景気判断が大幅に悪化

４日に帝国データバンクが景気動向調
査を発表した。

表題は、
新型コロナウイルス、国内景気を大幅に下押し
～ 人とモノの動きが停滞し全国的に悪化 ～
　　　　こちら ⇒ (容量は695KB)

景気動向指数は38.7と前月比3.2ポイン
ト低下

なんと2013年１月以来約７年ぶりの低
水準。

やはり消費税増税と新型コロナが直撃
した。

ホテルや旅館はがらがら、JRやバスも。
飲食街も・・・
イベントやライブの中止が相次ぎ、小
さな会社はひとたまりもないだろう。
音楽などは、文化的危機だ。

こんな危機的状況なのに、自民党の議
員はパーティを開くなど、相変わらず
ノーテンキだ。

そもそも安倍首相自身が、元防衛大臣
の誕生会に参加するなど、危機意識が
ゼロ。

あわてて「学校の一律休校」などの記
者会見をおこない、大混乱を起こして
いる。

学校の一律も、その後二転三転・・
結果的に休校しなくても良いことに。
まったくの思いつきのパーフォーマン
スといわれても仕方がないことだ。

リーダーシップが間違っている。
テレビを使って「国民受け」をねらっ
てきた政治的手法のみじめな失敗では
ないか。

自民党に自浄能力がまったくなくなっ
た。
自民・公明、それを助ける維新の政治
を終わらせることこそ喫緊な政治的課
題ではないだろうか。

後期高齢者 保険料の値上げ

一週間前に開かれた北海道後期高齢者
医療広域連合議会で、４月からの保険
料の値上げが決まった。

一人当たり保険料は94,632円、現在よ
り3319円増、3.36%増。値上げ率は過
去最高とのこと。

消費税の増税ショック、そして新型コ
ロナでの大幅な消費減、その上負担は
増大していく。

こうしたパターンを繰り返してきたの
が、自民・公明政権の政策だ。

庶民の暮らし、フトコロをまったく見
ない政治家たちがいかに多いか。

昨日、JRの特急おおぞらに乗ったが、
一車両にたったの３人だった。
札幌駅の食堂街はガラガラ。
このままだとリーマンショック級の経
済不況が来るのではないかと不安がひ
ろがっている。

今、人が動かない。お金が動かない。
その上、負担増が目白押しだ。

失われた３０年。自民党型の経済政策
を単に大きくしただけ、さらに経済の
禁じ手まで使っているアベノミクスの
破たんが目に見えてきた。

唯一の自慢している指標が株価だが、
一気に急落している。

税金や借金でふくらませた株価。実体
経済を反映しない株価は、いつか破裂
する。

いずれ被害を被るのは国民だ。

派遣村の再現だけは、させてはならな
い。

まずは安倍首相を辞めさせることだ。
その後のソフトランディングをどうす
るか。

そのひとつが、消費税５％への切り下
げだ！

質問の検閲 安倍首相

安倍首相の「学校の一律休校」の記者
会見（29日）で、記者質問を打ち切っ
て自宅に帰ったことに批判が起きてい
たが、その前の記者質問は事前に提出
され「検閲」されていたことがわかっ
た。

昨日の国会質疑で判明。

ということは、
記者質問を事前に「検閲」し、安倍首
相にとって都合の良いものを選別し、
答弁を用意したということではないか。

いわゆる「やらせ質問」ではないのか？

そして安倍首相は、打ち切りの責任を
さっそく広報に押しつけている。

相変わらず「私は悪くない」だ。

記者会見が政府広報、いや安倍首相広
報番組に成り下がってしまった。

ジャーナリズム精神の喪失！

４月にニューヨーク国連本部で開かれ
るNPTでの「原爆展」に外務省がいち
ゃもんをつけている。

これは日本被団協が開催するもの。
パネル展示５０枚のうち、福島原発事
故とチェルノブイリ原発事故のパネル
について、「原子力の平和利用も掲げ
るNPTにはふさわしくないのではない
か」との言い分だ。そして後援を取り
下げることも審査中とのこと。

被団協は、すでに国連と合意しており
変更・取り下げることはできないと断
った。

 

 

 

集会禁止令の野望！

昨日の国会質疑で、安倍首相がいかに
独断で、思い付きで、学校の「一律休
業」を決めたのか、明らかになった。

なぜ学校を休みにしたのか。その根拠
がまったく答えられない。

文科大臣も知らされず、あわててかけ
付けたとの報道を裏付けている。

本当に議論できない人間だなとつくづ
く思った。同時に「リーダーシップ」
を勘違いしている

しかし、安倍首相の本音が出てきた。
いわゆる「緊急事態宣言」ができる法
律だ。別名「戒厳令」だ。

新型コロナの感染拡大防止を理由に、
「集会禁止」命令が出せる。これなら
国民の理解を得られるだろうとふんで
いるのか。

日本の戦前の独裁国家を「美しい国」
と夢見る安倍首相の本音が垣間見える。

世間知らずの、国民の生活を知らない
安倍首相はマスコミ受け・支持率増の
受け狙いの発言が多すぎる。

それに振り回される側近。
封建時代の「わがままな王様」を思い
出す。

学校給食が止まり、関連業者が悲鳴を
上げている。

格差と貧困が拡大するなか、学校給食
でなんとか命をつないでいる子どもた
ちがいることが過去報道されている。
一ヶ月もの夏休みが終わるとげっそり
と痩せて登校する生徒が話題になる。

今度も約一ヶ月だ。

また、学童保育が大変な状況になって
いる。

こんな「思い付き」「独断」の安倍首
相は一日もはやく辞めてもらうことが
一番の対策になるのではないか。

「共謀罪」の法律を強行し、ましてや
「集会禁止」などの独裁権限を持とう
とする首相などもってのほかだ。

トップナイフ第８話

脳卒中や脳外傷での手術後、人間の意
識や認識が大きく変化するときがある。

性格がガラッと変わった（怒るなど）
左側の認識ができない（半側空間無視）
うまく話せなくなった
・・・

家族やまわりの人が振り回され疲弊し
ていく。

医療ドラマ「トップナイフ」の第８話
をみた。

後半の最後で、妻が手術同意書に記入
し「離婚届けです」とさしだすことに
対して主人公が「婚姻届けですよ」と
切り返したのには感心した。

夫婦の若いとき、そして高齢になった
ときの、女性の揺れる心のひだが見事
に描かれている。
妻を演じる原日出子さんの表情が良い。
秀逸なドラマだと思う。

ところで、こうした脳卒中は「予防」
が大切だ。とりわけ若い時からの食生
活も大きな影響を与える。

数年前、私は栄養士の講演に参加した
とき、これは若い時に聞くべきことだ
とつくづく思った。

企業でも30代を対象にした食生活を考
える講習に参加させるべきではないか。

予防とともに、実際に罹った時の医療
費は高額だ。

あっという間に万単位が飛んでいく。
その後の医療のリハビリも高い医療費
がかかる。

国民皆保険といっても、そこから排除
された人たちもいる。
国民健康保険の資格証明書問題だ。

新型コロナウィルスにおいて、国保の
ない人をどうするのか。

市民団体や日本共産党が早くから要求
していたことが、2月28日に、厚生労
働省から資格証明書でも「帰国者・接
触者外来」では短期保険証とみなすと
いう事務連絡を出した。

大きな前進だ。
保険証がないからとガマンすべきでは
ない。

自公政治の「金なき者は自己責任」だ
という「新自由主義」の政治を少しだ
け押し返すことができた。