伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2016/11/17

2016-11-17 08:00:23 | 一日一章・聖書通読日記
サムエル記上 25:9-11
『ダビデの若者たちは行って、ダビデの名をもって、これらの言葉をナバルに語り、そして待っていた。 ナバルはダビデの若者たちに答えて言った、「ダビデとはだれか。エッサイの子とはだれか。このごろは、主人を捨てて逃げるしもべが多い。 どうしてわたしのパンと水、またわたしの羊の毛を切る人々のためにほふった肉をとって、どこからきたのかわからない人々に与えることができようか」。』

荒野で逃亡生活を送るダビデは、その地の裕福な人ナバルに生活物資の支援を求めましたが、強情で粗暴なナバルは自分たちの家畜や財産を敵の手から守ってくれていたダビデの陰の働きには目を留めず、かえってダビデの名をののしり、使者たちを門前払いするという極めて非礼な暴挙を働きました。

目に見える表面上の幸福だけに目を留めて、目には見えない神様の守りの御手に気付かない人が、なんと多いことでしょうか。私たちは信仰の目で物事を大局的に見極め、目には見えない背後の働き、陰の功労者に対する感謝の心を忘れてはなりません。

http://bible.com/81/1sa.25.9-11.ja1955ら

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サムエル記上 25:14-16, 18-19
『ところで、ひとりの若者がナバルの妻アビガイルに言った、「ダビデが荒野から使者をつかわして、主人にあいさつをしたのに、主人はその使者たちをののしられました。 しかし、あの人々はわれわれに大へんよくしてくれて、われわれは少しも害を受けず、またわれわれが野にいた時、彼らと共にいた間は、何ひとつ失ったことはありませんでした。 われわれが羊を飼って彼らと共にいる間、彼らは夜も昼もわれわれのかきとなってくれました。」

その時、アビガイルは急いでパン二百、ぶどう酒の皮袋二つ、調理した羊五頭、いり麦五セア、ほしぶどう百ふさ、ほしいちじくのかたまり二百を取って、ろばにのせ、 若者たちに言った、「わたしのさきに進みなさい。わたしはあなたがたのうしろに、ついて行きます」。しかし彼女は夫ナバルには告げなかった。』

夫ナバルの取った愚かな行動を知ったアビガイルは、急いでダビデへの贈り物を用意し、身内に災いが及ばないよう、危機的状況を変えるために速やかに行動しました。私たちを取り巻く環境は、常に動いています。今日の幸せが明日も続くかどうかわからない今、アビガイルのように臨機応変に機転を利かせた行動を怠らない私たちでありますように。

http://bible.com/81/1sa.25.14-16,18-19.ja1955

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サムエル記上 25:23-27, 30-31
『アビガイルはダビデを見て、急いで、ろばを降り、ダビデの前で地にひれ伏し、 その足もとに伏して言った、「わが君よ、このとがをわたしだけに負わせてください。しかしどうぞ、はしために、あなたの耳に語ることを許し、はしための言葉をお聞きください。 わが君よ、どうぞ、このよこしまな人ナバルのことを気にかけないでください。あの人はその名のとおりです。名はナバルで、愚かな者です。あなたのはしためであるわたしは、わが君なるあなたがつかわされた若者たちを見なかったのです。 それゆえ今、わが君よ、主は生きておられます。またあなたは生きておられます。主は、あなたがきて血を流し、また手ずから、あだを報いるのをとどめられました。どうぞ今、あなたの敵、およびわが君に害を加えようとする者は、ナバルのごとくになりますように。 今、あなたのつかえめが、わが君に携えてきた贈り物を、わが君に従う若者たちに与えてください。

そして主があなたについて語られたすべての良いことをわが君に行い、あなたをイスラエルのつかさに任じられる時、 あなたが、ゆえなく血を流し、またわが君がみずからあだを報いたと言うことで、それがあなたのつまずきとなり、またわが君の心の責めとなることのないようにしてください。主がわが君を良くせられる時、このはしためを思いだしてください」。』

アビガイルは夫ナバルの犯した愚かな行為を謝罪し、贈り物をもって償うと同時に、ダビデに対しても愚かな報復をして主に罪を犯さないようにと諭しました。自分を救うためには一生懸命でも、その中でも相手のことを気遣う心は、相当な信仰の持ち主でなければ出てきません。私たちはアビガイルの信仰と知恵と広い心に多くを学ぶべきです。

http://bible.com/81/1sa.25.23-27,30-31.ja1955

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サムエル記上 25:32-33, 35
『ダビデはアビガイルに言った、「きょう、あなたをつかわして、わたしを迎えさせられたイスラエルの神、主はほむべきかな。 あなたの知恵はほむべきかな。またあなたはほむべきかな。あなたは、きょう、わたしがきて血を流し、手ずからあだを報いることをとどめられたのです。

ダビデはアビガイルが携えてきた物をその手から受けて、彼女に言った、「あなたは無事にのぼって、家に帰りなさい。わたしはあなたの声を聞きいれ、あなたの願いを許します」。』



http://bible.com/81/1sa.25.32-33,35.ja1955

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サムエル記上 25:36-38
「こうしてアビガイルはナバルのもとにきたが、見よ、彼はその家で、王の酒宴のような酒宴を開いていた。ナバルは心に楽しみ、ひじょうに酔っていたので、アビガイルは明くる朝まで事の大小を問わず何をも彼に告げなかった。 朝になってナバルの酔いがさめたとき、その妻が彼にこれらの事を告げると、彼の心はそのうちに死んで、彼は石のようになった。 十日ばかりして主がナバルを撃たれたので彼は死んだ。」

生活必需品を求めたダビデには何一つ与えないどころか侮辱して門前払いしたナバルは、王の宴会のような盛大な酒宴を開くほど、自分の楽しみのためには湯水のように無駄遣いする愚かな男でした。しかしその翌朝、妻アビガイルから事の子細を聞かされてはじめて自分の犯した愚かな過ちに気づき、その10日後には主に撃たれて死んでしまいました。

自分の楽しみのためには富も財産も惜しみなく使い、困っている人を助け憐れみを施すことにはびた一文出さない心の狭いケチな人は、主の祝福に与るどころか、今持っているものも、いのちさえも奪われてしまいます。私たちは決してナバルのような愚かな人生を送ってはなりません。

同時に、私たちに対して悪を働く者に、私たちが自ら手を下さずとも、悪しき者は必ず主が滅ぼされます。悪をもって悪に報いず、善をもって悪に対抗することこそ、神を畏れる私たちに相応しい行動規範であることを決して忘れないでください。

http://bible.com/81/1sa.25.36-38.ja1955

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サムエル記上 25:39, 41-42
『ダビデはナバルが死んだと聞いて言った、「主はほむべきかな。主はわたしがナバルの手から受けた侮辱に報いて、しもべが悪をおこなわないようにされた。主はナバルの悪行をそのこうべに報いられたのだ」。ダビデはアビガイルを妻にめとろうと、人をつかわして彼女に申し込んだ。

アビガイルは立ち、地にひれ伏し拝して言った、「はしためは、わが君のしもべたちの足を洗うつかえめです」。 アビガイルは急いで立ち、ろばに乗って、五人の侍女たちを連れ、ダビデの使者たちに従って行き、ダビデの妻となった。』

愚かな夫ナバルのために献身的に仕え、機転を利かせて窮地を救ったアビガイルが寡婦となったことを聞いたダビデは、彼女ほど賢い女性はいないと、自分の妻として迎えました。自分の家を守るために献身的に行動し、また身内に害を加えようとやって来る相手をも信仰によって諭した彼女は、王の妻となるに相応しい女性です。私たちは結婚相手を決めるとき、ナバルのような愚かな者ではなく、アビガイルのような知恵と配慮と信仰に満ちた人を選ぶことが、祝福の人生の秘訣です。

http://bible.com/81/1sa.25.39,41-42.ja1955
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【今日の聖句】 2016/11/17

2016-11-17 06:50:53 | 今日の聖句
詩篇 9:1
「わたしは心をつくして主に感謝し、あなたのくすしきみわざをことごとく宣べ伝えます。」

主から受けた数々のさいわいを、黙って自分の中に留めおいて良いでしょうか。人知では到底思いも寄らない奇跡によって私たちを救い出してくださる主に心から感謝し、自分が如何にして救われたかを証して福音を広く宣べ伝える私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.9.1.ja1955
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