いま、ショッピング、カーナビ、家計
管理、決済・買い物、SNS、証券取
引など、さまざまな機能を統合したス
ーパーアプリの派遣争いが激化してい
る。
いわゆるスマホ利用者の「囲い込み」
である。
SNSのLINEを例に例えると、
上記の機能だけでなく、無料通話、飛
行機やレストランの予約、タクシーを
呼んだり、宅急便、さらにアマゾンの
買い物、支払いはLINE Payで済ますな
ど、あらゆるものがスマホのひとつの
アプリで可能になる。
巨大なプラットフォームが完成し、確
かに「便利」だ。
このスーパーアプリを使い続けると、
その人の生活、人生がすべて把握され
ることになる。
ここに登場するのが、このあらゆる行
動を点数化する「信用スコア」だ。
5年、10年・・・ 使い続けると。
怖くないですか? こちらも ⇒
この「信用スコア」別名「AIスコア」
とも呼ばれているが、個人のあらゆる
情報が集積され、点数化されていく。
その結果、就職や結婚、住宅など、点
数が低いと相手にされなくなる。
だから必死になってスコアを上げよう
とする。
そして新しい「差別」「格差と貧困」
が生まれる。
2030年までに世界で最大5・4億人の
「バーチャルスラム」が生まれ、15~
64歳の生産年齢人口の6人に1人が貧
困に陥る、という試算がある。
いま中国で、すさまじい「信用スコア」
が浸透している。民主的諸制度が遅れ
ている中国だからこそできるのではな
いか。
これを日本にも根付かせたいと狙って
いる。誰が?
ネット大企業だ。
そこで注目されているのが、ヨーロッ
パEUの一般データ保護規則(GDPR)
だ。
かなり厳しい「規制」がはじまってい
る。
当然に彼らは抵抗するが、要は政治と
国民の力だ。
日本は、アメリカと財界・大企業いい
なりの自民・公明政権が続き、GAF
Aには、ほとんど無力ではないのか?
私たち、私たちの子どもの未来を左右
しかねない重大問題だと思っている。
以上は、赤旗3月25~27日の3回にわ
たって掲載された「怖い信用スコア」
を読んでの感想。
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