、涙も枯れ果てるようなことがあります。しかし不幸中の幸いは、町は焼き払われても妻子たちは誰一人いのちを落とすことなく捕虜となっていたことです。ここに神様の深い憐れみとご配慮があることを私たちは見逃してはなりません。

http://bible.com/81/1sa.30.1-5.ja1955

*****

サムエル記上 30:6
「その時、ダビデはひじょうに悩んだ。それは民がみなおのおのそのむすこ娘のために心を痛めたため、ダビデを石で撃とうと言ったからである。しかしダビデはその神、主によって自分を力づけた。」

町は焼き払われ、妻子たちはすべて捕虜として連れ去られた悲しみから、人々は主人であるダビデを撃ち殺そうとしました。しかしダビデは悩みの末、主によって自分を勇気づけました。私たちもまた弱り目にたたり目の状況に遭い、悩みかつ恐れに襲われることがあります。特にリーダーは孤独なものです。しかし、たといすべての人が敵となろうとも、信頼していた人々に裏切られても、私たちには主なる神様が必ず共にいてくださり、私たちを励まし、勇気づけ、希望を与えて、試練から逃れる道を用意してくださっていることを決して忘れないでください。

http://bible.com/81/1sa.30.6.ja1955

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サムエル記上 30:7-8
『ダビデはアヒメレクの子、祭司アビヤタルに、「エポデをわたしのところに持ってきなさい」と言ったので、アビヤタルは、エポデをダビデのところに持ってきた。 ダビデは主に伺いをたてて言った、「わたしはこの軍隊のあとを追うべきですか。わたしはそれに追いつくことができましょうか」。主は彼に言われた、「追いなさい。あなたは必ず追いついて、確かに救い出すことができるであろう」。』

主によって再び立ち上がる力を取り戻したダビデは、祭司アビヤタルにエポデを持ってこさせ、アマレク人を追撃すべきか否か、自分が何をなすべきか、主の御心を問いました。すると主は、必ず追いついて捕虜となった妻子たちを救い出すことができると答えられました。

私たちの神様は、私たちの悩みと祈りに単に気休めの言葉を掛けるだけでなく、主に信頼して御心を訪ね求める者に結果を伴って答えてくださる神様です。

http://bible.com/81/1sa.30.7-8.ja1955

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サムエル記上 30:11-13, 15
『彼らは野で、ひとりのエジプトびとを見て、それをダビデのもとに引いてきて、パンを食べさせ、水を飲ませた。 また彼らはほしいちじくのかたまり一つと、ほしぶどう二ふさを彼に与えた。彼は食べて元気を回復した。彼は三日三夜、パンを食べず、水を飲んでいなかったからである。 ダビデは彼に言った、「あなたはだれのものか。どこからきたのか」。彼は言った、「わたしはエジプトの若者で、アマレクびとの奴隷です。三日前にわたしが病気になったので、主人はわたしを捨てて行きました。

ダビデは彼に言った、「あなたはその軍隊のところへわたしを導き下ってくれるか」。彼は言った、「あなたはわたしを殺さないこと、またわたしを主人の手に渡さないことを、神をさしてわたしに誓ってください。そうすればあなたをその軍隊のところへ導き下りましょう」。』

神様の御心を伺って確信と勇気を得たダビデと従者たちは、直ちにアマレク人の後を追いました。するとその途上に、道端に倒れている人を見つけて彼を助け、必要な食料を与えて元気を取り戻させました。彼はアマレク人に捨てられた奴隷で、この後ダビデたち一行を導く案内人となりました。

「情けは人のためならず」ともいわれるように、私たちはどんな状況にあっても憐れみの心を忘れてはなりません。人に対して憐れみ深い者には、必ず主がその親切に報いてくださいます。

http://bible.com/81/1sa.30.11-13,15.ja1955

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サムエル記上 30:16-19
「彼はダビデを導き下ったが、見よ、彼らはペリシテびとの地とユダの地から奪い取ったさまざまの多くのぶんどり物のゆえに、食い飲み、かつ踊りながら、地のおもてにあまねく散りひろがっていた。 ダビデは夕ぐれから翌日の夕方まで、彼らを撃ったので、らくだに乗って逃げた四百人の若者たちのほかには、ひとりものがれた者はなかった。 こうしてダビデはアマレクびとが奪い取ったものをみな取りもどした。またダビデはそのふたりの妻を救い出した。 そして彼らに属するものは、小さいものも大きいものも、むすこも娘もぶんどり物も、アマレクびとが奪い去った物は何をも失わないで、ダビデがみな取りもどした。」

アマレクの奴隷だった人の助けを得て、ダビデたちはついにアマレク人を追撃し、捕虜となっていた妻子たちと、すべての戦利品を、何一つ失うことなく取り戻すことができました。主の御言葉に信頼して従い、また御心に適う善い行いを自ら進んで行う者に、必ず主は答えて、勝利と祝福を回復してくださいます。

http://bible.com/81/1sa.30.16-19.ja1955

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サムエル記上 30:20-25
『ダビデはまたすべての羊と牛を取った。人々はこれらの家畜を彼の前に追って行きながら、「これはダビデのぶんどり物だ」と言った。 そしてダビデが、あの疲れてダビデについて行くことができずに、ベソル川のほとりにとどまっていた二百人の者のところへきた時、彼らは出てきてダビデを迎え、またダビデと共にいる民を迎えた。ダビデは民に近づいてその安否を問うた。 そのときダビデと共に行った人々のうちで、悪く、かつよこしまな者どもはみな言った、「彼らはわれわれと共に行かなかったのだから、われわれはその人々にわれわれの取りもどしたぶんどり物を分け与えることはできない。ただおのおのにその妻子を与えて、連れて行かせましょう」。 しかしダビデは言った、「兄弟たちよ、主はわれわれを守って、攻めてきた軍隊をわれわれの手に渡された。その主が賜わったものを、あなたがたはそのようにしてはならない。 だれがこの事について、あなたがたに聞き従いますか。戦いに下って行った者の分け前と、荷物のかたわらにとどまっていた者の分け前を同様にしなければならない。彼らはひとしく分け前を受けるべきである」。 この日以来、ダビデはこれをイスラエルの定めとし、おきてとして今日に及んでいる。』

多くの戦利品を得たダビデは、最後までアマレクを追撃した功労者だけでなく、疲れ果てて途中で留まっていた人にも等しく戦利品を分け与えました。なぜならこの勝利は自分たちの力で得たものではなく、主が得させてくださったのだからです。そしてこのダビデの信仰の現れとして、この後イスラエルの定めとしました。人は功績を独り占めしようとしますが、主によって勝利を得ることを信じる私たちはこの誘惑に負けることなく、祝福と喜びを共に分かち合う心、憐れみと寛容に満ちた心を持ち合わせる者でありたいと願います。

http://bible.com/81/1sa.30.20-25.ja1955

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サムエル記上 30:26-31
「ダビデはチクラグにきて、そのぶんどり物の一部をユダの長老である友人たちにおくって言った、「これは主の敵から取ったぶんどり物のうちからあなたがたにおくる贈り物である」。 そのおくり先は、ベテルにいる人々、ネゲブのラモテにいる人々、ヤッテルにいる人々、 アロエルにいる人々、シフモテにいる人々、エシテモアにいる人々、ラカルにいる人々、 エラメルびとの町々にいる人々、ケニびとの町々にいる人々、 ホルマにいる人々、ボラシャンにいる人々、アタクにいる人々、 ヘブロンにいる人々、およびダビデとその従者たちが、さまよい歩いたすべての所にいる人々であった。」

ダビデはまたアマレクから奪った戦利品を自分たちだけのものとせず、今までさまよい続けたダビデたちを助けてくれたすべての人たちに対する感謝の表れとして、贈り物としました。私たちはこの世に生きる間、必ず誰かの助けを受けています。そのことに対する感謝の心を私たちは決して忘れず、時が来て祝福を受けるようになったならば人を助け励ます者となるべきです。

http://bible.com/81/1sa.30.26-31.ja1955
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【今日の聖句】 2016/11/22

2016-11-22 06:50:18 | 今日の聖句
コリント人への第一の手紙 15:57
「しかし感謝すべきことには、神はわたしたちの主イエス・キリストによって、わたしたちに勝利を賜わったのである。」

罪の結末が死であるように、キリストに在る者の結末は永遠のいのちです。すべての人に必ず訪れる死に勝利して蘇られた主イエスの後に続き、この世と罪に勝利して天の御国に凱旋させていただく私たちでありますように。

http://bible.com/81/1co.15.57.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2016/11/21

2016-11-21 07:40:14 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記上 29:1-2
「さてペリシテびとは、その軍勢をことごとくアペクに集めた。イスラエルびとはエズレルにある泉のかたわらに陣を取った。 ペリシテびとの君たちは、あるいは百人、あるいは千人を率いて進み、ダビデとその従者たちはアキシと共に、しんがりになって進んだ。」

ペリシテ人たちがイスラエルと戦うために集合したとき、ガテの王アキシの元に身を寄せていたダビデと従者たちもその戦列に加わるために、一番最後について行きました。隊列のしんがりを任されるということは、いかにダビデがアキシの信頼を得ていたかがわかります。

同時に、心の底では望まない戦いに出なければならないダビデの葛藤も見て取れます。この世の付き合いや慣わしに迎合する生き方は、時として自分の本心に逆らって悪を行わなければならない事態に追い込まれます。私たちが従うべきは、ただ神の義と御言葉のみです。

http://bible.com/81/1sa.29.1-2.ja1955

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サムエル記上 29:3-5
『その時、ペリシテびとの君たちは言った、「これらのヘブルびとはここで何をしているのか」。アキシはペリシテびとたちに言った、「これはイスラエルの王サウルのしもべダビデではないか。彼はこの日ごろ、この年ごろ、わたしと共にいたが、逃げ落ちてきた日からきょうまで、わたしは彼にあやまちがあったのを見たことがない」。 しかしペリシテびとの君たちは彼に向かって怒った。そしてペリシテびとの君たちは彼に言った、「この人を帰らせて、あなたが彼を置いたもとの所へ行かせなさい。われわれと一緒に彼を戦いに下らせてはならない。戦いの時、彼がわれわれの敵となるかも知れないからである。この者は何をもってその主君とやわらぐことができようか。ここにいる人々の首をもってするほかはあるまい。 これは、かつて人々が踊りのうちに歌いかわして、『サウルは千を撃ち殺し、ダビデは万を撃ち殺した』と言った、あのダビデではないか」。』

ダビデたちが戦列に加わっているのを見たアキシ以外のペリシテ人の君たちは、ダビデが戦いの途中で裏切るのではないかと疑いの目を向け、イスラエルとの戦いに同行させることに強く反対しました。ダビデの功績を称えたイスラエルの歌をペリシテ人たちが引用するほど、ダビデの名は広く知られていたからです。

そしてこの名声が、ダビデの窮地を救う結果につながりました。私たちにとっても、敵にさえ名が通るほどに信仰の証を立てることが、結果的に自分を救うことになることを覚えましょう。

http://bible.com/81/1sa.29.3-5.ja1955

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サムエル記上 29:6-7
『そこでアキシはダビデを呼んで言った、「主は生きておられる。あなたは正しい人である。あなたがわたしと一緒に戦いに出入りすることをわたしは良いと思っている。それはあなたがわたしの所にきた日からこの日まで、わたしは、あなたに悪い事があったのを見たことがないからである。しかしペリシテびとの君たちはあなたを良く言わない。 それゆえ今安らかに帰って行きなさい。彼らが悪いと思うことはしないがよかろう」。』

アキシは他のペリシテ人の君たちの反対を受けて、ダビデをイスラエルとの戦列から離脱するように言い渡しました。これは本心に逆らって従ったダビデにとって、願ってもない取り計らいでした。

私たちも自分がクリスチャンであることを公に表明するならば、周囲の人々も一目置いて、私たちの信仰を大切にして、たとえば日曜日は教会に礼拝に行くことを優先できるように配慮してくれます。自分の信仰を公然と語る者に、神様は未信者さえも用いて、信仰を守ることができるように導いてくださいます。

http://bible.com/81/1sa.29.6-7.ja1955

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サムエル記上 29:8-10
『ダビデはアキシに言った、「しかしわたしが何をしたというのですか。わたしがあなたに仕えはじめた日からこの日までに、あなたはしもべの身に何を見られたので、わたしは行って、わたしの主君である王の敵と戦うことができないのですか」。 アキシはダビデに答えた、「わたしは見て、あなたが神の使のようにりっぱな人であることを知っている。しかし、ペリシテびとの君たちは、『われわれと一緒に彼を戦いに上らせてはならない』と言っている。 それで、あなたは、一緒にきたあなたの主君のしもべたちと共に朝早く起きなさい。そして朝早く起き、夜が明けてから去りなさい」。』

アキシに戦いからの離脱を言い渡されたものの、ダビデは一度はアキシに忠誠を尽くすポーズを取ります。しかしアキシは、ダビデを安全に去らせました。これは奇跡的な神様の導きとしか言いようがありません。神様は、私たちが罪を犯すことのないように、特別な守りと導きを行ってくださいます。私たちを窮地から救い出し、逃れの道を備えてくださる神様に、ただ感謝して従い、罪を犯すことのないように自らをきよく保つ者でありますように。

http://bible.com/81/1sa.29.8-10.ja1955
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【今日の聖句】 2016/11/21

2016-11-21 06:48:28 | 今日の聖句
コリント人への第二の手紙 9:15
「言いつくせない賜物のゆえに、神に感謝する。」

私たちがこの世で手にするさまざまなものは、自分で得たものではなく、すべて神様から与えられた賜物です。この事実にいち早く気付き、神様に対する感謝と他者への思いやりの心に満たされて、自ら進んで、惜しみなく、喜んで捧げる私たちでありますように。

http://bible.com/81/2co.9.15.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2016/11/20

2016-11-20 15:52:11 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記上 28:4-6
「ペリシテびとが集まってきてシュネムに陣を取ったので、サウルはイスラエルのすべての人を集めて、ギルボアに陣を取った。 サウルはペリシテびとの軍勢を見て恐れ、その心はいたくおののいた。 そこでサウルは主に伺いをたてたが、主は夢によっても、ウリムによっても、預言者によっても彼に答えられなかった。」

サウルはイスラエルの中では強力な軍隊を持つ王として君臨していましたが、軍事力にも文明的にも圧倒的に勝るペリシテ人の総攻撃の前には全く無力でした。

そこでサウルは主の御心を訪ね求めましたが、自分の力に頼り、神様の御言葉にさんざん逆らった挙げ句、自分の無力さにようやく気付いても、時すでに遅し、神様は何も答えられませんでした。

私たちも、調子の良いときには有頂天になり、自分の好き放題に生きて神様を脇に置くような信仰生活を送っていては、いざという時、神様が助けてくださるはずがあるでしょうか。私たちはいつでも御言葉に聞き従い、御心を求める神様を中心とした信仰生活を送る者でありたいと願います。

http://bible.com/81/1sa.28.4-6.ja1955

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サムエル記上 28:3, 7-10
『さてサムエルはすでに死んで、イスラエルのすべての人は彼のために悲しみ、その町ラマに葬った。また先にサウルは口寄せや占い師をその地から追放した。

サウルはしもべたちに言った、「わたしのために、口寄せの女を捜し出しなさい。わたしは行ってその女に尋ねよう」。しもべたちは彼に言った、「見よ、エンドルにひとりの口寄せがいます」。 サウルは姿を変えてほかの着物をまとい、ふたりの従者を伴って行き、夜の間に、その女の所にきた。そしてサウルは言った、「わたしのために口寄せの術を行って、わたしがあなたに告げる人を呼び起してください」。 女は彼に言った、「あなたはサウルがしたことをごぞんじでしょう。彼は口寄せや占い師をその国から断ち滅ぼしました。どうしてあなたは、わたしの命にわなをかけて、わたしを死なせようとするのですか」。 サウルは主をさして彼女に誓って言った、「主は生きておられる。この事のためにあなたが罰を受けることはないでしょう」。』

神様からも見放され、預言者サムエルも死に、ダビデも追い出してしまったサウルにとって頼れる者はイスラエルの中に誰もいませんでした。そこでサウルは、神様が忌み嫌われる口寄せをしてまで、サムエルにどうしたらよいか訪ねようとしました。しかし霊媒師の女も、サウル王がかつて自分たちをイスラエルから追放したのだとサウル自身に告げました。皮肉にも、自分が禁止したことを自分で破る結果になりました。信仰が確立されていない人、自立した信仰を持たない人は、その都度態度を翻しては、自分で自分の首を絞めることになります。

http://bible.com/81/1sa.28.3,7-10.ja1955

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サムエル記上 28:15-16
『サムエルはサウルに言った、「なぜ、わたしを呼び起して、わたしを煩わすのか」。サウルは言った、「わたしは、ひじょうに悩んでいます。ペリシテびとがわたしに向かっていくさを起し、神はわたしを離れて、預言者によっても、夢によっても、もはやわたしに答えられないのです。それで、わたしのすべきことを知るために、あなたを呼びました」。 サムエルは言った、「主があなたを離れて、あなたの敵となられたのに、どうしてあなたはわたしに問うのですか。」』

神様に御心を求めても何一つ答えを得られなかったサウルは、ついに自分が禁じた口寄せによって死者の中からサムエルの霊を呼び出すほど追いつめられていました。しかしサムエルは、主がサウルを離れてあなたの敵になったのに、なぜ私に問うのかと、淡々と答えます。自分の思うように行かなくなって初めて神様に助けを求める愚かな者の結末は、さながらこのときのサウルのようなものです。

http://bible.com/81/1sa.28.15-16.ja1955

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サムエル記上 28:17-20
『主は、わたしによって語られたとおりにあなたに行われた。主は王国を、あなたの手から裂きはなして、あなたの隣人であるダビデに与えられた。 あなたは主の声に聞き従わず、主の激しい怒りに従って、アマレクびとを撃ち滅ぼさなかったゆえに、主はこの事を、この日、あなたに行われたのである。 主はまたイスラエルをも、あなたと共に、ペリシテびとの手に渡されるであろう。あすは、あなたもあなたの子らもわたしと一緒になるであろう。また主はイスラエルの軍勢をもペリシテびとの手に渡される」。 そのときサウルは、ただちに、地に伸び、倒れ、サムエルの言葉のために、ひじょうに恐れ、またその力はうせてしまった。その一日一夜、食物をとっていなかったからである。』

サムエルは更に続けて、かつてサウルが主の命令に反してアマレクを滅ぼし尽くさなかったことが、主がサウルから離れダビデに王国を受け継がせた理由だと語り、明日サウルとその子もペリシテ人に滅ぼされると宣告しました。その神様の言葉を聞いてサウルは更に恐れ、食物を取る力さえもなくなってしまいました。

主のご命令に従わず、自分の好き勝手に振る舞った者は、必ず悲劇的な最期を迎えます。私たちは神様の御言葉に忠実に従い、せっかく与えられた祝福と永遠のいのちを奪い去られることにならないように、この教訓を心に刻まなければなりません。

http://bible.com/81/1sa.28.17-20.ja1955
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【今日の聖句】 2016/11/20

2016-11-20 07:35:03 | 今日の聖句
イザヤ書 25:1
「主よ、あなたはわが神、わたしはあなたをあがめ、み名をほめたたえる。あなたはさきに驚くべきみわざを行い、いにしえから定めた計画を真実をもって行われたから。」

私たちの信じる神様は、人には到底想像し得ない奇跡をも起こして、定められたご計画を必ず守り行う真実なお方です。聖書に記された救いの計画は必ず成ると確信して神様をあがめ、尊い御名をほめたたえる私たちでありますように。

http://bible.com/81/isa.25.1.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2016/11/19

2016-11-19 13:35:20 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記上 27:1-2, 4
『ダビデは心のうちに言った、「わたしは、いつかはサウルの手にかかって滅ぼされるであろう。早くペリシテびとの地へのがれるほかはない。そうすればサウルはこの上イスラエルの地にわたしをくまなく捜すことはやめ、わたしは彼の手からのがれることができるであろう」。 こうしてダビデは、共にいた六百人と一緒に、立ってガテの王マオクの子アキシの所へ行った。

ダビデがガテにのがれたことがサウルに聞えたので、サウルはもはや彼を捜さなかった。』

サウルに命を付け狙われ、自分の国イスラエルに安住の場を見いだすことのできなかったダビデは、事もあろうにペリシテ人の地に逃れて安息を得ようとしました。サウルもダビデを追うために強大な敵ペリシテと戦うことは避けたため、確かにサウルの手からは逃れることができましたが、今まで神様にのみ頼ってきたダビデにとって、信仰的には大きな後退となり、後にこのことがダビデに危機をもたらします。私たちは束の間の安息を得るために現実逃避して、神様の御守りの手の届かない場所に逃れるような不信仰を犯してはなりません。

http://bible.com/81/1sa.27.1-2,4.ja1955

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サムエル記上 27:7-11
『ダビデがペリシテびとの国に住んだ日の数は一年と四か月であった。 さてダビデは従者と共にのぼって、ゲシュルびと、ゲゼルびとおよびアマレクびとを襲った。これらは昔からシュルに至るまでの地の住民であって、エジプトに至るまでの地に住んでいた。 ダビデはその地を撃って、男も女も生かしおかず、羊と牛とろばとらくだと衣服とを取って、アキシのもとに帰ってきた。 アキシが「あなたはきょうどこを襲いましたか」と尋ねると、ダビデは、その時々、「ユダのネゲブです」、「エラメルびとのネゲブです」「ケニびとのネゲブです」と言った。 ダビデは男も女も生かしおかず、ひとりをもガテに引いて行かなかった。それはダビデが、「恐らくは、彼らが、『ダビデはこうした』と言って、われわれのことを告げるであろう」と思ったからである。ダビデはペリシテびとのいなかに住んでいる間はこうするのが常であった。』

ダビデは自分をかくまってくれたガテの王アキシの歓心を買うために、周囲の少数民族を討ち滅ぼしては、イスラエルと戦ってきたかのように嘘をつきました。不信仰の結果は、偽りと過ちを犯し続けることにつながります。嘘を隠すために新たな嘘をつく、偽りの人生の堂々巡りに陥ります。私たちは決してこのような愚かな真似をしてはなりません。

http://bible.com/81/1sa.27.7-11.ja1955
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【今日の聖句】 2016/11/19

2016-11-19 06:20:15 | 今日の聖句
詩篇 3:3
「しかし主よ、あなたはわたしを囲む盾、わが栄え、わたしの頭を、もたげてくださるかたです。」

実存主義、無神論に染まった現代、神様に助けを求めるクリスチャンを揶揄する者が多くいます。しかし決して「神は死んだ」のではなく、私たちを必ず救い、いかなる困難の中でも希望を与え、天を見上げさせてくださいます。主を信じる者こそ真の強さを発揮することを、身をもって証する私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.3.3.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2016/11/18

2016-11-18 07:58:17 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記上 26:1-4
『そのころジフびとがギベアにおるサウルのもとにきて言った、「ダビデは荒野の前にあるハキラの山に隠れているではありませんか」。 サウルは立って、ジフの荒野でダビデを捜すために、イスラエルのうちから選んだ三千人をひき連れて、ジフの荒野に下った。 サウルは荒野の前の道のかたわらにあるハキラの山に陣を取った。ダビデは荒野にとどまっていたが、サウルが自分のあとを追って荒野にきたのを見て、 斥候を出し、サウルが確かにきたのを知った。』

ジフ人の密告を受けて、サウル王は再びダビデ討伐に乗り出しました。ダビデもまたサウル王が自分を追って荒野まで出てきたことを知りました。サウルは一度はダビデに手を掛けないと誓ったのに、突然もたらされた誘惑の言葉に心を翻しました。人の言葉を聞き、また様々な情報を得たとき、どのように対応するか、そこに私たちの信仰が試されます。

http://bible.com/81/1sa.26.1-4.ja1955

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サムエル記上 26:7-9
『こうしてダビデとアビシャイとが夜、民のところへ行ってみると、サウルは陣所のうちに身を横たえて寝ており、そのやりは枕もとに地に突きさしてあった。そしてアブネルと民らとはその周囲に寝ていた。 アビシャイはダビデに言った、「神はきょう敵をあなたの手に渡されました。どうぞわたしに、彼のやりをもってひと突きで彼を地に刺しとおさせてください。ふたたび突くには及びません」。 しかしダビデはアビシャイに言った、「彼を殺してはならない。主が油を注がれた者に向かって、手をのべ、罪を得ない者があろうか」。』

ダビデとアビシャイは夜の間にサウル王の寝ている枕元に忍び込むことに成功しました。そこでアビシャイは、今こそサウル王を一撃で命を絶つことができると進言しましたが、ダビデはその言葉を聞き入れず、主が油注がれた者に手を掛けてはならないと、心はやるアビシャイを制しました。

以前にもエンゲデの野で同じ状況に遭遇したとき、ダビデは部下たちの言葉を聞いて自らサウル王の衣の裾を切り、後に後悔しましたが、今回は誘惑の言葉を完全にシャットアウトし、部下にも罪を犯させないようにする心を、ダビデは備えていました。私たちは生きる限り様々な誘惑に遭いますが、どれほど自分とって都合の良い状況であっても誘惑を退け、自分も、自分の周りにいる人も、決して罪を犯すことのないように制する、神を畏れるきよい心を保つ私たちでありますように。

http://bible.com/81/1sa.26.7-9.ja1955

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サムエル記上 26:10-11
『ダビデはまた言った、「主は生きておられる。主が彼を撃たれるであろう。あるいは彼の死ぬ日が来るであろう。あるいは戦いに下って行って滅びるであろう。 主が油を注がれた者に向かって、わたしが手をのべることを主は禁じられる。しかし今、そのまくらもとにあるやりと水のびんを取りなさい。そしてわれわれは去ろう」。』

ダビデは自ら手を下すことはせずとも、神様が敵を撃たれると答えました。これはアビガイルのかつての夫ナバルの最期を見たことにより、ダビデの信仰が成長したことの表れです。そしてサウル王に手を掛けない替わりに、確かに自分がサウルの枕元に来ても害を加えなかったことを証明するために、サウル王の槍と水差しを取って退却しました。私たちが信仰をもって行ったことは、後に必ず証明されます。

http://bible.com/81/1sa.26.10-11.ja1955

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サムエル記上 26:22-24
『ダビデは答えた、「王のやりは、ここにあります。ひとりの若者に渡ってこさせ、これを持ちかえらせてください。 主は人おのおのにその義と真実とに従って報いられます。主がきょう、あなたをわたしの手に渡されたのに、わたしは主が油を注がれた者に向かって、手をのべることをしなかったのです。 きょう、わたしがあなたの命を重んじたように、どうぞ主がわたしの命を重んじて、もろもろの苦難から救い出してくださるように」。』

だにではサウル王に向かい、王の枕元にあった槍と水差しを見せて自分の身の潔白を証明しました。そしてそれぞれの義と真実に主が報いられると訴えて、これ以上自分を追いつめないで欲しいと願いました。私たちに対して害を加えようとする者があっても、神様の御前に生きる私たちは、自ら悪を行って主に罪と認められることのないよう、それぞれ義と真実を尽くすべきことを決して忘れることのないように肝に銘じます。

http://bible.com/81/1sa.26.22-24.ja1955

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サムエル記上 26:21, 25
『その時、サウルは言った、「わたしは罪を犯した。わが子ダビデよ、帰ってきてください。きょう、わたしの命があなたの目に尊く見られたゆえ、わたしは、もはやあなたに害を加えないであろう。わたしは愚かなことをして、非常なまちがいをした」。

サウルはダビデに言った、「わが子ダビデよ、あなたはほむべきかな。あなたは多くの事をおこなって、それをなし遂げるであろう」。こうしてダビデはその道を行き、サウルは自分の所へ帰った。』

サウル王は、身の潔白を告白したダビデの心に自分に敵対する意志が微塵もないことを知り、誘惑に負けた自分の過ちを素直に認め、これ以上ダビデのいのちをつけ狙わないことを約束しました。私たちが真実な心と行いをもって人と接するとき、どんなに頑なな者であっても主がその人に反省を促し、あらゆる危害から私たちを守ってくださいます。

http://bible.com/81/1sa.26.21,25.ja1955
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【今日の聖句】 2016/11/18

2016-11-18 07:00:10 | 今日の聖句
詩篇 63:3-4
「あなたのいつくしみは、いのちにもまさるゆえ、わがくちびるはあなたをほめたたえる。 わたしは生きながらえる間、あなたをほめ、手をあげて、み名を呼びまつる。」

私たちは神様の慈しみなしに生きることはできません。私たちにいのちを与え、あふれるほどの恵みを注ぎ、生きる喜びに満たしてくださる主の慈しみに包まれる感謝の心を、讃美と頌栄をもってほめたたえる言葉の尽きない私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.63.3-4.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2016/11/17

2016-11-17 08:00:23 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記上 25:9-11
『ダビデの若者たちは行って、ダビデの名をもって、これらの言葉をナバルに語り、そして待っていた。 ナバルはダビデの若者たちに答えて言った、「ダビデとはだれか。エッサイの子とはだれか。このごろは、主人を捨てて逃げるしもべが多い。 どうしてわたしのパンと水、またわたしの羊の毛を切る人々のためにほふった肉をとって、どこからきたのかわからない人々に与えることができようか」。』

荒野で逃亡生活を送るダビデは、その地の裕福な人ナバルに生活物資の支援を求めましたが、強情で粗暴なナバルは自分たちの家畜や財産を敵の手から守ってくれていたダビデの陰の働きには目を留めず、かえってダビデの名をののしり、使者たちを門前払いするという極めて非礼な暴挙を働きました。

目に見える表面上の幸福だけに目を留めて、目には見えない神様の守りの御手に気付かない人が、なんと多いことでしょうか。私たちは信仰の目で物事を大局的に見極め、目には見えない背後の働き、陰の功労者に対する感謝の心を忘れてはなりません。

http://bible.com/81/1sa.25.9-11.ja1955ら

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サムエル記上 25:14-16, 18-19
『ところで、ひとりの若者がナバルの妻アビガイルに言った、「ダビデが荒野から使者をつかわして、主人にあいさつをしたのに、主人はその使者たちをののしられました。 しかし、あの人々はわれわれに大へんよくしてくれて、われわれは少しも害を受けず、またわれわれが野にいた時、彼らと共にいた間は、何ひとつ失ったことはありませんでした。 われわれが羊を飼って彼らと共にいる間、彼らは夜も昼もわれわれのかきとなってくれました。」

その時、アビガイルは急いでパン二百、ぶどう酒の皮袋二つ、調理した羊五頭、いり麦五セア、ほしぶどう百ふさ、ほしいちじくのかたまり二百を取って、ろばにのせ、 若者たちに言った、「わたしのさきに進みなさい。わたしはあなたがたのうしろに、ついて行きます」。しかし彼女は夫ナバルには告げなかった。』

夫ナバルの取った愚かな行動を知ったアビガイルは、急いでダビデへの贈り物を用意し、身内に災いが及ばないよう、危機的状況を変えるために速やかに行動しました。私たちを取り巻く環境は、常に動いています。今日の幸せが明日も続くかどうかわからない今、アビガイルのように臨機応変に機転を利かせた行動を怠らない私たちでありますように。

http://bible.com/81/1sa.25.14-16,18-19.ja1955

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サムエル記上 25:23-27, 30-31
『アビガイルはダビデを見て、急いで、ろばを降り、ダビデの前で地にひれ伏し、 その足もとに伏して言った、「わが君よ、このとがをわたしだけに負わせてください。しかしどうぞ、はしために、あなたの耳に語ることを許し、はしための言葉をお聞きください。 わが君よ、どうぞ、このよこしまな人ナバルのことを気にかけないでください。あの人はその名のとおりです。名はナバルで、愚かな者です。あなたのはしためであるわたしは、わが君なるあなたがつかわされた若者たちを見なかったのです。 それゆえ今、わが君よ、主は生きておられます。またあなたは生きておられます。主は、あなたがきて血を流し、また手ずから、あだを報いるのをとどめられました。どうぞ今、あなたの敵、およびわが君に害を加えようとする者は、ナバルのごとくになりますように。 今、あなたのつかえめが、わが君に携えてきた贈り物を、わが君に従う若者たちに与えてください。

そして主があなたについて語られたすべての良いことをわが君に行い、あなたをイスラエルのつかさに任じられる時、 あなたが、ゆえなく血を流し、またわが君がみずからあだを報いたと言うことで、それがあなたのつまずきとなり、またわが君の心の責めとなることのないようにしてください。主がわが君を良くせられる時、このはしためを思いだしてください」。』

アビガイルは夫ナバルの犯した愚かな行為を謝罪し、贈り物をもって償うと同時に、ダビデに対しても愚かな報復をして主に罪を犯さないようにと諭しました。自分を救うためには一生懸命でも、その中でも相手のことを気遣う心は、相当な信仰の持ち主でなければ出てきません。私たちはアビガイルの信仰と知恵と広い心に多くを学ぶべきです。

http://bible.com/81/1sa.25.23-27,30-31.ja1955

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サムエル記上 25:32-33, 35
『ダビデはアビガイルに言った、「きょう、あなたをつかわして、わたしを迎えさせられたイスラエルの神、主はほむべきかな。 あなたの知恵はほむべきかな。またあなたはほむべきかな。あなたは、きょう、わたしがきて血を流し、手ずからあだを報いることをとどめられたのです。

ダビデはアビガイルが携えてきた物をその手から受けて、彼女に言った、「あなたは無事にのぼって、家に帰りなさい。わたしはあなたの声を聞きいれ、あなたの願いを許します」。』



http://bible.com/81/1sa.25.32-33,35.ja1955

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サムエル記上 25:36-38
「こうしてアビガイルはナバルのもとにきたが、見よ、彼はその家で、王の酒宴のような酒宴を開いていた。ナバルは心に楽しみ、ひじょうに酔っていたので、アビガイルは明くる朝まで事の大小を問わず何をも彼に告げなかった。 朝になってナバルの酔いがさめたとき、その妻が彼にこれらの事を告げると、彼の心はそのうちに死んで、彼は石のようになった。 十日ばかりして主がナバルを撃たれたので彼は死んだ。」

生活必需品を求めたダビデには何一つ与えないどころか侮辱して門前払いしたナバルは、王の宴会のような盛大な酒宴を開くほど、自分の楽しみのためには湯水のように無駄遣いする愚かな男でした。しかしその翌朝、妻アビガイルから事の子細を聞かされてはじめて自分の犯した愚かな過ちに気づき、その10日後には主に撃たれて死んでしまいました。

自分の楽しみのためには富も財産も惜しみなく使い、困っている人を助け憐れみを施すことにはびた一文出さない心の狭いケチな人は、主の祝福に与るどころか、今持っているものも、いのちさえも奪われてしまいます。私たちは決してナバルのような愚かな人生を送ってはなりません。

同時に、私たちに対して悪を働く者に、私たちが自ら手を下さずとも、悪しき者は必ず主が滅ぼされます。悪をもって悪に報いず、善をもって悪に対抗することこそ、神を畏れる私たちに相応しい行動規範であることを決して忘れないでください。

http://bible.com/81/1sa.25.36-38.ja1955

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サムエル記上 25:39, 41-42
『ダビデはナバルが死んだと聞いて言った、「主はほむべきかな。主はわたしがナバルの手から受けた侮辱に報いて、しもべが悪をおこなわないようにされた。主はナバルの悪行をそのこうべに報いられたのだ」。ダビデはアビガイルを妻にめとろうと、人をつかわして彼女に申し込んだ。

アビガイルは立ち、地にひれ伏し拝して言った、「はしためは、わが君のしもべたちの足を洗うつかえめです」。 アビガイルは急いで立ち、ろばに乗って、五人の侍女たちを連れ、ダビデの使者たちに従って行き、ダビデの妻となった。』

愚かな夫ナバルのために献身的に仕え、機転を利かせて窮地を救ったアビガイルが寡婦となったことを聞いたダビデは、彼女ほど賢い女性はいないと、自分の妻として迎えました。自分の家を守るために献身的に行動し、また身内に害を加えようとやって来る相手をも信仰によって諭した彼女は、王の妻となるに相応しい女性です。私たちは結婚相手を決めるとき、ナバルのような愚かな者ではなく、アビガイルのような知恵と配慮と信仰に満ちた人を選ぶことが、祝福の人生の秘訣です。

http://bible.com/81/1sa.25.39,41-42.ja1955
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【今日の聖句】 2016/11/17

2016-11-17 06:50:53 | 今日の聖句
詩篇 9:1
「わたしは心をつくして主に感謝し、あなたのくすしきみわざをことごとく宣べ伝えます。」

主から受けた数々のさいわいを、黙って自分の中に留めおいて良いでしょうか。人知では到底思いも寄らない奇跡によって私たちを救い出してくださる主に心から感謝し、自分が如何にして救われたかを証して福音を広く宣べ伝える私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.9.1.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2016/11/16

2016-11-16 07:48:32 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記上 24:1-3
『サウルがペリシテびとを追うことをやめて帰ってきたとき、人々は彼に告げて言った、「ダビデはエンゲデの野にいます」。 そこでサウルは、全イスラエルから選んだ三千の人を率い、ダビデとその従者たちとを捜すため、「やぎの岩」の前へ出かけた。 途中、羊のおりの所にきたが、そこに、ほら穴があり、サウルは足をおおうために、その中にはいった。その時、ダビデとその従者たちは、ほら穴の奥にいた。』

サウルの追っ手を逃れて隠れていたダビデに、千載一遇のチャンスが訪れます。3,000人の精鋭部隊を連れてダビデ捜索に出てきたサウル王が用を足すために、従者も外に待たせてたった一人で、ダビデが身を隠していた洞穴に入ってきたのです。執拗に自分の命を狙うサウル王を倒すならば、これこそ神様が与えてくださった最高のチャンスだと、人の目には見えるでしょう。しかしそれが主が与えてくださったチャンスなのか、それともサタンが私たちを罪に陥れようと用意周到に準備した誘惑なのかを、私たちは信仰の目で正しく見極める必要があります。

http://bible.com/81/1sa.24.1-3.ja1955

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サムエル記上 24:4-7
『ダビデの従者たちは彼に言った、「主があなたに告げて、『わたしはあなたの敵をあなたの手に渡す。あなたは自分の良いと思うことを彼にすることができる』と言われた日がきたのです」。そこでダビデは立って、ひそかに、サウルの上着のすそを切った。 しかし後になって、ダビデはサウルの上着のすそを切ったことに、心の責めを感じた。 ダビデは従者たちに言った、「主が油を注がれたわが君に、わたしがこの事をするのを主は禁じられる。彼は主が油を注がれた者であるから、彼に敵して、わたしの手をのべるのは良くない」。 ダビデはこれらの言葉をもって従者たちを差し止め、サウルを撃つことを許さなかった。サウルは立って、ほら穴を去り、道を進んだ。』

ダビデの従者たちもまた、これこそサウル王を倒すに絶好のチャンスだと、ダビデに進言しました。しかしダビデはサウルの王服の裾を切っただけですら、主が任命したイスラエルの王に害を与えてはならないと心に責めを感じ、血気盛んな従者たちが、ダビデがサウル王を倒さないならば自分たちが倒す、と先走ることさえも制しました。私たちは、ただ神の義のみを追い求め、自分の願望を叶えるために行動を起こしてはならず、また周囲の人が自分に代わって罪を犯すことのないように制する心を忘れてはなりません。

http://bible.com/81/1sa.24.4-7.ja1955

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サムエル記上 24:9-11
『そしてダビデはサウルに言った、「どうして、あなたは『ダビデがあなたを害しようとしている』という人々の言葉を聞かれるのですか。 あなたは、この日、自分の目で、主があなたをきょう、ほら穴の中でわたしの手に渡されたのをごらんになりました。人々はわたしにあなたを殺すことを勧めたのですが、わたしは殺しませんでした。『わが君は主が油を注がれた方であるから、これに敵して手をのべることはしない』とわたしは言いました。 わが父よ、ごらんなさい。あなたの上着のすそは、わたしの手にあります。わたしがあなたの上着のすそを切り、しかも、あなたを殺さなかったことによって、あなたは、わたしの手に悪も、とがもないことを見て知られるでしょう。あなたはわたしの命を取ろうと、ねらっておられますが、わたしはあなたに対して罪をおかしたことはないのです。』

ダビデはサウル王の服の裾を証拠として見せ、自分も従者たちも容易にサウルを殺害することもできた状況にあっても、決して手を掛けることをしなかったと、自らの潔白と王に対する忠誠心を表明しました。人の目には心の内を見せることはできませんが、自らの言動を証拠として、きよい心を証明することのできる人はさいわいです。

http://bible.com/81/1sa.24.9-11.ja1955

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サムエル記上 24:12-13
「どうぞ主がわたしとあなたの間をさばかれますように。また主がわたしのために、あなたに報いられますように。しかし、わたしはあなたに手をくだすことをしないでしょう。 昔から、ことわざに言っているように、『悪は悪人から出る』。しかし、わたしはあなたに手をくだすことをしないでしょう。」

ダビデは「悪をもって悪に報いず、かえって善をもって悪に報いる」との神様の御心を、自らの行動で示しました。私たちもまた聖書のの御言葉を単なる知識や道徳として覚えるだけにとどまらず、自らの生活の中で、実際に行動に移して神様の御旨を守り行う者でありますように。

http://bible.com/81/1sa.24.12-13.ja1955
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【今日の聖句】 2016/11/16

2016-11-16 07:00:14 | 今日の聖句
エペソ人への手紙 3:20-21
「どうか、わたしたちのうちに働く力によって、わたしたちが求めまた思うところのいっさいを、はるかに越えてかなえて下さることができるかたに、 教会により、また、キリスト・イエスによって、栄光が世々限りなくあるように、アァメン。」

私たちの祈り願いを叶えるのは、私たち自身の努力や行いではなく、信仰によって私たちの内に働く神様の無尽蔵の御力です。人の想像をはるかに越えた信仰の実を主の教会に結ばせてくださる神様に栄光を帰し、イエス・キリストの御名をほめたたえる私たちでありますように。

http://bible.com/81/eph.3.20-21.ja1955
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