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社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

釧路でも、憲法施行76年釧路集会

2023-05-04 07:20:40 | 日記

釧路市文化会館で、
「『新しい戦前』の足音の中で忘れてはならないこと~命の尊厳の視点から」と題して、日本の「特攻」について研究をしてこられた山元研二さんの講演を行った。

いま「新しい戦前の足音」がひたひたと押しよせてきている。同時に「戦前にさせない」という流れも強まっている。

こうした76年経過したいま、「特攻」から考える講演であった。

山元さんは鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪ねた時、特攻兵の遺書が展示されているところで、母親が「あなたもこの人たちのように勇気を持たないと」と述べていた。これを聞いて「先生、これでいいのでしょうか」と質問されたことが研究の始まりとのこと。

私も「知覧特攻平和会館」に行った。この最後の遺書の展示をみたとき、悲しい思いをした。そのとき、当時の厳しい検閲を潜った遺書が隊員の本当の思いを反映しているのであろうかと疑問に思った。

山元さんもそう思ったようで、劇の脚本を書き松本ヒロさんの一人芝居で演じられている。

「特攻」を批判すると必ず右翼から攻撃がかかる。
映画「ホタル」も右翼的潮流から批判を受けていた。
この映画は降旗康男監督のもと、高倉健と田中裕子主演の映画だ。

問題にしているのは、この無謀な「特攻」を計画し、強制した国家なのだ。

6000万とも8000万人ともいわれる人が亡くなった第二次世界大戦。
その悲惨な体験から戦争そのものを禁止してきた。
それが国連憲章であり、日本国憲法だ。

戦争はケンカとは違う。
クラウゼヴィッツは、戦争は政治の継続であるという。
国家権力の発動として、政治家が決定するのだ。

だからこそ、政治家の責任は重い。

紛争を戦争にしない。
これは外交の力であり、政治家のなすべき仕事だ。
すでにASEANが多大な努力で実践している。

しかし今の自民党や公明党、維新、国民などは、敵基地攻撃の大軍拡に走っている。

さらに憲法そのものを、9条を変えるために策動している。

戦後78年、一度も戦争で他国の人を殺していないし、日本国民も戦争で死んでいない。
このような国は世界で数か国しかないといわれている。

人類の病といわれる「戦争」を本当に禁止するために、
いま何がもとめられているか。


憲法記念日と「平和ボケ」

2023-05-03 07:07:19 | 日記

軍事費増大に反対することや「9条を守れ」という人たちを「平和ボケ」というそうだ。

しかし、考えてみよう。
強力な軍隊を持つほど「平和」になるのだろうか。

相手が大砲を持てばより強力な大砲を、
ミサイルを持てばより強力なミサイルを、
最近では沖縄をはじめ、南西諸島をミサイル基地だらけにしようと計画が進んでいる。

相手国からみれば「日本が再び攻撃してくる」とさらなる強力なミサイルの配備をうながすであろう。

さらに自民党の一部や維新などから「日本の核兵器保有」までとびだしている。

そして5年間で43兆円もの大軍拡、世界第三位の軍事力を持つ国になる。

これで本当に「平和」になるのか?

ささいな事件や偶発的な事故などで一気に戦争に発展する恐れが起きかねない。

自民党をはじめとした政治家に戦争体験者はいなくなった。
戦争の悲惨さを体験したものは、何としても戦争にしない、その意気込みはつよかった。

しかし、いまや戦争の悲惨さは「観念論」になってしまったのでは?

このように事実を積み重ねると、軍事強化を主張する彼らこそ「平和ボケ」そのものではないか。

日本国憲法の「出自」は、先の戦争で310万人もの日本国民の命を奪い、国土を焦土としてしまった反省から、アジアで2000万人という途方もない人命を失ったことから「二度と戦争をしない」と誓ったからだ。

本当の「平和ボケ」が政界を覆いつくそうとしている。

そのなかで一貫して戦争反対を貫いてきた日本共産党。その101年の歴史にかけて、「安保3文書」に示される戦争への道をきっぱりと断ち切るために奮闘している。

日本共産党の平和への提言、さらに「日中両国関係への前向きの打開のために」と攻勢的に進めている。

ぜひ一読を。こちら⇒
「平和ボケ」にならないために!


メーデー2023釧路

2023-05-02 07:17:06 | 日記


第94回釧路メーデー MOOイベント広場、5月1日18時~

「大軍拡、大増税反対」
「物価高騰を上回る賃上げを」など
新型コロナ禍のなか、久々に晴れた青空のなか、大きな声がひびいた。

働く現場からの60秒スピーチには共感。
60秒では時間が足りず、倍になってしまう人も。
教員、医療介護、中小企業などの働く現場の声、こうした深刻な声を取り上げ改善していくためにも労働組合の力は大切だ。

デモもパレード。ビートのきいた音楽にのせたラップも現場の声がしっかりと発せられていた。

それにしても寒かった。W~

それでも釧路市は、1日に「桜の開花宣言」!

柳町公園にて

昨年より1週間早く、観測史上最もはやい。

新自由主義のもと、賃金が下がりつづけ、格差と貧困が拡大した。

働く人こそ安心できる社会にむけて、ゴー !


カルテット 四重奏

2023-05-01 10:05:29 | 日記

超忙しい選挙が終わり、ゆっくり音楽を。
そのなかで「カノン」はこころやすらぐ。

カノンといえば、パッヘルベルの「カノン」が代名詞になっている。

正式な名は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」となっている。

やはり、チェロをベースに3人のバイオリンの四重奏=カルテットが一番聞きやすい。

こころ安らぐカノンを聞いていると政治のニュースが流れ、こころかき乱される。

原発推進法案や健康保険証の廃止、さらに人権弾圧ともいわれり「入管法案」が次々と強行採決されていった。

その採決の中心が、自民・公明、維新、国民である。
悪政の「カルテット」ではないか。こんなのはごめんだ。

通奏低音はもちろん自民党だ。
こんなカルテットだと、バロック音楽も地に落ちてしまう。

今日は「メーデー」の日だ。
朝から青空が広がっている。

働く人たちが安心できる、8時間働けば普通のくらしができる政治が求められている。

こころがかき乱されない「カノン」がながれるように。