わが家の晩秋の毎年恒例行事。オットの小・中・高おまけに大学まで同級生の親友オーキくんが、毎年11月に、カナダから里帰りしてきます。
オーキくん、20年前に「スキーが好きで」という洒落みたいな理由で、カナダに移住しちゃっいました。
週末ごとに、ひと晩じゅう、呑み、食べ、語り、ちょっとだけ寝て、そして朝になったら、白メシに味噌汁、そしてビール。この繰りかえしで、滞在中は、とにかくず~と、アルコール漬け。
朝食。ビールの空き缶のむこうに、高菜漬けと味付け海苔の姿か゜・・・・・
オーキくん、専門職だったのに、全部なげうってカナダに行っちゃって・・・・
カナダでは60歳くらいのおそろしく無口な、友達でもなんでもない日本人のおじさんと長年、ルームシェアして暮らしている。長年一緒暮らしていたら、友達になるだろう?、と思うけど、これがならないらしい。
服は擦り切れるまで着倒す、靴は履きつぶすまで履く。休日は、20キロくらいのトレッキングをして、一銭も使わずに楽しむ。
ビールさえあれば、美味しいものも必要ない、そのうえ、ビールは手作り。
FacebookとかSNSはキライ、携帯電話も持ってない。
・・・・・というように、もはや日本では暮らしていけない仙人みたいなライフスタイルが完成されています。
←これは晩ご飯の一部
規則的なサラリーマン人生の経験しか無いオットと私には、異次元の生活なんですが・・・・・不思議と気があい、語り尽くすことがありません。
風呂上りのパジャマという格好で、一緒にお酒を酌み交わしても、違和感を感じない、ほとんどファミリーの一員のような時間を過ごして、またカナダへ戻っていきました。
置き土産は、大量のビールの空き缶
遠く離れていても、滅多に逢えなくても、ご縁がある人とは、なにかしらの縁が切れずに、ずっとつながっていけるんですよね。
いつか、紅葉の季節にカナダに行って、オーキくんの暮らしている街を訪れたいね、とオットと言いながら、もはや20年。
あっちから会いに来てくれるうちは、実現しそうにないです・・・・・