Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

紅葉の京都旅行一日目

2010-11-22 | 旅のあれこれ

雨女の私ですが・・・・・今回の一泊二日の京都旅行は、珍しく晴天・好天に恵まれ、珍道中とはあいなりませんでした
でも、前夜、自宅の階段から落下しました
背中、肘に打撲と擦り傷。体をひねると腰に痛みもありましたが・・・・・・・寝込んだり、病院に行くほどでもなかったので、天気も良いし、予定通り決行しました。

京都に着き、最初に出かけたのは、夏の緑の深さに感銘を受けた「東福寺」。
紅葉の名所として名高いだけに、門前どころか、駅のホームにも人があふれかえってます。ラッシュアワーの電車なみにぎゅうぎゅう



人の多さに早々に疲れ果て、とりあえず座りたい。臨時で営業している邸内の茶店で、甘酒を注文。これが↑一杯600円。フツウだったら、「高い」と、一蹴する暴利と言えなくも無いお値段だけど・・・・・・とりあえず座りたいので、1,200円を惜しまず。

「紅葉見物に行こう行きたい」と言いだしたのは、夫の方ですが・・・・・・何をするにも行列の人の多さに、早くも不機嫌になります。こうなったら、我が家の「いきものがかり」ならぬ「たべものがかり」の夫には、もうなにかしら食べさせることでしか、機嫌は直らないので、早めの昼食にしました。
京都に来て、なぜか江戸前天ぷら「天一」へ。まあ・・・・前回7月に来た時は、京都で「徳島ラーメン」食べてましたから、それよりはマシ
カウンターで職人ワザの揚げたてを堪能。天ぷらは外食に限る。
穴子の一本ものとかき揚げ


お腹がいっぱいになって、機嫌の直った夫を急き立て、超満員のバスに揺られて、やはり紅葉の名所の「真如堂」へ。紅葉の美しさは、またひときわ。
タイミングよく、旦那さんに連れられた舞妓さんが登場しました。ホントにあるのね~、お茶屋遊びというか、舞妓遊びというか、旦那遊びっていうか・・・・・。これぞ、京都のいちげんさんお断り文化の権化。



京都の美術館で開催中の「上村 松園展」へ。日本画家の中でも、上村 松園は特に好き。初めて間近で見る代表作「序の舞」は3㍍近い大作で、「大っきいっっっ」と、意外でした。
上村 松園画伯をモデルに「序の舞」という宮尾 登美子の新聞連載小説を楽しみに読んでました。


去年の京都旅行では、行列に恐れをなしてあきらめたライトアップに、今年、再トライ。5時30分入場の50分前に行列に並んでスタンバイ。ここでも、夫はじっとしておられず「散歩に行ってくる」とか「腰が痛くて立ってられない・・・・・とこかで座ってくる」とか……おとなしく待つ、とか、行列に並ぶ、とかが、なかなかできないんですよ、地方人なもので・・・・・・

待った甲斐のあった「知恩院」のライトアップ。庭園の池の水面に鏡のように映る紅葉や、キャンドルが幻想的で、まさに幽玄。


←当夜は、まんまるのお月さまが登って、風情がありました。


クラブの練習を終えた長男と7時に河原町で待ち合わせをし、晩ご飯は釜飯が有名な「月村」を目指します。
河原町の喧騒から少し離れた路地の一角に、目指すお店を見つけました。私と夫だけなら、たどりつけなかったかも・・・・
壁に描かれたお品書きは、どれもお値段高め。「小芋煮」が900円、タコの柔らか煮が1,500円、鳥の照り焼きも同じ価格帯。釜飯は一人分が2,000円弱。3~4品の料理と、釜飯、たしなむ程度のお酒で、10,000円超えました。
小料理屋さんというよりは、町のうどん屋さんと変わり無い内装も、古くて、しゃれっ気もないけれど、何を食べても滋味深いお味でした。魚介嫌いの長男が「今まで食べたタコの中で、一番うまかった」と、ちょっと感動してました。
←このタレが絶品、鶏肉シカリ葱も美味しかった。


初日は、東福寺→真如堂→京都美術館→知恩院→月村で、一日終わりました。
私のプラン(といっても、緻密ではない)では、あと2カ所は廻れる予定だったのですが・・・・・なんといっても、言いだしっぺの夫に何のプランも無いことが、ど~よ。

長男のマンションでは当然ベッドは私が占領し(なんてたって、ケガ人だもんね・・・・・)夫と長男にはコタツで就寝してもらいました。

広島ブログ

  参加中です。よろしくお願いします 


ランキング参加中です。ポチッとね

広島ブログ