社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

ディープフェイク テレビドラマ

2020-03-21 12:23:30 | 日記

相棒シーズン18の第20話(最終回)は、
いま話題の「ディープフェイク」だっ
た。

ユーチューブにアメリカのオバマ前大
統領の演説が、巧妙に作られたニセモ
ノだという映像が掲載されている。
演説内容はとんでもないもののようだ。

ほとんど分からない。

こうした本物と見分けのつかないほど、
巧妙に作られた動画を「ディープフェ
イク」と呼んでいる。

相棒のドラマのように、そこまで進化
し、映像の分析でもわからないとなる
と、映像の「証拠能力」がなくなっ
てしまう。

ITやネット技術の進歩は止どまるこ
とをしらない。
スノーデンが所属していたアメリカの
NSA。日本も真似をして、さまざま
な国家組織をつくっている。

ドラマは近未来の日本を描いているの
ではないか。

政府はマイナンバーで、国民一人をす
べて把握しようとしている。「便利」
という甘い言葉で。

さらに政府が進めるSociety 5.0(ソサ
エテイ 5.0)はもっとすごい。

自治体もプラットフォーム化し、職員
を半分にできるなどと。

そして、AIスコアが生活に浸透しは
じめている。

いまある人間ではなく、過去から記録
され積み上げてきたものだけで人間が
評価されてしまう。
それも特定の立場からみた、特定の立
場の利益につながるもので、評価して
いく。

そうしたアルゴリズムではないか。

ディープフェイク:AIによるディー
プラーニングとフェイク(偽物)をか
け合わせた合成語だ。

ネットにフェイクがまん延していく。
検証がますます難しくなっていく。そしてエコーチェンバーだ。

ドラマの題名の「エクスペリメント」
にとどまってほしい。これは願望だ。

やはり早急な「民主的規制」が求めら
れている。